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7:白鳳学園の会長
「そして中等部3年のころ…来栖を見つけた。
すぐ君が月姫だって思ったよ。
これも季彩輪で繋がってた力なのかなって・・思った。
そして…君を守るために、この学校にやってきた。」
「じゃあ、桜井君は、わたしのため・・・」
「ストップ!!最初に言っただろ。
来栖が責任を、感じる必要はないって。
これは全部おれが決めたこと。
だから、来栖はそんなこと考えなくていいの。
俺が来栖を守りたくて、この学校に来たんだから。」
龍は瑠奈の言葉を途中で遮り、自分の思いを伝えた。




