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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

弱者達の迷宮探索~理想は遠く、死は近く、命は軽く、心は重い~

 僕はなりたくもない探索者になった。もうそれくらいしか選択肢がなかった。今この社会は迷宮に大きく依存している。凶悪なモンスターからとれる肉は人々の胃袋を満たし、危険に対処しながら採取された薬草が怪我人の傷をいやし、鉱山型の迷宮からとれた鉱物資源はなくてはならない存在となった。ついでにパワーレベリングは富裕層の全スペックを別次元へと押し上げる。

 そんな社会で日本は迷宮で労働する探索者を増やしたかった。政府は耳障りの良いスローガンをいっぱい作った。でもそんなことする必要は薄かったと感じている。みんな勝手に追い詰められて探索者になっていくんだから。老後の資金のない老人、泥棒して前科がついた若者、引きこもりながら時々働いていたけど、もう限界な中年女性。これは社会的弱者達が迷宮で働き、幸せをつかもうともがく物語だ。
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