87/284
11:誓い
「あった、あった。
一樹すっげー怒ってたよな・・・」
「ああ、俺と祐輔は、あとから2人のこと怒ってたよな・・」
懐かしそうに語る3人。
「俺達4人・・いつも一緒だったな・・・」
祐輔の言葉に、瑠奈は静かに涙をこぼした。
「俺、一樹のこと信じる・・・絶対、あいつ捕まえて、俺達の前で、はっきり今回のこと話してもらおうぜ。」
龍はいたずらに笑った。
「そうだな、俺も一樹信じる。」
「俺も、俺も!だって・・・大事な仲間やもんな。」
3人はいつもの笑顔に戻った。