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第三十九話 潰えた者の目的

「エレア、そうえばリスタさんとフェルさんは?」


 そう聞くと、エレアの表情が一気に暗くなった。


「あー、シン、そのことなんだけど......」

「フェナ、そこから先は私が話すわ」


 エレアは、小さくつぶやくようにそう言った。

 すると、フェナは黙り込んだ。


「さっきこの街に魔物達が押し寄せてきたって言ったよね? その時、お父さんはお客さん達や他の人たちをこの地下に誘導していたんだけど、その時に......」


 俺はただ無心にエレアの話を聞いていた。


「お母さんはそれを聞いてどこかに行ったっきりで......]


 途中でリアン耐えきれなくなってエレアも口を閉じた。

 正直途中から罪悪感しかなかった。


「シンは、この後どうするの?」


 エレアはそう聞いてきた。


「ああ、取りあえず一日はこっちで過ごそうと思う」

「それにしてもどうしてレイズニアに?」


 フェナがそう聞いてきた。


「ああ、それは仲間が何かここに用があったらしくてね」

「その人は何処にいるの?」


 フェナのその一言に対してリアンが少しその言葉に動揺した。

 やはりリアンも気にしているのだろうな。


「実はそいつもこの前魔物に襲われてな、名前は鏡牙っていう奴だ」


 フェナは鏡牙の名を聞いて首を傾げた。


「鏡牙? 確か何年か前に同じ名前の人が住んでいたような......」


 なに!? 

 もしかしたらなにか手掛かりがあるかもしれない。


「フェナ、鏡牙について教えてもらいたいんだが......」


 その後、俺達は鏡牙の事について少し教えてもらった。

 どうやらアイツは婚約者がいたらしいが、前に変わった人が鏡牙を訪ねてきてその日以来、婚約者が病気で亡くなって、鏡牙も人が変わったようだ。

 その婚約者の名はリアナというらしく、この街の外に墓があるらしい。

 もしかしたら、鏡牙はそのリアナの所に行こうとしていたのかもしれないな。

次回「 一瞬の出来事 」

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