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18:使者と謎




瑠奈はさっきの雰囲気と変わってしまった龍に、いてもたってもいられなくなり、恐怖にすくむ足をゆっくりと動かした。






瑠奈はそっと繋がれていた龍の手を離し、龍よりも一歩前へ足を進めた。




微かに上がった、男の口元。





今になって、ようやく見えた男の顔は、やっぱり拒絶した。





―――…あの人は、危険だ…。





本能なのか、直感なのか分からないが、そう感じた瑠奈は、覚悟を決めて口を開いた。



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