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ラストダンジョン《バッドエンド・エピソード》→わたしを、たすけて


「話をまとめると、この世界はお前がロードしたゲームで、俺が主人公、ぐみがプレイヤー。メインの素材は春風の心だから、俺たちがゲームをクリアすれば春風は元に戻る……そういうことだな?」


『その通りです』


 あの時、怜悧は確かにそう言った。


 しかし後に、こうも言った。


『感情はそんなに簡単には死にません。心のない私たち怪異にさえあるものですし、眠ることはあっても死ぬことはないです』


 感情は、何度倒しても死なない。


「妖怪変化っていうのは、人間が暗い感情を溜め込んだときに、その感情を苗床に怪異化することを言うんだ」


 そして妖怪変化は、マイナス感情を苗床に発症する……。


 俺は最初から見当違いをしていた。


 大前提が大間違いだった。


 感情を強制的に眠らせる……それは黒兎の施した『対処』と同じことだ。


 むしろ、俺が直接戦わなきゃいけない分、こっちの方が効率が悪い。


 妖怪変化に対処を施すと、抱えたマイナス感情が大きいほど……その感情が心を占める割合が大きいほど、心に負担がかかる。


 黒兎がそう言ったのも、『対処』の内実が『感情を強制的に眠らせる』ことの裏付けだ。


 何も無根拠に言っているわけじゃない。


 根拠も無しに今まで自分がしてきたことを否定できるほど、俺は強くない。


 いや、根拠があっても認めたくない。




 俺のしてきたこれまでが、全て無駄だったなんて――認められるわけがない。




  ◇


「暴力ダメ、絶対!」


 そんな掛け声とともに、銃火器少女に不意討ちでドロップキックを炸裂させる!

 完全に虚を突かれたらしく、名無しの少女(本当に無いわけじゃないだろうけど、それを知らない俺から見たら名無しなのと変わらない)はそれをモロに食らって吹っ飛んだ。


「…………」


 春風さんの視線が背中に刺さっている気がするけど、ひとまず無視。

 とりあえず相手の注意を逸らすために、ここから説教に繋げて―――


「……緑野、っていったっけ?」


 先手を取られた。

 名無しの少女が、怒気を纏った声で俺の名前を確認する。


「あー……まぁ、と「正座」にか「正座」く「正座」はな「正座」しを……」


 ……4回も言われた。

 ヤバい、マジ切れしてらっしゃる。

 問答無用感がはんぱない。

 なんとかしてなだめる方法を模索してみ「何回、同じこと言わせる気?☆」るだけ無駄だと思わせられた。

 猛獣が潜んでいるかのようないい笑顔でそう告げられ、俺は無条件降伏を余儀なくされた。

 正座っつーか、土下座である。

 そんな俺と剣春風の前に、春風と名無しの少女が仁王立ちしている。

 ……俺のいる場所が予定と少し違うけど、まぁこの際良しとしよう。

 メインは剣春風のほうであって、俺は喧嘩を仲裁した段階で役目を終えているのだ。


「……だいたい、味方に不意討ちでドロップキックをする、その神経が理解できないよ! 私たち、一応仲間でしょ? 前もって打ち合わせしておくとか、もうちょっと穏便な手段を選ぶとか、他にやりようもあったはずなのにさ……」


 しかし、言われっぱなしというのも面白くない。

 ここは一つ、反撃を試みてみよう。


「……その打ち合わせをする前に一人で突っ込んでいったのは誰だよ?」


「う……」


 お、手応えありだ。

 このままたたみ掛ける!


「俺たちの話し声も聞こえてなかったみたいだし、近づこうものならミンチにされかねない勢いで戦ってらっしゃったし……」


「うぅ……」


「そんな状態の中で、他にどんなやりようがあったのか、お聞きしてもよろしいでしょうか?」


「……ごめんなさい」


 よし勝ったァァァ!!

 これで名無しの少女は完全に沈黙した!

 せっかくの機会だし、もう少し苛めたい気もするが、それで暴れたりされたら本末転倒なので「分かってくれたならいいんだ」とだけ言っておいた。

 あとは、春風が剣春風を説得できればミッションクリアなわけだが……


「……そもそも、暴力に対して暴力で応えるのが「聞きたくない」ダメだよ!ちゃんとお姉ちゃんの話を「あー、あー」聞いてよお願いだからぁ〜!」


 うーん、頑なだな剣春風……。

 さっきから、ずっとあの調子だ。

 自分の思い通りにことが運ばなくて、駄々をこねてる子供みたいな頑なさである。

 うーむ……。


「なぁ、剣春風「わたしはおーちゃんだもん」……なぁおーちゃ「あなたとは話したくありません」


 ……取りつく島もねぇ。

 しかし困ったな……まず会話が成立しない。

 理由はわからんけど、どうもこいつは俺と春風のことが嫌いらしい。

 いや春風については、こいつが『自己嫌悪』の感情だからという理由でひとまず納得できるけど……。

 ……ていうか別に説教はどーでもいいんだよ。

 目的を忘れるな緑野 淋漓、俺はただ春風の妖怪変化を治せればそれでいいんだ!


「ふぅーん。お姉ちゃんの妖怪変化を、ね……。それはつまり」


 剣春風は、飛び上がるようなバックステップで俺たちと距離をとると、にぃっと挑戦的に口元を吊り上げて。



「わたしを倒しに来たってことだね?」



 再び、名無しの少女が銃を構えた。


  ◇


「お願い、止めて! 緑野くん、2人を止めて!」


「……悪いけど無理だ。怜悧とぐみの補助が無い今の俺じゃあ、あの2人はもう止められねー」


「諦めないでよ! またさっきみたいにして、2人の喧嘩を止めようよ!」


「いやお前、簡単に言うけどさ……」


 さっきは不意討ちによる混乱につけこんで無理矢理収めたが、一度目があれば二度目を警戒するのは当然だ。

 何が言いたいかといえば、つまり二度目は一度目ほどの混乱は期待出来ない……どころか、余裕を持って冷静に対処されてしまうだろう。

 さっき仲裁が成功したのは、相手にこちらの意図が知られていなかったからこそなのだ。

 また同じことをしたって、普通に無視されるか、戦闘の巻き添えを食うだけだ。

 あいつらの掲げる正義の前には、春風の正論は邪魔者でしかないのだ。


「……わかった。つまり、もっとおもいっきり邪魔すればいいんだね」


「はっ? おい……何をするつもりだ?」


「あの2人の正義なんて知らない! 私にとって、暴力で物事を解決するのは絶対悪なんだよ!」


 そう言って。

 春風は、戦闘現場に。

 剣と銃の間に、割って入り……


「春か……っ!」




 前門の斬撃と後門の銃撃が、春風を介して激突した―――。




「ぇ………?」


「お姉……ちゃん?」


 何が起きたかわからないとでも言いたげな呟きが、俺たちのいるホールに融けていく。

 人の話は聞いとけよ春風。


 自分を省みないのは無しだって、ついさっき言っただろうが!


「春風!」


「緑野……くん」


「うるさい喋んな! これ食って黙ってろ!」


 春風の頭を膝に乗せ、回復アイテムの昆布を差し出す。

 春風の体に傷口は見当たらない。

 当人が介入出来なくなったというだけで、ここは未だに怜悧の能力空間だということの証明だ。

 ここがまだゲーム世界であれば、この回復アイテムが有効なはずだ!


「あは……死に際に、くわえるのが昆布、って……絵に、ならない……ね」


「馬鹿なこと言ってねーで、とにかく食え! ここはゲームの中なんだ、助かろうと思えば助かる方法なんて……!」


「でも……さ。体力の、なくなっちゃった……キャラ、クターに、回復アイテムって……意味、無いでしょ?」


「『でしょ』じゃねーよ! 自分を省みないのは駄目だって、俺言ったよな!?」


「あはっ、そう……だったね。私も……人のこと、言えないなぁ」


 大丈夫……心配しないで。

 春風は弱々しく微笑みながら、言葉を紡ぐ。



「感情は……眠ることは、あっても……死ぬ、ことは……ない、から」



「ざっけんな!!」

 自分でもびっくりするような大声を、俺は気付けば出していた。

 ……いや、嘘だな。

 びっくりなんかしない。

 なぜなら俺は怒っているのだから。

 自分の心で、自分の感じるままに――怒っているのだ。


「ことあるごとに思ってたけど……お前は利他的なんかじゃないよな。どうしようもなく利己的で、あり得ないくらい自己中心的だ!


「どうせ死なないとか、死んでも問題無いとか……!


「そんな理由でこんな無茶なことされたって、残されるほうは迷惑なんだよ!


「端から端まで一つ残らず迷惑だ! 大迷惑だ!


「お前は……残される側の、親切をされる側の心を無視している!」


「…………」


 程度の違いこそ大きいけれど。

 残される側の心というものを、俺は少なからず知っている。

 俺の両親は、俺が小さい頃から……俺を家に『残し』、長い時間外で働いていた。

 本音を言えば、寂しかった。

 本心を言えば、恨めしかった。

 普通の家族みたいに、手を繋いで遊園地に行ったりしたかった。


「許されるだの許されないだの……


「相手を無視するくせに、よく言うよな!


「許される訳ねーだろそんなもん!


「相手を見ないやつが、どうして相手に許してもらえるんだ!


「お前のしてることはな、親切とは対極の「止めて……ッ!」


 絞り出したような、春風の声。

 しかし当の春風は、相変わらず弱々しく……俺以外のある一点に、視線を移している。

 春風の視線の先には……頭を抱えてむせび泣く、《自己嫌悪》のおーちゃんがいた。


「お……お姉ちゃんだけが、悪いみたいに言わないでよ……! わたしだけが悪いみたいに、言わないでよ! あの日のこと、お姉ちゃんは心から反省して、どうすればお詫び出来るを、考えて行動しただけなのに……!」


「…………」


 ……まぁ、その通りなのだろう。

 怒りに身を任せ過ぎて、随分酷いことを言ってしまった……。

 謝ろうと思い、顔を上げたところで、異変に気付いた。


 靄。


 黒い靄のようなものが、剣春風を中心に辺りに立ち込めている……?



「これまでのお姉ちゃんの全てが無価値だったなら、わたしは何なの……? お姉ちゃんの正しさのために殺され続けたわたしは何なの!? わたしは……! わたしは何のために殺され続けていたの……何のために生まれてきたの!?」


 剣春風の混乱に呼応するように、靄が剣春風を包み、呑み込み、覆い隠していく。

 悪意とも敵意ともつかない暗い感情が、ホールを満たしていく。


「な……何? 何なの?」


 不安に輝く瞳に警戒の色を宿し、名無しの少女は銃を構える。

 靄に包まれ、もはや姿の見えなくなった剣春風に、春風がすがりつくように声をかける。


「……おー……ちゃ……」


「嫌い……嫌い……嫌い……! わたしに酷いこと言う人なんか! みんなみんな、大っ嫌い!!」


 隠され続けた本音が。

 殺され続けた本心が。

 終に爆発し、辺りを塗り潰した。


  ◇


 大抵のゲームがそうであるように、おそらくはラスボスである剣春風の第二形態も、やはり巨大だった。

 下半身は最早人間のそれではなく、宙に浮く無機質な人面へと変わり果て、両足の代わりとなり果てている。

 石像のようにのっぺりした上半身は、胸の中心で交差する形で磔にされた両腕と、目じりから頬を通り流れ落ちている涙のように描かれている黒いペイント……そして、生々しい人間の腕が織り成す巨大な両翼が何よりも目を引いた。



 混沌の化身―――。



 それが、今対峙している感情に対して抱いた第一印象だった。


「よ……よくわかんないけど……。要するにコイツをぶっ飛ばせばいいんでしょ!」


「ばっ、違っ……!」


 骨髄まで少年漫画思考な名無しの少女は、俺のドロップキックから何一つ学ぶことなく無機質な春風に向かって突っ込んでいった。


「……緑野、くん……」


 春風の弱々しい声に反応して視線を戻すと、春風は……。

 涙を貯めた瞳で、まっすぐに俺を見つめていた。


「ごめ……んね、緑野くん。私じゃあ……私、だけじゃあ……あの子を……助けて、あげられない、みたい……」


「……春、風……?」


 ぼろぼろと、ぼろぼろと。

 今にも泣き出しそうな顔の春風は、それを堪えるように俺のシャツを握りしめ、俺に語りかける。

 五月雨を思わせる泣き顔で、すがりつくように……。

 語り、かける。


「お願い、緑野くん……。わたしを、たすけて……!」


 ……最期に一言、そう言い残して。

 春風は光り輝き、霧散した。


「……春、風……?」


 あまりにも唐突な別れに、理解が追いつかない。

 俺が何かを感じる前に、現実は俺を置き去りにする。


「……春風……っ!」


 返事は無い。

 ただの屍さえ無い。

 何一つ残さず、俺の目の前で――。

 春風 薫は、眠りについた。


「春か「きゃぁっ!」


 無機質な春風に吹っ飛ばされた名無しの少女が俺に命中し、強引に現状を思い出させる。

 悲しむ間もなく、惜しむ暇もなく。

 戦いの中に、引きずりこまれる。


「だ……大丈夫か?」


「駄目、全然駄目。タフだし、攻撃範囲は広いし……私一人じゃ、到底倒せないわね。悪いけど、たくさん手伝ってくれる?」


「……悪いっつーなら俺のほうだぜ。悪いけど、只今絶賛弱体化中でな。今までの 1/3以下の力しか出せないんだ」


「 1/3って……それじゃ完全に足手まといの戦力外じゃない!」


「……言われなくてもわかってるよ」


「むしろ戦力害と言っても差し支えないわね」


「何だその斬新な日本語!? その言い回しが差し支えないかどうかは俺の決めることだぞ!」


 つーか差し支えるに決まってんだろ。

 害って。

 そこまで言わなくてもいいんじゃね?


「仕方ないわね……。とりあえず私は前線で戦ってるから、あんたは端っこのほうで肉でも焼いておいて」


「完全に邪魔者扱い!?」


「あ、採取がいいならそっちでもいいけど」


「露骨に邪魔者扱い! てかそもそも、肉だの採取だのはこのゲームには無いだろ!」


「じゃあ端っこのほうで昆布でも焼いておいて」


「絵面が悲し過ぎるだろォォォ! お前俺に何か恨みでもあんのか!?」


「恨みは無いけど、なんか苛めたくなるオーラがあるっていうか、受け受けしいっていうか……」


「俺にとってのラスボスは実はお前なのか!?」


 つーか、『うけ』って何?


「さーて、無駄話はここまでよ!」


「オイ待てェェェ!! ラスボス疑惑が浮上したところで話を打ち切るな! せめて俺の恐怖を払拭してからにしてくれ!」


「めんどくさい人だなぁ……。じゃあ今からそのための言葉を聞かせてあげるから、よく聞いてね」


 名無しの少女は、そう言って胸の前に握りこぶしを固めると、まっすぐに俺を見据えて、口を開く。


「安心して。あんたの怯え顔には、需要があるから」


 この場に俺の仲間はいないようだ。


「どう? 怖くなくなったでしょ?」


「代わりに怒りが芽生えたけどなぁ!」


「そう……良かった」


「お前俺のことが嫌いならそう言えよ!」


「……忘れないでね。あんたのことが嫌いで、めちゃくちゃなこと言ってた女の子がいたことを」


「…………は?」


 『忘れないで』?

 何を言ってるんだ?

 何で若干遺言風?

 そのセリフだとお前……これから死ぬ人みたいだぞ?


「はぁっ!」


 わけのわからない言葉を……否。

 わけをわかりたくない言葉を残して、無機質な春風に向かって走り出す少女。

 無機質な春風が右翼を構え、少女へ狙いを定めて降り下ろす――!


「同じ攻撃をそう何度も……!」


 俺が春風と話している間も戦っていたらしい少女は、慣れた様子で右上空へ飛び上がり、右翼を回避する!


「…………!」


 だが、攻撃はそれだけでは終わらなかった。

 右翼を降り下ろし、捻れた体を戻す際の力を利用する形で、少女を薙ぐように左翼を払う!


「〜〜〜〜〜っ!」


 名を呼んで危機を知らせようにも、知らない名前を呼べるわけもない。

 こんなことなら、気まずいとか言ってないで名前を聞いておくんだった……!


「――食らうかっ!」


 しかし少女にとっては、ここまでが予定の内だったらしい。

 構えた銃で、左翼上部を叩くように体を回転させ、ダメージを受け流し、そのまま左翼に着地する。

 翼を型どる無数の腕に足を捕られるより早く足元を蹴り、たった今ダメージを受け流す為に使った技を、今度は攻撃の為に使用する!


「やぁっ!」


『―――――ッ!』


 その攻撃が裏目に出た。

 横っ面に少女の一撃をもろに食らい、悶絶する無機質な春風の下半身――巨大な無表情の人面が、滞空していた少女をおもいっきり殴り飛ばす!


「…………ッ!」


 俺は全力で少女の飛来するコースに先回りし、受け止めようと試みるが……

 最適化されていない俺の脚力と反射神経では、せいぜい振り向くくらいしか出来なかった。


『―――――ッ!』


 中身のわからない叫びをあげる、無機質な春風。

 石像のようにのっぺりとした顔はピクリともしていないが、何となく、そんな気がした。


『―――――ッ!』


 あ、そういや、今怜悧とのリンク切れてるけど、ここで負けたらどうなるんだろう。

 洞窟を出る前にぐみがセーブしてくれてたけど、そこからやり直しなのか? それとも……普通に死ぬのか?


『―――――ッ!』


 まずいな。

 ここの非現実さに慣れ過ぎて、目前の死への恐怖が薄い。

 とりあえず、セーブ地点からやり直せるなら、今度はもっと上手くやろう。

 そんなようなことを、最後に思った気がした。

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