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14:使者と謎




恐怖もあったが、意を決して、瑠奈は龍の背中から、姿を現した。




「月姫様。



迎えが遅くなってしまって、申し訳ありません。





我々の元にくれば、月姫様のことは、必ずお守りいたします。



さぁ。こちらへ。」





瑠奈を見つけた男は、優しく言ったが、その表情の奥には危険だと感じるものがあった。



瑠奈はその男に、拒絶を感じた。


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