リスカ少女と血を飲みたがり少女
多少グロいです。
太刀川達那は名前のかっこよさに負けてクラスの端で過ごすような暗い女の子だ。
夏川凉は名前に夏が入ってるからか夏が大好きでスポーツが大好きな女の子だ。
この交わることのない二人が交わるとない二人が交わった時物語は動き出す。
「今日もいい天気だなあ。」
夏川凉は窓から入る日差しに目が覚め体を伸ばす。毎朝の習慣で走るためにトレーニングウェアに着替え日に焼け少し茶色がかった髪を後ろに一つで結ぶ。
「おっとと、忘れてた」
お父さんの形見の長めのリストバンドをして外に出ると日差しが強くこんがりと焼けた肌をもっと焼こうとしている
「焼けちゃうなぁ…まっ仕方ないよね」
走る。1時間以上。これは習慣であり、部活の為でもあるのだ、夏川は高校へスポーツ推薦がきておりキープ、いいやこれ以上の記録を残さないといけないのだ。後クラスメイトの期待も背負っているから情けない記録は出せない。練習は嘘はつかないとゆうが努力が見合う形で現れるかどうかは分からない。
習慣を終えお風呂に入り学校へ向かう。
太刀川達那は朝までゲームに更けていた。
「やっぱり美少女の血はいいな」
と呟く太刀川の目に写るPCの画面は美少女が笑顔で血を流している。要するにエロゲーとゆうやつだ。今回のエロゲーは戦闘狂の女の子を攻略するとゆうなんとも難しいのだが太刀川的にはもうクリアしたみたいな感覚だ。太刀川達那は女の子の血を見ると興奮するとゆう性癖を持っている。何故こうなったかは太刀川自身も分かってないが男の血は興奮せずに女の子の血だけに興奮する。
「いつか女の子の血を飲みたいな」
太刀川は学校へ行くために用意をする。
私は自分でゆうのもなんだけど学校では知られている存在だ。女性で初めてスポーツ推薦が来た人として。私はただ友達に進められて始めただけなのに、いつのまにか大きくなってしまった。ただ部活は楽しいしお金の事は気にしなくていいので頑張ってはいる。
「凉、凉ったら」
友達に起こされ
「んーなに」
「授業中だよ、もうちょいで当てられるから起きて」
先生が一人一人に順に当てていっている。なんの授業?と思ったがこの先生は国語の先生だ。賛成か反対かその理由を言えみたいな感じだと理解した。
「賛成だと思います。何故なら僕は血が…いえなんでもありません」
危ない危ない性癖を晒すところだった。戦争が反対か賛成かどっちでもいいと思う。僕は限られた命で僕のやりたい事をやるだけだと達那は思っている
わー、私の番だ…どうしよ。まぁ当たり障り無いこと言っておけば大丈夫だよね
「私は反対です。人の命を気軽に奪ってはいけないと思います。」
そうだよねーとか賛同の声が聞こえてくる。前の賛成って言った子はなんて言ったっけ…あんまり喋ったことがない子だよね、名前は…かっこいい名前だった気が。
後ろから視線を感じる後ろには夏川しか居ないのだけどこのクラスのマドンナ的存在でよく話題に上がるスポーツ推薦が来たのだの可愛いだのこんがりと焼けた肌がいいだのなにかと言われている。僕とは関係がない存在の人だ。
太刀川さんだ、やっと思い出した。お尻まで伸びた黒髪が印象的で肌が白すぎる。私の肌とは大違いだ、外に出てるんだろうか?多分出てないだろうな、華奢な体がものをいってる。眼鏡もしてるんだ、後ろから見えるフレームで気がつく。
授業が終わり放課後になる凉は部活へ達那は家へゲームにしにそれぞれの目的に向かう。
う~んやっぱり微妙だと達那は思う。
今日の朝やっていたゲームをやっているのだが思ってたのと違う、あれから女の子が血を流さない。やってやってやりまくってるけどなにも楽しくない、と思っているとPCからツラッターから通知がなる。ツラッターとは短い文章で綴る日記みたいなもので僕はそこでゲーム日記みたいなのをつけている。
えーと、なになに
私が前々から気になっていたゲームが売っていてしかも初回限定版が売ってるだと。初回限定版にはグロすぎて無くなったルートが入ってるらしく僕はそれがやりたくてずっと探してたんだ。しかも近いから今すぐ行こう。夜になっているが関係ないまだ出歩ける時間だし達那は服を着替えゲーム屋に向かう。
ゲーム屋に着くとそこにはちゃんとあった。初回限定版が。そこそこの値段はするけど仕方ない。即買いやるために即帰る。と思ったら道に迷ってしまった。どこだここ…ん?この公園見たことある?と思った達那は公園に入るとそこには見覚えある遊具と見覚えのある人がいた。見覚えのある人はベンチに座りなにも言わずにライトからの光を反射するなにかでなにかをしている。達那は気になりもうちょっと近くによるとそこには
「……」
虚ろな目でカッターを持ち手首を傷をつけている。いわゆるリストカットをしている夏川凉がそこにいた。
はぁはぁと息が荒くなる達那。あれだけ見たがっていた生の血が流れているのだから。だがそれが引き金になる。
「だれっ?」
凉が達那を視界に捉える。
「太刀川さん!?」
驚いた顔で手首から鮮血を流している。
「ねえ?ちょっとお願いがあるんだけど」
興奮する達那が凉に問いかける
「いいけど」
「血飲んでいい?」
「はぁ?ダメに決まってる……っ!?」
達那は耐えられず、凉の手から手首にかけて舐める。手首から流れてくる鮮血をじかで飲む。舌で血を転がし喉を通る、美味しい。なんとも言えないこの感覚。癖になりそうなのはどっちもだった。凉は自分の手首に吸い付き舐める感覚に気持ちが高まっていた。
「ふぅ。ありがとう」
「ありがとうじゃなくて!?なにやってんの」
と凉は怒るが達那は高揚してよく聞こえていない。
気分が悪くなったと勘違いした凉は
「太刀川さん?大丈夫?」
声をかける。さすがに聞こえた達那は頬が赤くなってる顔をあげ
「大丈夫。ちょっと気分が高揚しただけだから」
「高揚?ってゆうかなんで私の血を飲んだのよ?」
確信に触れる
「血が好きだから?」
「いや私に聞かれても」
呆れる凉だったが達那も確信に触れる
「夏川こそなんで手首切ってたの?」
うっ
「なんでって言われても、落ち着くとしか言いようがないよ」
自分だって分かってない。ストレスが貯まったときにどうしてもしたくなるのだ。衝動が抑えられなくなりもうなん十回なん百回もして手首は切り傷だらけで平らな肌でなくガタガタしていて触ってもさらさらしてなくて滑り止めのシートを触ってるみたいだ。最近では手首だけではあきたらず太ももも切っている。達那は凉の手首を持ち
「こんなに綺麗な肌が台無しだよ、もっとはやくに出会いたかった」
達那の言葉に凉は照れるが達那の言葉の意味はこんな綺麗な肌から早くもっと血が飲みたかったとゆう意味だ。
「夏川、血の処理大変でしょ?僕が毎回飲んであげる。」
普通に拭くだけなんだが、凉自身リストカットがバレると大変だ。今まで培ってきた凉像が壊れるの一番恐れている。
「いいよ。呼んであげる。そのかわり私がリストカットしてたこと言わないでね」
「うん。飲めればなんでもいいよ」
「じゃあツラッター交換しようか」
お互いに交換して
「ところでそのリストバンドお父さんの形見じゃないの?」
「違うよ、お父さん生きてるし、どこにいるかわからないけど。」
リストカットの跡を隠すためにお父さんの形見といって授業中も何から何まで隠してたと思うと多少達那はびっくりしたが
「そうなんだ」
と当然とゆう顔をして返す
もう衝動が抑えられない、凉は家に帰りスカートを脱ぎパンツ姿になり手首よりは酷くない太ももの傷をカッターで更に傷付ける。カッターで傷付けた線から赤い鮮血が溢れだす。もう痛みは多少しかない。
「あぁっ」
多少声が漏れる。
気分おさまる。自分しか傷つけれないから自分を傷をつける。それが良くない行為だと自分でもよく分かっているのだがいるのだけど。止められない。さすがに今日はびっくりした。夜誰も来ない公園なのに今日に限って来るのか、しかもクラスメイトの太刀川。あの子はなにかがおかしい。人の血が飲みたいなんておかしいし、そもそも血って飲んでいいものなの?まぁでも公言はしないって言ってくれたから安心だ。今日もまた眠ろう。寝てるときが一番幸せだ。プレッシャーを忘れるから
気持ちの高まりが抑えられない達那は家に帰ったらすぐスカートを上げてパンツを脱ぐと気持ちを抑えるために触る。
ふう。血美味しかったなまた飲みたいと思わせてくれる、夏川はリストカットをしていたことを言うなと言ったが言うつもりはない。がさすがにまた飲ませてくれないなら、脅しをかけるつもりだけど、夏川の手首は傷付けることになるが僕の欲望の為だ。一回味わった最高の飲み物をまた飲ませてくれないなんて生き殺しも同然だ。さてクリアした最高のゲームをもう一回やろう。血の味を知ってやるとまた違うことになるのだろう。
知り合って改めて夏川を見ると、こりゃとんでもないプレッシャーになるのだろう。クラスではクラスの花として振る舞って。部活ではちゃんと記録を出すために練習している。窓からみる部活中の夏川はクラスでいる夏川より居心地が悪そうだ。今も手首のリストバンドを手で握りしめてる。じゅるり…こりゃ今日は呼ばれるな
達那の思惑どうり。凉からの連絡があった。あの公園に来てと。達那はすぐ公園へと向かった。
達那が公園についたときにはもう凉は手首を切りたいとゆう気持ちと戦っていた。
「お待たせ」
「遅い。早く行くよ」
すごく機嫌が悪い。僕は血が飲めるならなんでもいいけど
「どこ行くの?」
「私の家。誰もいないから、誰か来るかも知れない公園よりいいでしょ」
「そうだね」
無言で二人で歩く。時間はすごく長く感じた。後夏川の怒りのオーラ半端ない
久しぶりにこんなに気分が悪い。達那にはもうどんな姿見られようともいいやと思った凉は怒りを隠しもせずそのままで接するのだが凉は飾らない自分を見せるのは何年ぶりだろうか。その喜びは怒りで分からなくなっていた。
「ここよ」
「おじゃまします」
凉の部屋に直行し凉はカッター取りだし手首を切ると気分は段々と収まってくるがまだ収まらない。
「早く飲みなさいよ」
言われるがままに達那は従い凉の手首を舐める。美味しい。どんな飲み物よりも美味しいと達那は思う。喉を通り後から血の香りがおってくるのも最高だ。
「もっと飲みたい。もっと」
手首から離れて更なる血を待つ達那は犬のようだ。椅子に座っている凉は分からないのか女同士だから気にしてないのか達那からは凉のパンツが見える。とゆうことは
「ねえ。夏川。夏川は手首だけではあきたらずに太ももまで傷つけてるの?」
凉は確信に触れられスカートを抑えるがもう遅い。達那はスカートをめくり綺麗な太ももが露になる。傷がついてる太もももあるが
「やめなさいよ?!」
「やだ。まだ気分収まらないんでしょ?だったら太ももも傷つけちゃいなよ」
軽く言ってるがけして軽いことではない。
「嫌よッ、なんで傷つけないといけないの」
もっと飲みたい達那はにやりと笑い
「傷つけないと皆に言っちゃう」
「それはダメっ」
「じゃあ早く」
催促されて凉はカッターの刃を出し太ももをなぞる昨日より痛い
「んっあ…ッ」
達那は小麦色に焼けていない太ももから流れる血に気分が高まり舐める。なんとも言えない気分になる凉はさっきより色っぽい声が漏れる
「あっ…いやっ…んっ。あ…んっ……ぅぅあっ」
ひたすら血を求める為に吸い付く達那。変な気分になった凉は強引に達那の頭をもち引き剥がす。太ももは赤く内出血をしている。普通に出血もしているが
「ありがとう。夏川。帰るね」
と帰る達那を止められずに見送った。二人とも自慰をするのだが二人の気持ちは違う。一人はもっと血が飲みたい。もう一人はもっと気持ちよくなりたい。
内出血している太ももをみると達那の顔がよぎる。太もも以外も舐めて、吸い付いて欲しい。もっと私を傷付けて欲しい。もっともっと。
もっと飲みたい。口が一杯になるぐらい血が飲みたい。血のお風呂に入りたい。血で、血が。血
利害は一致してるようでしていない。お互いに欲望に素直になるとどうなるのか。それはこれから綴る。
それから二人は学校へ行かなくなり。凉は自分の体を傷付ける。手首、太もも以外も体は傷だらけだ。でも凉はそれが嬉しい。何故なら達那が舐めて。飲んで。吸い付いてくれるからだ。気分も高揚して痛くない。気持ちいいぐらいだ。唇を傷付けたら唇を舐めて吸い付いてくれる。疑似キス。それだけでは何度もやってたら飽きる。飽きたら今度は口内を少し噛み傷をつけると血が出ると私は口をあけ達那は私の口の中にある血が出ている場所を舐める。唾液と共に達那の体の中に入ると思うと興奮するがそれも数回すると飽きる。体を傷つけ血を出し舐めてもらっての繰り返しだ。凉は満足してるが達那は満足していなかった。達那はもう多少の血じゃ満足できなくなっていた。恐怖の事柄が思い浮かんだがさすがにそれは実行できなかったがでもそれを想像すると気持ちが高ぶってやりたくて仕方がない。ずっと我慢できない。もっと飲みたい血を。
ある朝、凉は達那を招き入れた。が様子がおかしい
「どうしたの?今日達那様子おかしいよ?」
「ううんなんでもない。今日も凉の血飲みたい」
「いいよ。」
慣れた様子でカッターを取りだし上の服を脱ぎ上半身下着姿になりお腹をカッターでなぞる。なぞったお腹から血が流れ出す。カッターでなぞった同所を達那は舌でなぞる。と高揚はするがそれ以上を求めてしまう自分がいることに気付く達那は用意していた用具を取り出すもちろん疑問に思った凉は
「どうしたの?」
と問いかけるが達那は答えない。達那は結束バンドを取りだし右腕。右足。左足。をそれぞれの場所にくくりつける。結束バンドはなかなか取れない。最初にもがけばよかったものの疑問について考えていたらこうなっていた。
今自由なのは左腕だけだ。これから左腕も拘束されるのかと思ったのだが違った。
「どうしたの、答えなさい。達那!」
放った言葉は
「ごめんね。凉、これから私たち死ぬの」
「なにどうゆうこと!」
放った言葉はもう届かない。
達那は隠し持っていた小刀を取り出す。恐怖が凉を包む。
「なにするの!」
「うるさい!」
達那が小刀を振るうと木の机が真っ二つになった。さすがに言葉にならない。凉はどうなるのか分からないがさっきの死ぬが現実を帯びてきた。
「ごめんね僕はもっと血を飲みたい。出来れば血で溺死したい。」
何をいっているか分からない。
達那は小刀を振り上げ降り下ろす。
「いやぁああぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
凉の左手が落ちた。血がごぼっごぼっと溢れだす。凉は自分の手が地面が落ちてる事と元々少なくなっていた血が流れ出したことにより気を失った。否、亡くなった。達那は凉の左腕を持ち自分の口へと運ぶが手首の断面が大きくて入らない。考えてる間もない。達那は顎を外し強引に手首を口につっこむの血が流れ込んで飲む。飲むが飲む行為に対して血が止まらなく逆流する凉の血が達那の鼻から溢れでる。息が出来なくなった達那は亡くなった。凉の顔は痛さにより歪んでいたが、達那の顔は笑顔で亡くなった人の顔じゃなかった。
リスカ少女を書きたくなって頭の中に描いて書いたらこうなりました。多少書き方が違うんで見苦しいところもあったかもしれません。




