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-終わり-
「ここはどこ?」
少年は目が覚めた。辺りを見ると、もう日が暮れて、暗くなっていた。自分の寝ていた場所を見回すと、そこが公園だとわかった。
「あれ? なんで僕、こんな所で寝てるんだろ」
立ち上がった少年は、自分がここに寝ていた経緯を、必死に思い出そうとした。
「痛い……」
何故か後頭部が痛み出した。不幸中の幸いか、傷みと共に、少しずつ記憶が甦っていく。
「そうだ。缶蹴りをしていて、一回意識が飛んで……気が付いたら目の前に缶があったから、僕が蹴ったんだ」
少年は、缶を蹴って、自分が喜んでいた時の事を思い出した。
「その後は……」
少しずつ、確実に記憶が甦っていく。
「そうだ。あの後、あのお兄ちゃんの……」
今度は、記憶と共に頭痛の原因が思い出されていく。
「回し蹴りが飛んできて……」




