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証言一

証言1

面接


「あなたはこのバイトの00000に選ばれました」

採用が決まって数秒後、店長が言ったんです

僕は波多野翔吾です、大学生してます、あ、一応彼女も居ます

あのバイトやばかったですよ、一種の宗教?って言うか。まあ今は安全な場所で安全に暮らしてるんですけど

なんでバイトに応募したのかと言うと、まあ金ですよ、金、当たり前じゃないですか、笑バイトってそう言うもんでしょ

まあ、自分の話はこんくらいにして、あの時のこと、話しますね、

面接の時は店長と2人きりの個室でした、まあそん時からカーテンの後ろから視線は感じてたんですけど。

バイトの子達だったんじゃ無いんですか、

店長は怖いくらい優しかったですよ、ほんのちょっとした段差でも大声で、そこ!って叫んでました怖い表情で、ビクってしましたよ、そしたら急に笑顔になって僕に優しい声で

段差あるから気を付けてね

怖いですよね、初対面で入った瞬間にでしたよ、

あ、言い忘れてました、僕裏口から入ったんですよ、それで靴脱ぐ所の数センチ前に、足を置いたら急に言われました、

僕は即座に足を引っ込めました。

す、すみません、って、謝りましたそしたら意味わかんないこと言い始めて、

そこは00000になった人が使う所だから、気を付けて、って、は?って感じですよ、さっきまではそこ段差あるから気を付けて、って言ってたのにですよ、その時はまだ違和感は感じてなかったんですけど、よくよく考えたらおかしいですね、

その時引き返せば間に合ってたのかも知れません、もう手遅れですけど、

バイトリーダ紹介された時でした、その時に初めておかしいなって感じました

噛み合わなかったんです、話が、

店長がバイトリーダーにそこに座って、って言ってもそのバイトリーダーは店長にお構いなしに僕に視線を向けてるんですよ、でも店長も店長で僕にバイトリーダーの事紹介してるし、確か岡崎悟って名前だったと思います、店長は岡崎、、、しか知りません、親子なんですかね、

悟さんに、なんですか?って聞いても何も答えないし、ずっと目線を合わせてきて、居心地悪かったです、さっきも言ったようにカーテンの向こう側から視線も感じるしで、逃げしたくても足が上手く動かないと言うか、金縛りというか、、、店長は意味わかんないこと言ってるし、で、店長とバイトリーダーがコソコソ話してて、その時店長が、こっち向いて、言ったんです

あなたは採用ですって

そして最初に戻るって感じです、本当に気味が悪かったです

00000の内容、ですか、、、あんま思い出したくないですね、てか覚えてないです

すいません、

その後はバイトの皆んなに僕の事紹介してました、

今日からうちの居酒屋で働く00000だ

変ですよね、

さらにおかしいのは、バイトの人達、それを聞いた瞬間、自分の首を曲げていったんです、皆んな曲げていってました

逃げようとしました、今回は足が動きました、そのまま、出ようとしたら店長が

「また明日」そう言ったんです

2度と来るかこんなとこ!

叫んでやりましたよ、そしたら

また明日、あなたはここへ来ると思いますよ、

店長が笑顔で言ったんです、

来るわけがない、そう吐き捨てて帰路につきました、その時から始まっていたと思います、てか手遅れだったんです

で、親友の櫻井奏太って奴に電話しました、あそこのバイトやばいって、、、てか、そもそも奏太に紹介されてなかったら面接行ってませんでしたからね、、、しかも奏太はそんな場所じゃないよ、あそこは、とか言い始めて、ムカっと来てちょっとした喧嘩になったんです、ふざけんなよって、あの時仲直りしとけばよかった笑

僕、3ヶ月前くらいにサークル内のみんなで、占いに行ったことがあるんです、

そこでした、店長と会ったのは。店長って?あの居酒屋の店長ですよ、サークルは僕を合わせて、、、4人くらいでした、僕の車で行きました、僕一回断ろうとしました、占いなんて信じてないって、

でも断れる雰囲気じゃなかったです、これ断ったら、サークルでも大学でも居場所がなくなる気がしたんです、んで、わかった、って言ったんです

そしたら、サークルのボス?って言われてる若林裕人ってやつが、僕の車で行こって言い始めて、は?って感じですよ、でも金を出されて、それで行くことにしました、

車の中では、おもんない会話が広げられてました、

心の中で、おもんなって思いながらもちゃんと聞いてました偉くないですか?

車を置いて、歩き始めました、その時、路地裏で体育座りしている店長がいました、

そうです、あの店長です、居酒屋の、

僕、話しかけたんですよ、そのばの悪ノリ?っていうか、遠村勇杜ってやつに言われたんです、あいつに話しかけたら?って

嫌だよ、って言ったんですけど、さっき金を渡されたんで、断れなかったんです、本当馬鹿ですね、

それで話しかけたんです、あのーなんか困ってることありますか?って、

一回目は、顔を上げなかったんですけど、二回目言った時でした

顔を上げたんです、そしたら、

輝いたように僕を見つめました、

あなたを求めていました!って、

僕気味が悪くて、後ずさりしました、ずっと笑ってるんです、店長、

尻餅しました、そしたら店長がこっちにやってきて、

いつでも待ってますからね、と言ったんです、

叫びました、それで、サークルのみんなが、これやばいんじゃない、みたいな感じで、僕のことを抱えて、占い師のところへ連れて行きました、みんなはそんなつもりでやってないって言うんでしょうが、

占いの所に着いて、みんなはソファーに座って僕はパイプ椅子に座りました。

みんな占い師に、いつ結婚できますか!とか、俺の夢は叶いますかね?とか。

占い師は

最近の若い子は元気ねー

と言ってました、僕はただのうるさい大学生としか思いませんでしたけど、それで占い師が僕を見た瞬間、真剣な顔になって僕を見るんです、

あんた、嘘を、付いているか?

はい?って聞き返しました、

おかしいですよ、僕が嘘つきだ、っていうんですか?

って言ったんです、そしたら占い師の人が、

いや、あんたは嘘をついているって言ったんですよ、

それでちょっとカッとなって、自分以外の3人に睨みつけました

それで占い師に言われたんです、

あんた、呪われやすいから気を付けなって

舌打ちしました、それで逃げるように出て、自分の車に戻って、家に帰りました、そして、奏太に相談しました、全部話しました、そしたら急に奏太が

あ、そういえば翔吾にいいバイトあるんだよ

って言われて、今その話してないけどって思ったんですけど、一応聞いてみたんです、

恥ずかしいことに僕常に金欠で、そのバイトの時給見た時、飛びあがっちゃって、

時給2500円で、すぐあいつに紹介して!って言ったんです、そしたら

分かった、じゃあ2週間後の3時ね、面接

了承しました、よくよく考えたらあいつが僕に紹介したせいで僕が、、、

てか全部あいつがあいつが全部悪いんですよ、ハメやがって、まじふざけんな、

それで3日後、怖い出来事がありました、僕ホラー映画とかめっちゃ好きで、びっくりするシーンとかも全然大丈夫なんですけど

実際に体験すると馬鹿怖いんですよね、

3日前サークルのみんなと飲んでて、いや飲まされてが正解か、

飲まされてて、それで終電ギリギリになってようやくみんな帰るか、みたいになって

あ、その日は雨が降ってました、結構デカかったですよ、ちょっと雷雨気味でしたね

みんなは都内に住んでるからバスとかで帰ってたんですけど、僕はちょっと離れた所に住んでたからそこで解散したんです、

そして帰り道、夜中の2時くらいに細ーい道を、歩いていたんです

あの、わざと通ったんじゃないですよ?そこ通らないと帰れないんで。

それで歩いていたら、後ろから、

やっと会えました

って、怖すぎて僕止まりましたよ、だってあの店長の声でしたから、

振り向きました、そしたら店長の首がですよ、曲がってたんです

そうあの時バイト全員が首を曲げた時みたいに、怖いですよね、

で、叫びました、でもおかしいんです、声が出ないんです、なんか、誰かにのど喉を押さえつけられているみたいな感じです、

でも店長そんなことお構いなしに近付いてくるんです、後ずさりしました、それで首が曲がったまま店長が、

待ってまるのに、なんで来ないんですか?

耳が張り裂けそうなくらいに大音量でした、そっからの記憶はないです、

断片的にしか、その後家に帰って、寝たんですかね?

まあでも、翌日ベットで目が覚めましたから帰ったんでしょうね、

2週間後の面接まで、奇妙なことしか起こりませんでした、ずっと何かにつけられてるみたいな感じです、

毎回振り返っても何もいないんですけど、あ、怖かったこと思い出しました、その翌日です!その日の帰りは大丈夫だったんですけど、

家に帰ってお風呂入ってる時です。

なんかお風呂ってお化けが出やすそうじゃないですか?

僕幼稚園の頃、怪談番組?みたいなやつを見てたんです、その中にお風呂で髪を洗ってる時は後ろに絶対にお化けがいるみたいなやつを見たんですよ、まあ本当なのかは知りませんけど

それでその番組を見てからお風呂が怖くなって、お風呂で髪を洗ってる時ずっと後ろを見ながら洗ってて、

あ、時々ですよ?後ろを向きながら、洗ってます、

で、その時も後ろを時々チェックしながら洗ってたんです、そして、後ろを確認して前を向いた瞬間、後ろから、

私はあなたを憎んでいます、って聞こえたんです、

恐る恐る後ろを振り返ったら、泥だらけの店長がいました、

僕は叫びました、そしたら近所の人達がインターホンを押す音が聞こえました、

当たり前ですよね、夜中に叫んでる人がいたら、普通起きますよね、

でも僕ずっと店長に怯えてましたから、インターホンの音は聞こえませんでしたけど

そっからは警察が来て事情聴取されて、僕が体験したこと全部話しました、警察はなんか僕の話まともに聞いてくれませんでしたけど

警察の名前ですか?んー確か、鹿村刑事でした、

鹿村刑事はなんか、怖い人でした、中学の時思い出すな、

あの人たちの目って、変な冷たさがあるんですよ、

あー今思い出すだけでも怖くなってきました、

これが‘‘トラウマ‘’ってやつなんですかね、

僕が中学生の時、僕のクラスで事件があったんですよ

これもまた首がなくなる事件で、

僕って首に呪われているんですかね

その時に警察や先生たちからの目線が怖かったんです、まるで汚物を見るような目、

なんで汚物に見られたって?

僕が第一発見者なんですよ、数学の時間でした、そしてトイレに行きたくて、先生に

トイレ行っていいですか?って言ったんです、

行っていいよと言われたのでトイレに行きました、

トイレは普通のトイレでした。

でもなんか異臭がするんです、トイレからも僕の制服からも

そして個室を開けると、

金星光っていうまあクラスでいう人気者がトイレの座る場所に首を突っ込んでるんですよ、

それで汚いって思って僕

金星君何してるの笑汚いよーって言ってトイレの座る場所を覗いたんです、そしたら、

首がなかったんです、

本来あるはずの首が、なかったんです、

それで絶対に触っちゃいけないのに僕金星君の肩の所を持ち上げて、床に置いたんです、

金星君結構イケメンで、男女関係なくモテてました、まあ男子は友達になりたいとかそんな感じでしたけど、

でも首がないから、怖かったんです、

それで僕の制服と手に血が付いちゃったんですよ

その手を見て叫びました、

先生達が何事だ!とトイレに入ってきて、女性の先生は洗面台で吐いていました、

警察が来て、僕に

覚えている事なんでもいいから言ってみて、と言われて全部話したんです、

その刑事の相棒の人が嫌な目で僕を見つめてくるんです、それがトラウマで、、、

それからと言うもの生徒や先生までも僕を嫌悪な目で見つめて来て、

ありもしない噂も立てられました、

あいつが殺したんだ、とか、

金星を返せ!とも言われました、

なんで死んでる人を返さなきゃいけないんでしょうね、もう死んでるのに、

それからは担任からも僕冷たい視線をかけられて、僕不登校になったんです、居場所がなかったから、僕がいなくなった後、学校がどうなっていたかは知りません、

まあ僕勉強嫌いな方ではなかったので、家と塾で高校受験に向けて、勉強をしてましたね、

それで高校は私立高校に行きましたね、普通ぐらいの偏差値くらいの所でした、

あ、思い出しました、あのサークルで飲みに行った日も目が怖かったんですよ、

怖い体験した時の、目が死んでるというか、

あれ、なんの話してましたっけ、

あ、思い出した。

そこで、奇跡的に、あいつと高校同じになったんですよ、

奏太です、

小学校は同じだったんですけど、クラスが違うからあんま仲良くなかったです、

中学は、小学校の隣に、四季坂中学校って所があって、みんなそこに通ってたんですけど、

はい?あ、四季坂中学校はあの首無し事件のあそこです、

でもあいつは違う中学行きました、えーとなんていう名前だったかな、

あ、そうだ、思い出した、坂倉中学校ってとこ行ってました、

後で聞いてみたら、みんなとあんまり馴染めなかったから、って言ってました

あれ、なんの話してたっけ、

あーそうだ、高校一緒になって、

あっちが俺に気づいて

あれ?翔吾?

って言われて、振り返ったらあいつがいました、

最初は、誰?って言いました、

そしたらあいつが

小学生の時の、奏太だよって言いました、

それで僕思い出して、あーって言ったんです、そして、

小学生の頃の話で盛り上がって、

大学も一緒になりました、そして、今も親友です

あ、話と逸れちゃいましたねえーとなんでしたっけ、

あ、そうだ思い出した、警察に全部話して、僕は寝ました、

翌日、僕全然寝付けてなくて、寝ぼけながら、昨日の帰りのコンビニで買った、弁当を食べようとして、冷蔵庫から取り出そうとしたんです、そしたら、そしたらですよ、

なかったんです、弁当が、

え、昨日買ったのにな、と思ったんですけど、ないんです、

不思議に思いながら、買った履歴を調べました、

あれ、買ってるのにな

買ってたんです、

なのになぜないんだと思ってその店を調べました、

そしたら、あの居酒屋で買ってたんですよ、僕

やっぱりあのバイトはやばかったんです

てかやっぱりこれ僕悪くないですよね?

僕被害者っていうか?

全部全部全部全部

あいつらが悪いんじゃないですか、

僕間違ってます?

まあいいや、僕があのバイトで知っていることはこれくらい、、、

いや、そういえば、あのバイトどうなったんですかね?

全部なくなったんですか、

へーよかった、僕みたいな犠牲者が出なくてよかった、

みんな元気にしてるかな、笑

元気にしてたらいいな、

じゃあ、これ以上クタクタ喋っててもあれなんで、僕があのバイトについて知ってることは以上です


ありがとうございました


2025年5月7日19:45波多野翔吾

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