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第13話

一日3話位書いてるわ

朝。気持ちよく眠っているとスマホが鳴った。未央からだ。

こんな朝早くから何かあったんだろうか。半開きだった目は勢いよく開き着替えながら電話に出る。


「どうした!?何かあったのか!」

『何もないわよ。土曜日なのにこんな時間から起きてるなんて珍しいわね。それでこれから朝ごはん作るのだけれど食べに来なさいよ。まだ食べてないでしょうし』


なんだ。何もないならよかった。


「そうか。よかった。せっかくだし食べに行くよ」


そう言って電話を切ると未央は料理ができないことを思い出し、これでもかというくらい早く支度を済ませ家を出た。


未央の家に着くと美味しそうないい匂いが玄関まで届いていた。

リビングにはウッキウキで配膳をしている優香とまだ昨日の傷が痛々しい狭山さんがいた。キッチンにはエプロンをつけた未央。

いいものを見た。


「あ!蓮ちゃん早く座って!もうできてるよ!」

「いや、俺もなんか手伝うよ」

「やることなんて特に残ってないわよ。残念だったわね」


「早く座りなさい」と言われたので食卓に着く。皆で「いただきます」と手を合わせ箸を持つ。


献立はトースト、目玉焼き、サラダ、コーンスープという一般的な朝食だ。

どれも美味い。未央もやればできるじゃないか。

特に目玉焼きは黄身が半熟で理想的な目玉焼きをしていた。


朝ごはんを食べ終わるとこれからの話になった。

まず学校に行く上で必要な制服やその他荷物、日用品を取りに行くらしい。

父親が外に出たタイミングを見計らい必要な物をかき集めて逃げるらしいが誰が家を見張るのか聞いてみると全員俺をの方を向いた。

まったく人使いの荒い奴らだ。


次にこの件についてどう解決するかの話だがこれがめちゃめちゃ難航した。

一番いいのは話し合いで解決するべきだが最悪の場合も考えておかなければいけない。


「そういえばお小遣いとかはどうしてたの?生活費とか」

「生活費はお父さんがプロ時代に稼いだお金で賄っていました。お小遣いはお母さんに毎月振り込んでもらってます」

「お母さんとは連絡取れる?」

「はい、でもスマホがないことには・・・」


十分だ。お母さんと連絡が取れるのであれば他の作戦で解決できそうだ。解決の糸口が見えてきた気がする。

すると未央も同じことを思ったのか


「今日は何したいとかあるかしら?」


と話題を変えてくれた。このまま暗い話をしていても気分も落ちていくだけなのでこういう時の未央の察する能力には感謝だ。


「外に出るのもアレだしゲームでもするか?」

「私ゲーム持ってないのだけれど」

「俺が家から持ってくるよ」


そう言って一度家に帰りゲーム機やカセット、コントローラーその他にも家にあったポテチなどを適当に見繕って未央家に戻る。

その日は朝から晩までパーティーゲームをやって過ごした。


次の日

俺達は朝8時から張り込んだ。9時ごろになると狭山父は・・・いや、これからはクソ野郎と呼ぼう。クソ野郎はどこかへ出掛けて行った。その隙を見計らい4人で中に突入する。日用品や衣服を大きなカバンに詰め外に運び出す。側から見れば空き巣だろうが朝で人通りも少ないおかげで通報されることはなかった。

未央と狭山さんには先に詰めた荷物を持ち帰って貰い俺たちは制服や学校で必要な物を詰めてから帰ることにした。


家を出てずらかろうとしたその時。何か忘れ物でもしたのだろうかクソ野郎が帰ってきた。


「お前たち何やってる!それは奏音の・・・。それにお前はこの間の!!」


逃げたいが荷物を持ったままだと逃げきれないので俺は優香に荷物を渡し足止めをすることにした。


「また会ったなクソ野郎。さあ第二ラウンドと行こうぜ。俺の体とお前の拳どっちが先に限界を迎えるか勝負だ!」

「ガキぃ!奏音の物を返せ!」


優香を追いかけようとするが俺がクソ野郎を抑え動きを封じる。奴も俺を倒さなければこの先はいけないと分かったらしく俺をしきりに殴り引き剥がそうとする。


「そんなに娘が大事ならなんで手を上げたりしたんだ!」

「親の言うことを聞かなかったからだ!親の言うことを聞くのは当たり前だろ!」

「お前がしていたのは教育でもなければ躾でもない。第二のお前を作ろうとしていたんだ!彼女はお前じゃない。彼女は彼女だ!そこんとこ分かってから親とか言え!」

「ガキがわかったような口を!」


結局なんなんだこいつは娘のことを愛してるのかそうじゃないのかわからなくなってきた。

だがまだ話で解決できそうな雰囲気だ。


体感5分ほど経っただろうかそろそろ全身が限界を迎えそうだ。隙を見て奴の懐から抜け出し走り出す。前回からの反省で逃げるための足を残しておいたのだ。当然奴も追ってくる。俺がいく場所に狭山さんがいると考えているのだろう。だが舐めてもらっては困る。こちとら最近体育祭のマラソンのために授業で走り込んでいたのだ。元プロの元酒浸りのDVクズ野郎に負けるわけがない。

奴が見えなくなってから10分ほど念を入れて走り回り未央家に戻る。


リビングに入ると新しい傷を作ってきた俺を優香が「蓮ぢゃーーーん!」と泣きながら走り寄り抱きしめ迎えてくれた。

いたタタタタ!肋多分ヒビ入ってるから痛いい!

・・・だがやはり優香の温かさが俺に安心感を与えてくれる。


その後持ってきた荷物を未央が用意した部屋で開け、俺の処置も終わったところで全員を集め俺の作戦を伝える。満場一致で作戦を開始する。


2週間後狭山家。俺、狭山さん向かいに狭山父の3人で机を囲っていた。

戦闘とか叫んでる描写ってむずしいね

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