表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/38

第21話

夏休みのエピソードなんも思いつかんかったからいつか番外編として出すね

夏休みも終わり授業が始まった。

9月は8月に比べて比較的過ごしやすいがそれでも暑いものは暑い。

教室では冷房がやりすぎなほどに効いているのだが、部室は元々使われていなかった教室のためエアコンがついていない。

4人共汗を流し今にも溶けそうになっていると部室のドアが開いた。


入ってきたのは文化祭実行委員長の深谷恭子先輩だ。

椅子に座ってもらい話を聞く。


「文化祭実行委員の仕事が始まって1週間が経つんですが一向に終わる気配がなくて困ってるの」

「それは・・・能力不足・・・なのでは・・・」

「あなたそれ・・・本人の前で・・・言うことじゃないでしょう」


暑すぎるせいで考えられなくなってきている。


「仕事を手伝ってくれるなら冷房の効いた部屋に招待するけど?」

『ぜひ!!』


冷房と効いた瞬間に飛び起き4人でハモってしまった。


視聴覚室に入るとそれは天国のようだった。

リクライニングのある椅子、キンっキンに冷えた空気。

生き返るぜ。


だが入ってすぐに何かがおかしいことに気づく。


「深谷先輩。なんか人数少なくないですか?」

「そうなの。今の3倍位いるはずなのにオリエンテーション以来来てくれないの」


なるほど。文化祭や体育祭は準備が楽しいと言われているが、いざ委員会に入ってみたら思っていたのと乖離しすぎてやる気を無くしたと言うわけか。


「とりあえずあなた達にはそれぞれのクラスの予算とかの計算とそれをパソコンに打ち込む作業をお願いするわ。パソコンはそこに積んであるやつどれでもいいから使って」


本来部外者に触らせるわけがない金銭関係の計算すらも俺たちに任せるほどに切羽詰まっているらしい。


夏休み前にそれぞれのクラスの出し物は決まっているため各クラスから提出されたほしい物リストと実行委員で決めた基準を見ながら各クラスの予算を決めていく。明らかに要らない物だったり、高価すぎる物は弾きつつクラスごとに不平等が出ないように3人とコミュニケーションを取りながら予算を計算する。

今日は半分のクラスの予算を決めて終わった。


〜次の日〜

八潮先生に万部についての活動報告をしに職員室に向かうと先輩がいた。

どうやら文化祭担当の先生に進捗について怒られているらしい。

「いつになったら終わるんだ」「あと2週間しかないのに何をやってるんだ」

別に彼女のせいではないのに来てない奴らのことを口に出さずすみませんと謝るばかり。

話が終わると俺と目が合った。こっちにくると


「川口君も職員室に用事あったんだ」

「ええ、まぁ。なんで先輩は来てない奴らのことを言わないんですか?作業が進んでないのは先輩のせいじゃないですよね」

「それは、みんなに文化祭を楽しんで欲しいからでそれに、みんなが来ないのは私のリーダーシップが不十分だったからだから悪いのは私だよ」


面白くないな。見ていてイライラする。

当然立候補しといてこない奴らもそうだが、全て自分で抱え込もうとする姿勢が3ヶ月前の自分を見ているようでイライラする。


「本音はどうなんですか」

「本音って・・・。それはもちろん私だってあんなパワハラ受けるのはいい気分じゃないよ。けどそれを先生に言って実行委員の雰囲気が悪くなるのも嫌だし・・・でもみんながいるし君たち万部も手伝ってくれるなら心配ないよ」


そう言って顔を上げて俺を見る。しかしその目は焦点があっていなかった。

次の瞬間先輩は倒れ込み気を失ってしまった。なんとか保健室に運び込むと保険の先生曰く疲れが祟ったらしい。

このまま保健室にいてもできることはないので当初の目的である八潮先生に報告をしに職員室へ向かう。


「なるほど。彼女ら2人の問題の解決もできたのか。ならばもう万部を解散してもいいのだがお前はどうしたい?」

「続けますよ。今、また厄介な依頼を抱えちゃったんで」

「そうかいいことだ。ではその依頼についてお前に問おう。先ほど実行委員の委員長である深谷が倒れたと聞いたのだがお前はどうするつもりだ?」


文化祭まであと3週間、各クラスの準備期間が始まるまであと2週間。とても7、8人程度で終わる仕事の量じゃない。つまり俺がすべきなのは


「委員を連れ戻します」

「ではどんな方法で?」

「それは・・・」


八潮先生に言うと


「いいな。面白そうだ」


と言って協力の姿勢を見せ俺を帰した。


〜1週間後〜

視聴覚室は文化祭実行委員全員で埋まっていた。

だが元々来ていた委員以外は作業をせずスマホをいじったり友達と喋ったりするだけで作業をする姿勢すら見せていなかった。

そこに八潮先生と未央、優香、花奏の4人が入ると騒がしかった教室が一気に静かになる。


「全員席に着き、それぞれパソコンを準備しろ」


八潮先生はそういうと自身のスマホを視聴覚室のスクリーンに接続し動画を流す準備をする。


「せんせー。私このあと用事あるんですけどー」


と八潮先生に話しかけるとそれを「それについて今から話があるから座ってろ」と一蹴し

動画を再生した。

今回から文化祭編です。ここから一気に物語を加速させます。乞うご期待

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ