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1:始まりの日




「…見つけた。」



空が赤く染まる中、一人の少女を見つめながらの男がつぶやいた。





「あれが、月姫。



……愛しい私の月姫。

……早く君の心臓を手に入れたい。」




男は口元に妖艶な笑みを浮かべていた。



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