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2:始まりの日



……綺麗な夕日。




いつもより下校時刻が遅くなってしまった瑠奈は、目の前に見える赤く燃えている夕日を見つめながら帰っていた。



季節は蒸し暑かった夏から秋に変わろうとしており半袖だった制服も朝夕の冷え込みから長袖に変わった。



瑠奈が着ている制服は、紺色のスカートに上が白を基調としたセーラー服。



赤いリボンがシンプルなセーラー服の中でひときわ強調されていた。



瑠奈の長い髪は下ろされていて歩くたび風に揺れ、さらさらと泳いでいた。





「…こんばんは。」




突然後ろから声をかけられ驚いて振り返る瑠奈。




振り返った先には黒を基調とした服をまとっている男がいた。





辺りがオレンジ色に染まっている中、男の周りだけが暗い闇に包まれている。




瑠奈はそんな気配を感じていた。






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