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9:真偽と証




「今から約1300年前…平安時代に最初の月姫が現れたことは、知ってるよね?」



瑠奈は、小さく首を縦に振った。



「その初めての月姫が、四季神のあかしとして、当時の四季神たちへ贈ったのが、この……『季彩輪きさいりん』なんだ。」



「…きさいりん…?…」



瑠奈は自分の手の中にある、腕輪を見つめた。



「新しい芽がふきだし、春を告げるみどり色の『春彩しゅんさい』。


爽やかな青空と太陽が、夏を示すあお色の『夏彩かさい』。


鮮やかな紅葉が秋を伝える、朱色の『秋彩しゅうさい』。


世界を無に染める冬、白銀色の『冬彩とうさい』。




これら4つが、四季神の証なんだ。


もちろん俺も持ってるんだよ。



俺は春の四季神だから、春彩なんだ。」




龍はそういって、自分の腕についている腕輪を、瑠奈に見せた。


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