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人の夢は儚い

今日から4月ですね。

4月1日、新年度一発目いってみましょう!

「何だ!?地震か!?」


ヤゴを撃退し平穏が戻った村の一室で眠っていたマサルは突き上げるような縦揺れにバランスを崩しながら外へと出た。

ところどころで傾く藁葺き屋根を視界に捉えつつビクティニアスへと連絡を取る。神になった時、メニューからメッセージ機能が相互に送信可能となったのだ。連絡を受けたビクティニアスはすぐにマサルの元へと駆け付けてくれた。


「何でこんな所で地震が?………これは生き物の仕業みたいよ。今度は間違いなく北の山脈ね、正体は、」


「ビクティニアス、正体までは良いよ。俺が介入する以上は全部が神の力で行ってたんじゃあ、地上の子供たちにとって良くない。」


「調査や問題の解決は俺が行ってやるよ。ヴィンターリアが無事なら大丈夫、色々と経験してくるよ。」


そう言ってビクティニアスの頬をそっと撫でてから村人の救助に走るのだった。地震が起きた夜が明けると疲労困憊の村人たちを残し山脈へと向かったマサル…山脈の麓から見上げると怪しい穴が山の中腹に空いており、明らかに怪しさを醸し出している。


「あそこから山の中に入るしか無いな…。」


マサルは岩肌が続く山をカモシカの様に登り、一息で問題の穴の場所へとたどり着いた。さて中に入ろうかなと中を覗き込んだ瞬間、巨大な物体が猛烈な勢いで飛び出してくる。


「うげっ!?何だよ!」


出てきた影が通りすぎて、その物体を確認しようと振り替えると空に巨大な生き物が浮かんでいるのを見付けた。


「あれは!?まさか、この世界で本物に出会えるとは………。」


大気を唸らせながら翼をはためかせ、深い緑色の鱗を太陽光に輝かせながらマサルの前に現れたのはファンタジーの定番のドラゴンだった。その幻想的な光景に見とれているとドラゴンの胸が膨れ上がり、それが喉、口へと上がっていく。


「やべっ!ブレスっ……。」


岩肌剥き出しの地面に横っ飛びに回避行動をとると、先程までマサルの立っていた地面を炎がなめる。


「ちっ、いきなり襲ってくるかよ!」


と言いつつマサルもアダマンタイトの槍をドラゴン目掛けて投げつける。槍は喉元に刺さるが身体の大きさも相まって致命傷にはならない。

暫く睨み合うマサルとドラゴン…やがて羽ばたく反動で槍が抜け落ちると、マサルを見たまま少し後ろに下がってから身を翻して大空へと消えていった。
















「……………という夢を見たんだ。」


最後の言葉に子供たちはワクワクした目が急に醒めた目に変わった。田舎の子供たちの暇潰しには言いかと色々な話をしていたのだが、どうやら気に入らなかったらしい。


「まぁ、大きくなったらヴィンターリアに勉強しに来て色んな話に触れると良い。本物の英雄や神話に触れる事が出来るでしょう。」


そう締めくくったマサル先生のお話は終わりを告げたのだった。

という訳でエイプリルフールなので、嘘とまではいかないですが夢オチの話を書いてみました。


遂にドラゴン来た!?と期待した方ごめんなさいです。まだまだエルフもドワーフもドラゴンも使い倒す気はありません(笑)

しかし、我ながら変なファンタジーですよね……戦闘は少ない、魔法は発展してない、エルフやドワーフやドラゴンも目立たない。

果たしてかくし球がかくし球のまま終わったりしないのだろうか!?今後に期待しておいて下さいませ。

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