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思惑?他人事ですよ?

ビクティニアスたち神々は神界へと帰り、神殿内の自室を弄ろうと思っていると、


「マサル!ここにいたのね。ヴィンターリアの状況と今後の予定について話したいんだけど。」


先程までは神殿に結界が張ってあり普通の人が入り込めない様になっていたのだ。


「取り敢えず来週にはグレイタスとバゼラールカ代表の訪問団がくるから色々と各国の協力体制の協議と縁談がいくつかあるんだけど…。」


「縁談?誰の?」


「…えっと、あれから何度も話は来てたんだけどもマサルはほらいなかったでしょ?」


「まさか………俺の?」


「えっと………なかには簡単に断れない縁談もあって………。」


大臣や大貴族の娘の縁談などがそうで、理由なく断る事が出来なかったのだ。


「でも、俺………結婚決まったんだけど。」


「えっ?いつ?誰と?昨日帰ってきたばかりよね?」


急過ぎる告白にアデリナは戸惑う。


「えっと、相手はビクティニアスなんだけど。」


「そう、ビクティニアス…………えっ?ビクティニアス様!?それってどういう!?」


「今朝プロポーズしたんだ。」


「でも、ビクティニアス様は神でマサルは………えっ?どういう??」


どうやらヴィンターリアのみんなはマサルが神となった事を知らない様で、細かい情報のすり合わせが必要な様だった。


「あの4年前の戦いに1度死んだ俺は、ビクティニアスたちを助ける為に異世界の神様の手によって神になったんだ………というか、そもそも本当は俺はその異世界で生まれた人間で、この世界の人間じゃないんだよ。」


「1度死んで神様になってきた?異世界?異世界って何処にあるの?えっ?どういう事よ?」


完全にパニックを起こしたアデリナを何とかアイテムボックスから出した椅子に座らせ落ち着かせる。


「まぁ、何だ………ちゃんと説明するし、仕事はちゃんとする。問題も解決してやるから少し落ち着けよな。」


「丸投げしていい?」


「女王様として最低限の事やるなら後はザーグやクック、俺に丸投げしていいから……だから安心しろ。なっ?」


「うん。じゃあ、後は任せる…。」


どうやらマサルの帰還最初のお仕事は住民たちへの大規模な説明会からのようだった。

PCが欲しいのですがOfficeソフトの入ったPCって高いのですね…小説書く専用機にするのに購入しようとしたら…えっ?最低6万円から?…泣くよ?(笑)

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