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ナミニキク  作者: ユン
1/4

1中【デアイ】

というわけで前々から書きたかった弓道についての小説です。

まぁ実際に借りてるものだったり創作ものだったりありますが温かい目で見てくれると嬉しいです。


 


 今は4月。出会いの月である。旧暦では皐月という。


 イベントごとといえば入学式、入社式、年度初めというものだろうか。


 例に及ばず自分は今回入学式に参加することになった。


 下ろしたての靴を履き大きめの詰襟を着て催眠術をかけてるのではないかという眠気を催す校長様のありがたいお言葉を船を漕ぎかけながらも準備された椅子に座り並んで聞いていた。


「眠い………………」そう思いながらも背筋はピンと張って聞き続ける。


 なぜか寝てはいけないとそういう固定概念がその時はあったからできたのだと後からになって理解した。


 そしてそのまま小一時間眠気との戦闘を乗り越え自分に割り振られた教室へと足を向ける。


「1ー1か」と確認をし。特にやることも無いのでそのまま向かった。


 そしてホームルームはつつがなく終わりを迎え下校時刻になった。ホームルームの最中に自己紹介なるものが存在したが、ほとんどは地元生なので聞いていなくおそらく自分以外は聞いていな

 いのではないだろうか?と思う雰囲気だった。


 まぁ聞いていたとして覚えれていないのだが……………。


 クラスの面子は共学ということもあり男子半分女子半分という分布で40人だった。



「それでは、明日からよろしくお願いしますね。これで終わります」



 という担当教師の解散の号令に生徒はまばらになり始めた。


 そしてさも当たり前かのように見たことのない生徒の机に群がり始めた、つまりは自分の机である。


 一瞬にして視界が悪くなった席からは逃亡がほぼ不可能になった。


 そしての怒濤の質問責めである。


 内容はいたってシンプル、どこから来たのかとか前の学校では何していたのかとか好き教科は何なのかとかいつが誕生日なのかとかとかとか……………ect。。


 気がつくとクラスメイトからの質問を一つ一つ答えていたために下校時間からは既に1時間ほど経過していた。



「ありがと、またあしたね」



 と最後の子の質問を答えた頃には教室には自分と友達と会話しているグループがちらほら存在するだけだった。


 時計は4時を回っていたので帰るために靴箱に向かった。


 自分が進学した高校は南光高校。元光高校が分割されて南と北が存在するらしい。


 全校生徒500人程度の大所帯高校である。


 ゆえに校内は広く慣れていないものは迷うことが多い。


 ……………つまりは現状の自分である。



「ここどこだ」



 的前弓一初日で南光高校で迷子になってしまいました。


 高校生になっても迷子になるとは…………と正直おどいてしまったが止まっても仕方ないのでひとまず動くことにしよう。広くたって所詮はがっこうなのだ出れないわけはない。



「まぁ探索してると思えばいいかぁー」



 とプラス思考を巡らせ探索していると何か凛とした音が聞こえた。


いかがでしたでしょうか?

春といえば出会いというわけで今回のタイトルを【デアイ】というものになりました。

弓道要素としては2中から出てくる予定です。

なるべく早い更新を心がけます(`・ω・´)ゞ

ではノシ

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