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1:かすかな光




あれから数日後…



季泉会の者が、瑠奈たちを迎えに来た。




車に乗ってから、3時間ほどたった。



瑠奈たちの乗る車は、30分ほど前からずっと山道を通っていた。





「瑠奈ちゃん…大丈夫?」



だんだん顔色が悪くなる瑠奈を心配して、祐輔が声をかけた。




「ほんまに姫さん顔色悪いで?」




心配しだした啓太に




「大丈夫…ちょっと車に酔っただけだから…」




そう返事をしたが、顔色とともに、息も苦しそうだった。


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