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第十八話 ボーナスモンスター

本日二話目ー!


《スキル『盾術』が入手しました》

《アイテム『精霊騎士の鎧靴』を入手しました》

《アイテム『精霊騎士のマント』を入手しました》


その中には『盾術』スキルと部屋の外に置いてある『精霊騎士の剣』と良く似た装いの膝から下を覆う鎧と鮮やかな青色のマントが入っていた。

とりあえず、宝箱から取り出してドロップした分も併せて一箇所に集める。


これはあれだ、せめて膝部分の鎧が欲しい。そうじゃないとこれはなんか物足りない。

ただ精霊騎士のリポップにどれだけかかるかだよな。大体四時間くらいだったらまだ周回しやすいんだけど、特定時間にリポップとかだったら最初は少し面倒くさいだろうな。


「うーん、いっそのこともうリポップしてないか?」


呟きつつ、部屋の中から隠し部屋を覗く。

すると、どこからともなく白い雲が湧いてきて部屋が埋もれたかと思うと、それはすぐに晴れて部屋の中心には精霊騎士がリポップしていた。


ちらりとスマホを確認してみれば、現在は丁度日が明けた00:00を指している。

となるとこれは時限制と見た方がよさそうだ。そうなれば、次に気になるのはどこにリポップのタイミングがあるかだ。一つ日が明けた今だろうが、さすがにそれだけだとは思えないんだよな。


「…まあ、いいか。とりあえずはしばらく回復に費やしてあいつのドロップを手に入れよう」


そうして、俺は一時の休息に着くことにした。




それから数十分後…、


《アイテム『精霊騎士の籠手』をドロップしました》

《アイテム『精霊騎士の腰鎧』をドロップしました》

《アイテム『精霊騎士の脚鎧』をドロップしました》


目の前に『精霊騎士の剣』と似た装いの籠手と腰鎧と脚鎧が現れる。

それから分かるように目的のものは一発で出た。


適応変身(シェイプシフト)』で呼び出した『念動力』で『精霊騎士の鎧靴』『精霊騎士のマント』『精霊騎士の兜』『精霊騎士の胸鎧』を宝箱があった隣の部屋から運び、手に入れた『精霊騎士の籠手』『精霊騎士の腰鎧』『精霊騎士の脚鎧』と合わせて一纏めにする。


『女体化』を使用中に入手したせいか、女性用のものになっている鎧をその場に実際に来ている人がいるように『念動力』で配置して観察する。

ティアラを模したようなサークレット型の兜に肩から先を覆わない腕が露出した細身な胸鎧と肘から先を覆う籠手、腰鎧は後ろにかけて長く広がるスカート状で、脚鎧は鎧が膝から下を覆い腿の部分はスパッツのような生地に覆われていて腰鎧のスカートと合わせて絶対領域を作っていた。


「うーん、精霊騎士シリーズは男の状態で使うつもりだったんだけどな。これはなかなか迷わせてくれるな」


『女体化』を解除すれば、恐らく男用のものに変わるであろう精霊騎士シリーズを前に思わず唸る。

恐らく、男用のものは実際に精霊騎士が使っていた全身を覆う騎士鎧だろう。ああいうのも好きなんだけど、こういう細身の鎧も嫌いじゃないんだよな。


一度、『黒猫パーカー』を脱ぎ、鎧を身に付ける。

二度ジャンプし、左右にサイドステップを踏んで、拳打と蹴りと一通りの動作を試す。

見ていて分かったが、やはり動きやすい。

男用が精霊騎士のあれだとすると、やはり女性用が動きやすさ重視で防御が薄く、男用は防御重視で動きやすさは二の次なのだろう。


となれば、だ。


「使い分けるか」


そう、結論が決まった。






さらにところ変わって3層、本来の目的を果たす為に俺はそこを探索していた。

既に探索開始からは結構経っており、現在は大体十時でマッピングも八割型終わっている。1層の探索よりも早いペースだが、これは現在まで一度も敵と遭遇してないことによって実現している。


…まあでも、目的の『力の泉』も見つかっていないからちょっと微妙なんだけどな。


それはともかく、現在のこれは黒武者を…あの仮面を撃破したことが理由になっているんじゃないかと思っている。例えばあいつが徘徊型のボスで、そいつを倒すと半日その層の湧きがストップするとか、そんなのがあるんだと予測している。

そろそろ戦いた…違った、レベル上げがしたいので敵が湧いて欲しいという願望込みであるが、多分そんなくらいなんじゃないかと思っている。


「…あ、いた」


そんなことを思っていると目の前に目の前に銀色のウサギが現れた。

そいつはその鋭敏な聴覚で俺の呟きを拾うと、ばっと顔を振り向かせ…、


凄まじい速さで逃げ出した。


「ちょ、待て!」


咄嗟に『適応変身(シェイプシフト)』を使って『偽装』『闇魔法』を『縮地』『瞬動』に切り替え、『縮地』と『瞬動』を重ねて使って追いつき、勢いのままにウサギの耳を掴む。

キューとウサギが悲痛な声を上げて一瞬躊躇ったが、一瞬で周囲が『闇魔法』の霧に満たされたのを見て、『暗視』の力を使ってその霧を見通しつつ、『武者の黒刀』を煌めかせる。


《レベルが上がりました。Lv32→Lv34 基礎能力が向上しました》

《アイテム『スキルチケット』をドロップしました》


「ああ、なるほど、ボーナスモンスターか」


レベルが2つも上がったのを見て、思わず考えが口をついて出る。

今回2つ上がったのは事前に精霊騎士を2体倒していたこともあるだろうが、それでもかなり大きな糧だ。これは見つけ次第狩るべきだな。

しかも、あの逃げ足となると現時点で追い付けるやつはかなり限られるだろうし、ポップさえしてくれててば独占できる可能性もありそうだ。


攻略を続けるのは変わらないけど、ここより上の層に行っても帰りに3層に寄って行こう。

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