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3:親友と転校生




「ねぇねぇ!知ってる?今日転校生来るんだって!」



亜由美が嬉しそうに言った。



「そうなんだ…。」




瑠奈は昨日からのことを振り返っていて、亜由美の言葉も右から左に流れていた。



隣で亜由美が何か騒いでいたが、瑠奈は適当に返事をしたままだった。



なんだか学校に着いてから、胸騒ぎがする。



昔からそういう勘はさえていて、必ず当たる。




それは良いことにも、悪いことにも…




「…瑠奈!」



「へっ…?」




突然亜由美が瑠奈の名前を叫んだ。


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