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愛を探しているだけ。  作者: 色羽


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0話

ただ愛されたい。

愛を探しているだけの

愛着障害の女の子のお話。


私はごく普通の一般家庭に産まれた。

父は長距離運転手のため家には月数回程度しか帰宅しなかった。

母もパートが忙しくあまり家には居なかった。

でも幸せだった。そう思っていたのに父の不倫が原因で私が中学生の時に両親は離婚した。

長距離運転手であまり家に居なかったこともあり離婚しても生活は特に何も変わらなかった。

でも私の心にはぽっかりと穴があいた。


大人になってから気づいた。

幼少期両親から愛されていたのかわからない。

両親はあまり家に居なかったから。

抱きしめられた記憶もない。

気づいたら小学校1年生の時には台所に1人で立ち、簡単な目玉焼き、卵焼き、野菜炒めは作れていたし、

1人で電車に乗れていた。


そんなことを思い出すと胸が痛い。

それから強く思うようになった

「愛されたい」

そこで知ったのは愛着障害という言葉。


愛着障害とは、

幼少期に父母との間で「情緒的なきずな(愛着)」が十分に築かえれなかったことにより、大人になってからの対人関係や情緒の安定に問題が生じ、強い「生きづらさ」を感じる状態を指すこと。


調べて納得した。ああ、私かな。


そこからだ、ただただ愛を探していた。

誰かに愛されたいと思い18歳になり私は夜の世界に出た。ここは私を愛してくれる。そう信じていた。


18歳ではじめて彼氏ができ、結婚、出産、そして不倫

探しつづけた。私の心の穴を埋めてくれる人を。

そんな物語です。



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