前へ目次 次へ PR 49/284 5:裏切り ――怖い… そう感じたとき、屋上の扉が開いた。 その扉の先には、3人の少年の姿。 「一樹!!その手を離せ!」 そう叫ぶ龍。 「龍……やっぱお前たちは、気づくのが早いな・・」 3人の姿を見た一樹が発した言葉。 そんな一樹をそっと見る瑠奈。 一樹の目は闘争心を見せていたが、どこか悲しみがあった。 そんなことを考えていたとき、一樹にギュッと腕を握られた。 「っ!!…」 少しずつ強くなっていくその力に、瑠奈は表情を歪めた。