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雪降る町の消失簿

作者:羽田宇佐
山鳥紗菜は雪が降り続ける街で、雪になって消えていく和菜の姿を呆然と見つめていた。
和菜だった雪は、綺麗に並べられたレンガ調のタイルを濡らしていく。
残された紗菜の瞳には、一人の女性が映っていた。

※カクヨム同時掲載
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