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3ヵ国首脳会議

「では、恒例の3カ国首脳会議を始めます。今回は………この私、アデリナが議長としてお話する予定でしたが………予定を変更してこの方に議長を務めて頂きます。」


アデリナが急造の会議の入り口へと視線を向けるので、全員が扉へと注目する。


「…………………。」


「…………………。」


「…………………あの馬鹿、またどっかで変な事してんじゃないでしょうね。」


いつまで経っても登場しない事に苛立ちを覚え始め、アデリナが席を立った瞬間。


「サプラーイズ♪」


囲んでいた円卓の中心部分が持ち上がり、中からマサルが飛びだして来た。当然、全員が驚き顔をひきつらせている…この世界では普通、ここまで手をかけてイタズラなどする者はいないのだ。


「よいしょっと………さて今回の会議ですが…、」


「「「ちょっと待て!!」」」


なに食わぬ顔をして円卓から這い出て進行を始めようとするマサルを止める3人の王。


「何でこんなところから出てくるのよ!」


「………何でって…サプライズするって言ったじゃん。驚いただろ?」


「当たり前よ!心臓止まるかと思ったわ!」


欲しかった言葉を貰いホクホク顔になるマサル。


「ちょっと待て!!本当にマサルか!?」


「いつ戻って来たんだ!?」


どうやら、アクシオンとスレイは知らなかったらしい………今朝になって突然に掘りが出来たりする怪奇現象があったのにも関わらずだ。


「ちょっと前に兵士に挨拶がいるならそっちが来いと伝言出したんだけど?」


「そんな伝言が本当に伝わる訳無いじゃない………馬鹿なの?」


「そう言われれば……なるほどな、アデリナ頭良いな。」


「何か馬鹿にされた気がする………。」


そのやり取りをアクシオンもスレイも微笑ましい顔で見ている。


「で、説明してくれるんだろ?何があったのかを。」


スレイがそろそろ話を進めてくれと促す。


「そうだな、何から話せば良いのか…。」


マサルはゆっくりした口調で、異世界人である事、1度死んだ事、神様になった事を説明していく。


「マサルが神様にか………俄には信じられんな。」


「そうだな、事が大き過ぎる…。」


何やら考え込む2人…どうやら現実逃避している訳ではないみたいだが。


「…………ギルドカードでステータスの確認が出来るか?」


アクシオンが目に見える形での証明をしてくれと言う。


「そういえばそんな物もあったな!」


完全に忘れていたギルドカードを取り出し、3人の前で表示しようとするが………。


「んっ?おかしいな………表示されないぞ?ちょっと待ってくれよ。【鑑定】っと。」



******

【壊れたギルドカード】

力を込め過ぎて壊れたギルドカード。本来なら人の能力を表示する事が出来た。

******



「ごめん、壊れたわ……。力が大き過ぎてカードが耐えれないらしいな。」


「……………じゃあ、何か神になって出来る様になった事は?」


「この城が5日で建てれたな。あと周りの掘りは一晩で掘って湯入れて柵まで付けたな。」


「…………この城を5日?」


思わず顔を見て本当かと尋ねるアクシオンとスレイに無言で頷くアデリナ。


「あと、神様になって出来る様になった事じゃなくて、出来た事ならあったぞ。」


「ほう?それは?」


アクシオンが興味深そうに尋ねる。


「プロポーズ出来た!来年の今頃、俺…結婚します!」


「何っ!?相手がいたという事か!縁談の話はどうなる!?」


アクシオンは何やら本気でマサルの縁談を取り持とうと動いていたらしく心の底から悔しがっていた。


「いやいや、アクシオン殿。マサルくらいの功績があれば複数の妻がいても世の者たちも否とは言わないでしょう?」


「なるほど!それもそうであろう!」


瞬時に復活したアクシオンはイキイキとしてマサルに質問を投げかける。


「そうだな、2〜3年は難しいであろうが相手との兼ね合いも見て、側室でも妾でも囲い込めば良いな!で、お相手はどんな女性なのだ?」


視界の端ではアデリナが頭を抱えているのが見える。


「ふふふん、俺の結婚相手は………ビクティニアスだ。良いだろ♪」


「はいっ?今何て?」


「ちょっとどういう事だ!?」


スレイは呆けて理解出来ず、アクシオンはマサルに詰めよってくる。


「なんだ、祝福してくれないのか?永遠を生きられる様になったからずっと一緒に横に並んで歩める様になったんだ。」


「永遠…そうか。マサル………お前はおれたちとは違う道を歩む事になるんだな。」


スレイの言葉にアデリナとアクシオンは、ハッとして息を飲む。


「そうだな………あと100年とはいかないだろうが、ずっと神界に住むには身体が馴染まないらしいから、それまでしかココに居られないんだよな。」


「そうなの……………。」


「そうなのか、寂しくなるな。」


「そうか………100年か。」


しんみりとなる会議室の中。


「えっ?ちょっと待って!100年って言った?」


「んっ?そうだよ?」


「それなら私たちが死ぬ方が先じゃない!」


アデリナの言葉にその事にやっと気付いたアクシオンとスレイはアデリナと手を取り合い喜ぶ。


「じゃあ、俺は議長するのも良いけど、下でメイが探してるみたいだから行くな!」


「えっ?ちょっと!?」


「あっ、3人にお願いがあるんだった。来年の今頃に結婚するって言ったろ?この街で結婚式を挙げるから3人にはその準備や後ろ楯を宜しく!じゃあな!」


最後に特大の課題を投下して、会議を荒らしに荒らして退室するマサル。


「さて、どんな式にしようかな。ビクティニアスと色々話し合わないとな〜♪」

…………昨日は更新しても誰からも感想も反応が無く、ほぼ一晩中感想が無いかなとか反応無いかなとチラチラスマホを見ていて酷い風邪をひいたうさぴょんです。

基本的にうさぎ同様、繊細で臆病な動物な私は全く反応無いと不安になるし、読者の皆さんが離れるんじゃないかと毎日更新が途切れさせられません。誰でも良いから反応してよお!プリーズ!そして、評価や感想もですが、たまにはレビューしてくれても良いんやで?


という事で本日はこのまま寝ます。おやすみなさいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 今日昼からでここまで読ませていただきました。おもしろいですね。 主人公チートする作品は多いけど、この作品はどちらかといえば内政チートしているので、私の嗜好ともぴったりです。 [一言] この…
[良い点] マサルの自由な感じが良いですね。 司会をすると言いながら、「結婚します面倒事もよろしく」で去っていくとことか。 [一言] 今日は楽しかったです。 また明日以降拝読させていただきます。
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