大東亜連合の姿
久しぶりですね。豆知識系です。
大東亜連合を構成する諸国は以下の通り。
即ち、大日本帝国、中華民国、フィリピン共和国、インドネシア共和国、インドネシア連邦、インド連邦である。
大東亜連合においては、欧州合衆国と違い、構成各国は完全な独立国である。但し、諸国の軍は全て帝国軍に纏められており、軍事に関して主権は存在しない。
まず、大東亜連合の中核であり、大東亜連合の軍備を総攬する大日本帝国は、文明崩壊前の政体を引き続き保っている。
加えて、大陸領土が大幅に拡大している。これは緒国民の戦争においての日露戦争で帝国が獲得した領土である。ただ、ソビエト共和国はたった一つの都市しかないこの領域の返還を求めており、常に紛争の種となってきた。
中華民国は文明崩壊前と比べてさしたる変化はない。ただ、その国力は帝国に次ぐ、若しくは匹敵するものを持っており、特に艦船の6割がこの地で造られている。
インド連邦は、文明崩壊後、旧インドを中心に、パキスタン、バングラデシュ、ビルマを纏め上げた国家である。ここはアフガニスタンと事実上国境を接する国であり、アラブ連合の侵攻に備える西方軍の拠点となっている。
インドシナ連邦も同様で、ベトナム、タイ、ラオスが連邦した国家である。
インドネシアとフィリピンは200年前と変化なし。
また、本来の東亜、即ち中華民国、インド連邦、帝国が関わっている案件が、ソビエト共和国とのオホーツク条約である。
地図を見ると、大東亜連合の西端が本来の諸国領より大きく削れていると見てとれるだろう。その領域はソビエト共和国領となっている。
これは、ソビエト共和国がインド洋への出口を得る為、極東領土を犠牲にしてでも手にいれた空域である。都市が一つもない無人地帯ではあるが、あくまでソビエト共和国の領土である。
その為、大東亜連合とアラブ連合は地図上では分断されている。しかし、戦時下になればそんな条約は守られないだろうと、クエッタの高射砲は真西を向いている。
また近年ではオーストラリアをその範疇に納めつつある。アメリカ連邦との代理戦争に勝利した帝国は、オーストラリアの国力はを入手し、ますます強大化している。
純粋な生産力でいって、大東亜連合は堂々の世界一に輝いているのだ。




