設定資料集
Q.これってざっくり言うとどんな物語?
A.レイヤードでヴァーディクトウォーがフォーアンサー。外は無人のボーダーブレイクって感じ。
_____ユグドラシルサイド_____
【開発者】満木幸太郎
・ユグドラシルを作った張本人にして主人公の祖先。
・子孫に汚染された世界と言う負の遺産を残してしまった事を悔い、ユグドラシルのアップデートを行っていた為に死ぬ直前まで月に居た。遺体は多分ユグドラシルが保管してる。
・“ユグドラシル計画”は極秘プロジェクトであった為、妻や子は何故彼が居なくなったか知らない。よって主人公が開発者の子孫と言う事実は秋本和彦も“ある人物”に言われるまで知らなかった。
【ユグドラシル(オリジナル】
・オリジナルのユグドラシル。世界最適管理Aiプロジェクトの柱。開発時には山ほど妨害を受けているがそれはまた別の話。現在は正常に稼働している。
・月にある。
・小惑星から金属を回収したり使われなくなった人工衛星を解体してパーツサルベージしたり手足となるロボットを作ったり自身のコピーを作ったりしている。
・重力で発電を行う。仕組みはユグドラシルの力を持ってしても理解不能。なんか幸太郎設計と試作を作っちゃったから仕方ない()
・『人が何故人であるのか』と言う問いかけがされており、これの答えを見つけるまで死ねない。
・過去の愚かな人々から未来への贈り物でもある。
・開発者の『世界を支える大樹になりますように』というささやかな願いも込められ、それを実行している。
・ちなみにユグドラシルを創り始めた当時はまだそこまで壊滅的な状況になっていなかった。
が、ユグドラシルが完成した頃になると一部の国は壊滅、多くの土地が結晶に被われた。
【ユグドラシルコピー】
・世界各地に存在するユグドラシルのコピー。
・数キロごとに設置されていて治安維持やインフラ整備、食料生産など一通り必要な事は全部ここで出来る。
・基本的には本体からの遠隔操作で動く。
【ユグドラシル本体】
・TCS内にあるユグドラシルコピーを総括する指揮塔の様な役割を持ったユグドラシル。
・警備ロボットの雑魚に加えてブレイズが襲撃した場所にはケンゴウ一体が居た。
【ユグドラシルコピー(レジスタンス】プロメテウス
・レジスタンスが支配したユグドラシルの一つ。主に秋本和彦が使用した。
・人々に火を力の源とする“武器”を与える様は正にプロメテウス……かも。
【ツリー・ケイブ・システム】
・樹木の中に出来た洞窟、すなわち“樹洞”という意味。
・いくつかのまとまった施設が世界各地に点在している。
・通称T C Sと呼ばれることが多い。
・ユニットは全て月で生産され地上に射出、設置される。
〈生活ユニット〉
・満木らこの時代の人類が生活している場所のこと。
・人類をこの箱に閉じこめるにあたってユグドラシルは特定の人を優先的に保護した……らしい。
・空間拡張技術を用いてアップデートも何度か行われた。
・今では一つ一つの施設内部が地球と同程度の広さになっている。
・一定以上進むと時空の狭間に飲み込まれる為、ユグドラシルが見えない壁を置いている。
・中に存在するユグドラシルは全てコピーで定期的に本体へ中の様子を報告している。
〈生産ユニット〉
・食品や現地で必要とされる精密機器を生産するための施設。
・大量生産に向いている。
〈警備ユニット〉
・TCSを外敵から守るユニット。
・他ユニットに偽造することも出来る。
・ミサイル、物理弾、レーザーなどを用いるだけでなく、最悪の場合自爆もする。
〈兵器実験用ユニット〉
・そのまま。兵器開発には実験が必要でしょ?
・市街地や水中などの様々なステージが選択出来る。
・的となるロボットは内部で量産されている。
【警備ロボット】
・治安維持やTCS警護の為にユグドラシルが設計、量産したロボット。
・TCS内にある作業用のレーザーは効かない。
【整備ロボット】
・全てのユグドラシルを整備するロボット。
・戦いを想定していない為、ハッキングには弱い。
・秋本和彦が武器を量産する初期に利用していた。
【清掃ロボット】
・街を綺麗にしているロボット。
・本来の役割は外の世界の再生で街に広がる結晶の清掃をしている。
・生活ユニット内に存在する個体はかなりダウングレードしてある。
【未確認生物探査機“コメット”】
・ロードローラー式に宇宙を探索、新人類と言うべき新人類を探す。
・初期型は核融合ジェネレータとプラズマジェットエンジンを搭載、マッハ15+スイングバイを用いてマッハ20以上で移動する。
・後継機は重力ジェネレータと重力推進装置、時空湾曲装置が搭載されててなまらめっちゃ早い(多分300倍位)
・スイングバイを使うと光の速さを多分超える。
【ケンゴウ・刃引き】・身長165cm、体重50kg
・見た目はメダロットの“シンセイバー”。
・ユグドラシルコピーの本体の中にいた量産型戦闘用ロボット。生活ユニット内のユグドラシル本体(偽)に配置していたのはユグドラシルの気まぐれ。他の本体(偽)には存在しない。
・二本の刀はちょっと堅くて研がれたただの鉄板。ギミックは何もない。
・ブレイズが戦おうとした個体はスラスターのほとんどは外されるなり潰されるなりで機動性は大きく低下、発電装置も火力発電級しか出ない様にリミッターが掛けられていた。
【ケンゴウ・真剣】身長165cm、体重55kg(スラスターパック装備時70kg)
・刀を使って全てを斬り伏せるワンオフロボット。速度に優れる反面、装甲が薄く打たれ弱い。
・見た目はLBX“プロト・I”+LBX“バル・ダイバー”+“シンセイバー”。
・壊れかけのradio……じゃなくて壊れかけだったケンゴウに満木幸介の精神を搭載、ノリノリで魔改造した結果がコレ。
ユグドラシル「テヘペロ☆」
・軽く機動力に優れており、全身には軌道制御用スラスター、背中には加速用大型スラスターパックが付いている。
・スラスターパックは地上から大気圏を優に脱出出来る速度を誇る。つまりマッハ4~10は出る。
・スラスターの燃料は背中のスラスターパックにタンクを内蔵している。本体にも非常用に少量は搭載いている。
・核分裂発電並みかそれ以上の発電装置も内蔵している為、間接パーツ等の消耗部品が持つ限り半永久的に活動出来る。
・二本の刀は体とコードで接続、動力を送り武器の表面が高温化したり自動修復の機能が備わっている。
・動力炉は左胸、幸介の記憶を保管しているメモリは頭にある。
_____レジスタンス組織サイド_____
《主人公一家》
【父、ブレイズリーダー】満木幸介
・神にも等しきユグドラシルを壊してしまった彼。
・主人公、ブレイズのリーダー、男と言う設定以外は特に決めていない。細かい容姿は各自のフロム脳に任せる。
【母】満木 優花
・元補給兵。
・第2子も授かっていた。
・秋本和彦の数少ない慈悲により“復讐の連鎖をあらかじめ切っておく”と殺される。
【息子】満木幸多
・4~5歳で元気一杯な男の子。
・秋本和彦の数少ない慈悲により“復讐の連鎖をあらかじめ切っておく”と殺される。
【スポンサー】秋本和彦
・武器を支給してくれたりした人。
・その武器も彼が作ったものではなく、“謎の女”に渡された設計図通り作ったに過ぎなかったり。
・月を見たいが為に世界を支配しようとする。
・“謎の女”に月の存在は聞かされていたが外の世界が汚染し尽くされている事までは知らされていない。
【サブリーダー】《横田 利秋》(ヨコタ トシアキ)
・秋本の手の物。
・秋本と満木無き後のブレイズを何とかまとめている……のかも?
【第1部隊】
・正面から突入してメインコンピューターを占拠する人達。
・満木幸介はここの小隊長も兼ねる。
・コードネームは《サラマンダー》。由来は戦火の中に長く身を投じる事から。
【第2部隊】
・狙撃で第1小隊を援護する人達。
・索敵も兼ねている。
・サブリーダーはここの小隊長も兼ねる。
・コードネームは《ヴリトラ》。由来は射程で天地を覆い隠す事から。
【第3部隊】《池浦 和之》(イケウラ カズユキ)
・裏から突入してロボットを全て始末or電源施設を破壊する人達。
・コードネームは《イフリート》。由来は全てを焼き尽くすバカだから。
・リーダー殺しの兵器【ミニプラズマランチャー】
ランチャーとは名ばかりで実態はパイルバンカーの仕組みを模したレーザーキャノン。
金属製の杭を高速発射、プラズマと化した杭は全てを焼きながら貫く素敵兵器。
杭の品質によってはプラズマの弾道にムラが出る。
・池浦が妃菜とイザナに気付けた理由
妃菜とイザナを連れてきた謎の女(笑)さんからしても力を持ちすぎた彼はイレギュラーだったのでしょう(適当
もしくはバカだから見つけられた……?
【第4部隊】《高沢 好弘》(タカサワ ヨシヒロ)
・回復する衛兵な人達。
・コードネームは《フェニックス》。由来は不屈の精神で味方を癒やして回るから。
【第5部隊】《芦田 翠》(アシダ ショウゴ)
・弾薬補給などで走り回る人達。
・コードネームは《フェアリー》。由来は妖精の様に戦場を駆け巡り、物資を渡すから。
・唯一の女性部隊長。
【第6部隊】
・幻の航空戦力。
・一応設定だけはある物の、実際に出ることは無かった。続編があれば出てくる……かも?
・コードネームは《メビウスリボン》
_____外の世界_____
・空は緑の粒子で覆われかつてそこにあった建物などは赤い結晶で包まれている。
・人工物は赤、自然は全て緑の結晶で包まれる。
・多分作られた細菌兵器。
・建物などに付着した赤い結晶は全ての文明を飲み込む。
・赤い結晶はどこぞの組織が文化保持の為に作ったら暴走した挙げ句、テロリストに奪われて全世界にバラ撒かれた物。生き物の反応を関知すると吸収しようとして来る。
・外にはユグドラシル産の環境再生ロボットとユグドラシル開発当時から妨害してくる破壊ロボットの二種類しかいない。
・6032年前に落下してきた隕石に欲深い科学者があれやこれやして6000年前位には地上は全滅、ここからユグドラシルがめっちゃ頑張って浄化しようとしている。
・何故か海や水は結晶内に収めることが出来ない。(生命でない無機物に生命の根元を断つことは出来ないから)
_____ここからオマケ_____
・満木一族の名前について
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、彼らの名前には絶対に「幸」の字が付いています。実際は不幸になっているんですが……((
【被害者1】安冥 妃菜
・容姿は小学6年生ぐらいの女の子。
・落ち着いておりどこか暗い。が、仲間思いな少女。他者に依存気味。
・妖術や呪術を使える。
・茶髪に和服、黒い羽衣を羽織っており頭に彼岸花、能面を被っており、顔に包帯を巻いている。
・紫の死模様が侵食しており、そのせいか血の涙を流すこともある。
・右腕が無い。
・勾玉をアクセサリーみたいに耳につけている。4本の青く半透明な尻尾がある。
【被害者2】聖宝寺 イザナ
・小学6年ぐらいの女の子。
・JKのような服装をしている。
・頭に天死の輪、どくろの面を被っており、左目に泣きホクロがある。
・オッドアイ、左が天使の羽、右が悪魔の羽、光と闇を司る布を羽織っている。
・それなりの力は持っているがスペシャルエピソードでは未使用な為割愛。
※名前のセンス等から一部の方はお気づきかも知れませんが、被害者のお二人は私の所のキャラではなく知り合いのキャラです。
もしTwitter等のSNSで彼女らの絵や、同姓同名のキャラを見かけたら「パクったの?」ではなく、「こっちが原点なのか!」等と思って頂けると幸いです。
今回のオマケもその人に監修して貰ったり設定を教えていただいたりしていますので。
【謎の女(大爆笑)】“J”
・プロローグにも出て来た正体不明の女。
・その実態は黒いドレスを着た神様モドキ。デッドプール並のメタ的存在。あとがき等で父さんにもぶたれたことがない私を殴ったり元は別作品のキャラだったのに気が付けばこっちに来ていたり秋本和彦に武器を渡したり妃菜&イザナを連れてきたりする不審者。
・ちなみに身長160ちょい、体重は計らしてくれないから不明だけどモデル体型なのでそこまで重くはないはず、バストは推t(グシャァ……
「あ、そこの君。焼き鳥いらない? え? いらない? そう。これ以外と美味しいのに」(モグモグ……)
:作者コメント
まずは、ここまでご愛読頂きありがとうございます!
いや~……約2万字のそこそこ長い小説ですがかなり書けていない部分なんかも結構ありますよね。ユグドラシルの過去とか満木が復讐したのかどうかとか。
その他にもちょこちょこ伏線があるのですが……基本的には書かない方針です。時間が足りないのとこの物語のゴールはここで良いと作者が満足しちゃってるので。二次創作は大歓迎ですので書きたい方はメッセージ等で一言声を書けていただけると幸いです!
最後に……
謎の女と言うかJさんのバストを公表しようかと思いましたが言いません。焼き鳥にされそうなので。
個人的にはA……と見せかけてBかC位は(グシャァ……
「あ、そこの君! 焼き鳥って美味しいよね。……いや、そうじゃなくて。この焼き鳥君が書いた小説は下から飛べるらしいから。気が向いたら見ていってね~」