◆メール読み上げ機能
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ご主人様。 おはようございます。 朝ですよ~。
・・・
もぉ~ 起きないと学校おくれますよ~
・・・
ゆうちゃん お・き・て♪
なっ おまえ、何で俺の名前を・・
やだなぁ ご主人様ってば。 スマホの中には個人情報が満載ですよ~
ほれ、ギャラリーの中なんて・・ ププッ
ギャーー なに勝手にスライドショーやってるんだ!
てか、大丈夫なんですか? じかん。
えっ? わーーーっ
だからさっきから言ってたじゃないですかぁ。
***
きぃん こぉん かぁん こぉん (予冷です)
ご主人様 一時間目は、数学ですか?
問題にあてられて黒板に解答書くときは、あたしがサポートしますから安心してくださいね。
他の教科もネット検索しますから、なんでも聞いてくださいよ。 エッヘン。
少し黙ってろよ。 さっきから大きな声でうるさいんだよ。
えーー あかね 悲しいよーーー しくしく
ちらっ
ちっ うっとおしい 画面消すから。
カチッ
オレさぁ、マジ 昨日の放課後にエミに告ったんだけど~ (かなり大音量)
うわーーー てめえ なに人のメール読み上げてんだ!
あーー ほらっ 先生が来ましたよ。
それじゃ、何かあったら声をかけてくださいね、ご主人様。
3話に続く~