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ラストダンジョン《バッドエンド・エピソード》→まるっきり無駄なことを

 そんなわけで、幸がメンバーに加わった俺たちは最初のダンジョンを抜け、再びワールドマップに出ていた。

 ゲームの中なので屋内も屋外も大して変わらないのだけど、やっぱり空が見えると気分がいい。さっきまで暗くて閉鎖的な場所にいた反動もあって、とても晴れやかな気持ちになれる。


「……晴れやかな気持ちに、ねぇ……」


「うるさい黙れ何も言うな」


 ジト目で含みのある呟きをしているのは、未だに名前のわからない誰かだ。わからないならさっさと聞けよという指摘はもっともだが、ここまでずっとその話題に触れてこなかったせいでなんとなくその……聞きにくいのだ。


「まぁ、あれが無ければ私も伸びの1つもして外の空気を満喫するんだけど……」


 そう言って俺たちの行く手に目を向ける未知少女。そこにそびえ立つ禍々しい雰囲気の城が、俺たちの気分を盛り下げている原因だ。

 いかにもラストダンジョンですって感じの空気を醸し出しているというか、一言で言えば魔王の城っぽい。


『2つ目で最終ダンジョンなら、最初のダンジョンいらなかったんじゃないかな……』


『幸さんの救出イベントだって、お城の地下牢とかでやれますもんね』


「やめろ……今さらそういうことを言うな……」


 確かにこうも早く最終ダンジョン(推定)に到着すると、そういう気分にはなるけど……そこは仕方ないだろ?

 俺たちの力の及ぶところじゃねーし。


「スピーディーでいいじゃない! もぐもぐ言ってないで早く行くよ!」


「私たち別に何も食べてないんだけど……」


 『ぶつぶつ』が正解な。

 つーか何でさっきまで引きこもりだった幸が一番張りきっているのだろう。新学期でも迎えたか?


「私は自分の幸せを求める感情で……悪く言えば『我が儘』だからね。気が変わっちゃったんだよ」


 困ったような笑顔を浮かべながらそう言った後、憑き物が落ちたように迷いのない瞳を城に向け、あの春の日差しのような笑顔で言葉を紡ぐ。


「私は、幸せになりたい。みっちゃんや、みんなと一緒に」


――頭悪いねぇ。不良さんデビューした子が、簡単に許されるわけないじゃん――


「なっ……何だ今の……!?」


 唐突に、頭に直接響くような声と背筋も凍るような敵意が俺たちを包む。続いて、焦りを内包した怜悧のノイズ混じりの声が聞こえてくる。

『これは……っ! 強大な負の感情によるジャミングによって、私とマスターとのリンクが断たれつつあります!』


「は……!? それって結構ヤバくねーか!?」


 長ったらしい理屈は忘れたけど、俺がこの世界で動けるのって怜悧の能力なんだろ!? つまり怜悧とのリンクってやつが切れたら俺は……文字通り身動きが取れなくなる!


「そこは大丈夫だよ! 緑野くんが私の心を具現化したこの世界で自由に動けなかったのは、私の心が緑野くんの侵入を嫌がってたからだからね! 今は私が心入許可を出せるから、動く分には現実と変わらないよ!」


『じゃあ……ひょっとしてあたし、いらない子!?』


 表でぐみが衝撃を受けているが、行動の自由以上に戦闘行動の最適化が出来なくなるのがやばい。

 戦いについてはど素人の俺がこれまで戦ってこれたのは、怜悧の能力が俺の乏しい戦闘経験と残念な運動神経をカバーしてくれていたからだ。

 それがなくなってしまえば、当然俺は戦力外の足手まといだ!


『とに…く、こち……も再ア………を試……………スタ………………で、と………………………………』


「……怜悧!? おい、怜悧!?」


 ドラマなんかでよくある『通話の切れた受話器に向かって呼びかける』みたいなことをリアルにやってしまった。

 これまで俺は、何で通じないと分かっているのにしつこく呼びかけるんだとか思っていたけど、認識を改めた。

 マジかよ……!? 怜悧との通信が途切れたってことは、俺は今丸腰ってことだろ!? やべーって、まさかこのままボス戦突入!?


「ちょっと、エア友達と話してる場合じゃないでしょ!?」


 正体不明少女が、慌てる俺に集中を促す。

 ……ていうかこいつ、本当に怜悧たちの声が聞こえてないのか? 今までの感じから察するに、春風の感情シリーズには聞こえてたっぽいんだが……。


「何これ……景色が変わっていく!?」


 幸の声で我に返る……そうだ、目下の異常事態はそっちだ。


 空を、地面を、空間を。


 テーブルにこぼした水みたいに、別の景色が呑み込んでいく。

 爽快な青空は、瞬く間に閉鎖的な天井に変わっていった。……いや、最初の洞窟より天井が高いから、言うほど閉鎖的でもないのだが。


「……城の、入り口?」


 天井の高いホールと、2つに別れた階段。俺の目に映ったその2つが、俺にこの場所をそう判断させた。


「まったく、私はほんとーに昔から楽観的な暢気さんだよねぇ。死ねばいいのに」


「「「ッ!!」」」


 3人同時に、声のしたほうを見る。

 俺たちの遥か上、天窓からホールを照らす光の中を、1つの人影が舞うように落ちてくる。そしてそのまま、耳障りな金属音とともに、緩やかに着地した。


「……おーちゃん……」


 幸が、おそらくは眼前の感情の名前を呟く。

 それを聞いておーちゃんと呼ばれた感情は柔らかい微笑みをこちらに向けると、うやうやしく名乗りをあげた。


「初めまして、『自己嫌悪』のおーちゃんです。大したおもてなしも出来ませんので、どうかそのままお帰り下さい」


 怖いやつだと思った。

 怖くて、気味の悪いやつだと思った。

 服からも腕からも足からも顔からも、まるで自らを切るかのように歪な諸刃の剣が生えている。特に顔を含めた右上半身からは、そこが群生地であるかの如く。


 それでいて、そんな異常を抱えた上で、あいつは常に柔らかく微笑んでいるのだ。


「悪いけど、私たちは帰らないわ。この子の幸せを邪魔するやつを、やっつけに来たんだから!」


 そう言って、叩くように幸の肩に手を置く名前がわからない少女。

 当の幸は困惑した様子だ。


「だったら……ちょこっと痛いけど、我慢してねっ♪」


 そう言っておーちゃんはにっこり笑うと、ものすごい速さでこっちに突っ込んで来た!


「「うきゃぁぁぁあああ!?」」


 情けない悲鳴を上げて、俺と幸は顔を覆う。

 ……まぁ、あれだ。

 完全に巻き添えですよね。さっきの幸の様子を見る限り、こっちが正しくて向こうが間違っているみたいな簡単な話じゃねーみたいだし。


「言って解らない頭の悪い子は、斬って刻んで微塵切り、だよっ♪」


「やってみなさいよ……! あんたからにょきにょき生えてるその悪趣味な剣を、一本ずつ丁寧にへし折ってやるわ!!」


 そんなこっちの心境を無視して少年マンガなバトルパートに突入する2人。あいつらひょっとして、戦うこと自体が目的になってんじゃねーだろうか。

 ……あれ?



 そういえば俺は、何で戦ってるんだ?



 いや、そりゃもちろん春風の妖怪変化を治すためだ。それを忘れたわけじゃない。

 ただどうなんだろう、妖怪変化ってマイナス感情を殴り倒せば治るような単純なもんなのか?

 怜悧は『感情は倒しても死なない、眠るだけ』だと言っていた。つまり、何度マイナス感情を倒しても何度でもマイナス感情は蘇るってことだ。


 だったらもしかして、俺はまるっきり無駄なことをしているんじゃないか……?


「緑野くん!」


 幸の声で我に帰り、意識を切り替える。そうだ、まずは目の前の事態をなんとか解決しないと……。

 いやだから、なんとかって何だよ。

 何をすれば解決したと言えるんだ?


「緑野くん、どうしたの!? ぼーっとしてる場合じゃないよ、早くなんとかしないと!」


「そうは言っても……そうだよ、俺は春風の妖怪変化を治しに来ただけで、あいつを倒しに来たわけじゃないし……」


 何より、なんとかするための力が今の俺にはない。怜悧とのリンクが復旧しない限り、俺はありふれた並大抵の一般人でしかないのだから。


「そんなの関係ないよ! 目の前で喧嘩してる人がいるんだから、仲裁するのは当然でしょ!?」


 出た、不退転の親切神!

 何で春風の一部なだけの感情なのにそんな春風っぽいんだよ! 親切心はあいつの感情にまで染み付いてやがんのか!?


「お前あれを仲裁する気か!? 止めとけって、ミンチになるぞ!?」


 片や歪な剣でドレスアップされた少女、片や二丁拳銃を乱射する少女。

 あの間に入ったらどうなるかなんて、何も知らない子牛でさえ解るだろ!


「うん、そうだね……。私はおーちゃんを説得するから、緑野くんはあっちの子をお願い!」


「俺の話聞いてた!?」


 危ねぇっつったよな!?


「聞いてたけど、そんなのは喧嘩の仲裁をしない理由にはならないよ!」


「充分過ぎるだろ! むしろ『いのちだいじに』以上の理由があるのか!?」


「……親切が引き金で地球が滅亡しちゃうときとか?」


「ハードル高ぇよ! いつ遭遇するんだよそんな場面!」


 つーかそれ以外なら断念しないってことなのだろうか。デンジャーな親切心だ……。


「……手伝って、くれないの?」


 悲しそうに……寂しそうに。

 幸は上目遣いで、そう尋ねてくる。通常の説得では効果無しと判断して、情に訴える作戦に出たか!

 くそ……負けないぞ俺は!

 罪悪感なんか、感じてないんだからな!


「……そっか。手伝ってくれないんだ……」


 ………あれ? やけにあっさり退いたな……。

 こいつもこの世界での経験を経て、丸くなったということか?


「『私が幸せならそれでいい』って「今それ関係ないだろ!?」


 マジかよこいつ、人の黒歴史掘り起こしてきやがった!!

 せっかくその部分は切り取ってなかったことにしたのに!


「……恥ずかしいのは分かるけど、黒歴史呼ばわりは酷いよ。私だって、告白されたの初めてだったのに……」


「いやお前はしょっちゅうラブレターもらってただろ」


「…………え? そんなもの、もらったことないよ?」


「あれだけの量の手紙が、全てなかったことになってる!?」


 そういや、手紙をダストシュートした時の春風さん、様子が変だったもんな。

 どんな背景があるのか知らないけど、春風の目には、あの手紙はラブレターとして写ってなかったってことか?


「ああ、あの下駄箱に入ってたやつのこと? あれはそんな素敵なものじゃないよー。私なんかにそんなものくれる人なんかいないし、なんか良くないオーラがあったし」


「…………まぁ、うん」


 確かに聞いた話じゃ、かなり歪な感情が籠められてたらしいけどさ……。


「だって私、百通近く捨てたよ? 地球一周分譲って最初が恋文だったとしても、それだけのことして誰からも恨まれないわけがないもん。絶対後半の九十通は呪いの手紙だよ。黒いラブレターだよ」


 ……百通て。

 本当にギャグみたいにモテんのな……ていうか女子高生、黒いラブレター知ってんの?


「そんなことより、早くあの二人を止めるよ! ボランティア精神は、サボった分だけ衰えるんだから!」


「親切心ってお前にとって、筋肉か何かなの!?」


 今までがやり過ぎだったんだ、これを期に少し自粛しろ!


「そんな……! 私に死ねって言ってるの!?」


「言ってねェェェェェェよ!! お前にとって親切行為は最早呼吸みたいなもんなのか!?」


「わかった、手伝ってくれたら私の胸見ていいからから!」


「百歩譲って俺はいいとしても、お前はそれでいいのか!?」


「……ふ、服の上からだよ!? さすがに直には見せられないよ!?」


「予防線張るほど不安なら言わなきゃいいのに!!」


 俺の周りはリスキーな女子ばっかりだ……。


「わっ……わかったよ、手伝ってくれたら私の胸触っていいから!」


「俺がよくねェェェよ!! 社会的に殺す気か! 何でさっきから自分の体を取引材料に使ってんの!?」


 その手段はおよそ親切をする人間のそれじゃないからな!?


「嘘……!? だって緑野くん、食い入るように私の胸見てたのに……!」


「何のことだかワカラナイ。事実の捏造、ヨクナイ。」


 白々しく全力でとぼける。

 ……正直二つ返事でOKしたいくらいの好条件だけど、その条件で動く奴だと思われたらたまったものじゃない。

 また逆に、この条件なら人が動くと春風に思われるのもヤバい。

 親切の為なら手段を選ばないというリスキーさが発覚した以上、春風にその事実を悟られるのは売春の斡旋と大差ない!

 俺がそんな逡巡をしているうちに、ついに春風は女の子が踏み込んじゃいけない領域にまで足を踏み入れる。


「うぅ……わかったよ。ちょ、ちょっと恥ずかしいけど、一枚だけなら脱いでも……っ!」


「うがァァァァァァ!!」


「ちょっ、緑野くん!? どうして急に頭を壁にぶつけだすの!?」


「とりあえず黙れ! お前は金輪際喋るな!!」


 やっぱり春風は、自分の持つ武器の強力さを自覚すべきだ。

 こいつに『脱いでもいい』なんて言われたら、男子に限らず女子さえも理性を失う恐れがある(そんな馬鹿馬鹿しい危惧が現実味を帯びるくらい、春風の体は服の上からでさえ扇情的なのだ)!


「こ、この条件でも駄目なの……!? 緑野くんは一体、私をどうしたいのよ!?」


「お前がそういうことを言ってるうちは手伝わねーよ!」


 俺の必死の抵抗に勘違いを炸裂させて(おのの)く春風に、むしろこちらが慄く。

 これ以上グレードアップされたら、さすがに正気を保てない……キーワード欄に15歳以下閲覧禁止の文字を加えないといけなくなる(すでにかなり手遅れな気もするが……)。

 こいつは周りの善性を信用し過ぎだ……悪意や憎悪が漫画や小説の中だけのものだとでも思ってんじゃねぇだろうか。

 春風の世間離した親切神ぶりは、裏を返せば世間知らずなだけのことなのかもしれない。


「……じゃあさ」


 そんなことを考えていたら、春風が再び口を開いた。おいおい、俺はさっき、お前は金輪際喋るなと言った筈だぜ。

 また春風が自分を売り物にするようなことを言ったら、そう返すつもりだったけど。

 春風は人付き合いの距離感を無視して俺に顔を近づけ、柔らかく微笑みながら、呟いた。


「商店街にさ、美味しいケーキ屋さんがあるんだ。……手伝ってくれたら、そこのケーキを奢ってあげるから」


 全部終わったら、一緒に食べに行こ?

 頬を桜色に染めた春風は、上目遣いにそう提案した。


「……まぁ、その条件なら、手伝ってやらなくも、ない」


 つい咄嗟に目を反らし、そんな回りくどい返事をしてしまう。

 そんな俺を見て春風は、呆れたような、がっかりしたような表情を浮かべて顔を引き、いつもの調子を取り戻す。


「じゃあ、私はおーちゃんを説得するから、緑野くんはあっちの女の子をお願い!」


「いやいやいや待てェェェ! 手伝うと決めたからこそ待て! その作戦には見直しが必要じゃないか!?」


「…………話を聞こうじゃない」


 出鼻をくじかれた不満を包み隠さず顔に書きなぐり、実に嫌そうに先を促す春風さん。

 いやいや、俺が最初に手伝いを断った理由は『危ないから』だよ?


「もっと具体的な作戦立ててから行こうぜ!? あいつらが今更説得とか聞くわけねーって! 危険を省みないのは結構だけど、自分を省みないのは駄目だ……無策であの人間兵器どもに仕掛けたら、ミンチにされるのは目に見えてるだろ!」


 人に親切にすることを、自分をないがしろにする理由にしちゃいけない。

 そんな捨て身の親切は、もはや恐喝などと変わらない。


「そんなこと言ってのんびりしてたら、二人がもっと傷付け傷付き合うだけだよ!」


 まぁ、それもその通りだ。

 だからのんびりするつもりは俺にもない。

 安全策が見つからなければ強行策に出ることも―――。

 いや、この場合むしろ、強行策こそが安全策なんじゃないか?


「二人同時に不意討ちを仕掛けよう。あいつらは今周りが見えてないから、横やりを入れればひとまずこの場は収められるはずだ」


「暴力は駄目だよ」


 正論で返された!


「ていうかその方法だと、喧嘩の相手が私達に変わるだけじゃない?」


 正論で追撃される。

 親切神の異名は、やはり伊達じゃない。


「不意討ちっつーか、拳骨だよ拳骨。拳骨から説教のコンボに繋げるんだ。喧嘩した子供を叱る時の王道だろ?」


 攻撃した時のあいつらの怒りをうまくかわせれば、その流れで会話の主導権を握れるはず。

 『その後』どうなるか、どうすればいいかまでは、俺にはわからないけど。

 喧嘩の仲裁なら、それでなんとかなるはずだ。


「うーん……ん、んん。……うん、そうだね。のんびりもしてられないし、この際それでいいや」


 それで緑野くんが手伝ってくれるなら――と。

 かなり気は進まなさそうではあったけれど、春風からの反対意見は無し。

 仲裁方法は拳骨コンボに決定した。


「じゃあ、私はおーちゃんを叱るから、緑野くんはあっちの女の子をお願い」


「……了解」


 そうして俺の……道化師たちの最終決戦が始まった。

 自分が無駄なことをしているかもしれないという疑念に、蓋をして。

 とりあえず、まずは目の前の喧嘩を仲裁しようと、それっぽいことを思いながら。


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