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12:親友と転校生
「誉め過ぎだよ。
肌が白いのは、あんまり外に出ないからだし…
…身長だって小さずぎて嫌だよ。
亜由美ぐらいの身長が欲しいよ。
あたし155ないから、上にあるものとか届かなくて…結構大変なんだよ。
亜由美は160あるし…体型もいいし…羨ましいよ。あたしなんか…全然かわいくないし…。」
そんな瑠奈の言葉を聞いた亜由美は
「かわいい!」
と叫んで瑠奈に抱き着いた。
「まったくあんたって子は…。
あーもーかわいいなぁ。
あたしが男だったら襲ってるわよ。」
亜由美は抱き着いた体を離して、瑠奈の頭をなでなでしていた。