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10:使者と謎
「龍様。
いくら貴方が四季神といえども、これは季泉会会長の意向です。
月姫様を、私たちにお預けください。」
―――…男の声…?
瑠奈からは見えないが、龍の背中の向こうから、声が聞こえる。
その声は男のもので、感情を感じさせない、仕事口調のように感じた。
龍に"様"とつけているのに、敵意を感じる。
敬語を使っているのに、その言葉と、態度が一致しない。
「龍様。
いくら貴方が四季神といえども、これは季泉会会長の意向です。
月姫様を、私たちにお預けください。」
―――…男の声…?
瑠奈からは見えないが、龍の背中の向こうから、声が聞こえる。
その声は男のもので、感情を感じさせない、仕事口調のように感じた。
龍に"様"とつけているのに、敵意を感じる。
敬語を使っているのに、その言葉と、態度が一致しない。
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