7話 召喚チート
◆ 7話 召喚チート
スキル教会総騎士団の副団長に任命されてから3ヶ月程の事である。鑑定スキルが付加されたマジックアイテムが手に入った。原則持ち出し厳禁だが使いたい放題のスキル教会アイテムを使って、ステータスチェック。
名前 ヴァン・アーカード
年齢 15歳(精神年齢4⚫)
性別 男
職業 スキル教会騎士団員→副団長
レベル 36 → 58
筋力 120 → 188
耐久 90 → 134
俊敏 83 → 109
知性 160 → 192
魔力 985 → 1147
幸運 888 → 921
スキル
【エクストラスキル召喚師レベル5 →8】
なんでも召喚できるよ。
【魔術スキル魔力消費減少レベル8→12】
魔力消費を節約できるよ。→大幅に節約
【魔法スキル魔力量増大レベル9→14】
魔力量がおおくなるよ。→大増量
アビリティ
魔法
火属性、水属性、土属性それぞれレベル3。
召喚魔法レベル5→8。
召喚魔術レベル2 new
死霊魔術レベル3 new
黒魔術レベル5 new
剣術、槍術、弓術、体術、馬術それぞれレベル2。
過去の実績と実験から想定の範囲内だったが確信した。この異世界は人間を殺しても経験値となる。経験値として加算される。召喚師として本格活動したのは正式入団してからだが、アビリティ増えてんなぁ。超絶ブラックな教会騎士団内でもアビリティが増えるのは通常だと半年か1年間は時間が掛かると言われている。
おそらく使う頻度、回数、使用維持率が鍵だと思われる。身体強化魔法を常時展開してる脳筋バカが多少なりとも騎士団にいるが彼等の脳筋アビリティ増加率と伸び率を考えると俺の予測はあながち間違ってないだろう。
特に俺の場合、召喚の効果範囲はおそらく限界が無い。遠距離の、他国の特定場所、特定人物に対して召喚陣を指定、または召喚したモノを押し付けることさえできるしその逆の特定場所にいる特定人物を召喚する事も出来る。
契約式召喚の契約者を自由自在に指定変更可能であると言える。例えば悪魔を召喚して使役する。通常なら召喚師や召喚士が悪魔の契約者になるがこれを他の誰かに押し付けることさえ可能なのだ。つまり、この悪魔が対価として寿命を半分寄越せ、という契約で使役されてやると言ったとして、寿命半分はこいつが払う、しかし悪魔のお前を使役するのは俺だという変式契約も可能なのだ。元々がリスク無しでなんで召喚できまっせな異世界転生チート能力なのでこういったことも可能なのだ。
こうなるとやりたい放題だ。ステータスアップさせれる上位存在を呼び出して好き放題契約内容を変更してステータス魔改造すら可能なはずだ。それもリスク無しでいとも簡単に行われるえげつない行為になるだろう。そういった本来発生するはずのリスクがない歪みの代償はいったい誰が負担しているのか? それすらも無視するからチートなのだろうか。
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