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3:月華




言い終わったと同時に、左手から光が溢れ、部屋全体を包んだ。



眩しさがやみ、瑠奈をみると、立ち上がっている瑠奈の左手には、金色の刀が握られていた。




瑠奈の左手に握られている金色の刀……



それが月華…





「さぁ…約束…


守ってもらいますよ。」




瑠奈以外に部屋にいる人は、みんなその光景に驚いた。




もちろん…四季神も。



生きている間に、会えるかわからない月姫。



その月姫しか扱えない月華は、伝説ものだ。




全員初めて見たのだろう。

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