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2:始まりと終わり




「実はの、太陽君と話しておったら、興味深い話を聞いてのぉ。」




感慨深げに話していた秀一が、視線を瑠奈に向けた。




「瑠奈様は記憶を取り戻すために、いろいろしておるそうですな。」




首を縦に降る瑠奈。


今だその成果は出ていないが。




「太陽君が言うには、瑠奈様の母上は、白鳳学園に通っていたそうです。」




「えっ…?」




「昔、母さんに聞いたことがあったんだ…ただ、白鳳学園って、いろいろ厳しいだろ。



だから、秀一様に相談したんだ。」




驚く瑠奈に、太陽が説明してあげた。




「そこで、記憶を取り戻すために、白鳳学園に通うのが、1番良い方法かと思いましてね。」




「…ってことは……」




祐輔が確信を得たのか、驚いた顔をした。




「瑠奈様…白鳳学園に転校してみてはどうですか?」



「えっ…?」




驚く瑠奈をほっとき、啓太は1人大喜びだった。




「やった~姫さんと白鳳に通うんや!!



姫さん白鳳の制服絶対似合うで!


はよう見たい!!



あっ、星花の制服もめっちゃ可愛かったで!!!」




目をキラキラさせて話す啓太。




「啓太、黙ってろ。」




祐輔の鉄拳で、啓太は部屋の隅で動かなくなった。

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