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第十七話 仮面

んー、最近長めだったから結構短く感じるかも。

それとせっかくの11月11日なので11時に投稿だー!

避ける、避ける、避ける。あのあとすぐに動き出した荒々しい黒武者の攻撃を『気配察知』と『魔力察知』を使って詳細まで捉え続け、『魔法纏』で強化された身体能力を最大限に活かして避け続ける。


「らあっ!」


その中で隙を見つけて黒武者の顔面を殴る。

それで荒々しく力強い攻撃は一瞬止むが、すぐに腕や足、頭まで使った型の無い剣術を繰り出し始める。


掴むように伸ばされた手を裏拳で弾き、腹部を狙って放たれた蹴りはしゃがんで躱し、地面と水平に低空の足払いを掛ける。

しかし、黒武者の体幹が強くびくともしない。そこで驚いたことで生じてしまった隙に放たれた踵落としを紙一重で避けながら後退して、さらにそこを狙って放たれた刀の振り下ろしは半ば反射で光盾を挟み、一瞬の猶予を作って避ける。

そして、『精霊の指輪』に制御を委託して『光魔法』の盾を再度生成した。


黒武者はそこに突進で突っ込んで来る。光盾を斜めに構えて突進の方向を逸らして、身長差を生かし、黒武者の間合いに潜り込み、本気で顔面を殴りつける。

そうすれば、突進という行動中だったこともあり、突然別方向から力を加えられ、黒武者はタタラを踏んだ。


そこに光盾を押しつけて一瞬の隙を作り、ダッシュで距離を詰めて追撃を加える。

黒武者の顔面目掛けて拳打拳打拳打、最後に『魔法纏』に使っている全部の魔力を脚に集めて思いっきり蹴り飛ばす。


パキッ


すると、黒武者は妙な異音を立てて飛んでいった。


「えっ?パキッ?」


その異音に、纏っていた魔力がなくなったことで使おうとしていた『適応変身(シェイプシフト)』の行使が止まる。

恐る恐る飛んでいった黒武者に視線を向けると、素だと思っていた顔面にヒビが入り、悪魔を模したような妙な仮面が薄らと浮かび上がっていた。


今度は『適応変身(シェイプシフト)』をしっかり使い、『魔法纏』を『看破』に切り替え、そのまま使用する。


すると、その妙な仮面は完全に正体を表して黒武者から離れ、それと同時に黒武者から力が抜けた。ガチャッと音を立てて地面に散らばる。

さらに散らばった黒武者の鎧からは黒い色が抜け、普通の鎧なったかと思うとそれが夢幻であったかのように消えていく。


『キシャ、シャシャシャ』


「あっ、逃すかよ!」


再度『適応変身(シェイプシフト)』を使い、『気配察知』を『念動力』に切り替え、そのまま使って浮遊して逃げようとした剥がれた仮面を捕らえる。

そして、『光魔法』で光槍を何本も構築し、ヒビを目掛けて放って跡形もなく吹き飛ばした。


《レベルが上がりました。Lv31→Lv32 基礎能力が向上しました》

《アイテム『隠形の仮面』がドロップしました》

《アイテム『スキルチケット』を入手しました》

《アイテム『武者の黒刀』を入手しました》


倒した仮面からは顔の上半分を覆う黒い仮面が落ち、目の前には柄から刃、鞘まで真っ黒な刀が現れた。

それと同時に現れた『スキルチケット』はすぐに使い、『不動』『防御強化』『再生』という前衛タンクをやれと言わんばかりのスキルが手に入った。


「まあいいや、それよりも…」


『隠形の仮面』を『念動力』で引き寄せ、目の前の光一筋反射しないような漆黒の『武者の黒刀』を両手に持ち、同時に見つめる。

…なんかあれだ、まるでアサシンスタイルで戦えと言われているような気分だ。


「ちょっと試すか」


そう呟き、俺は『適応変身(シェイプシフト)』を使った。






ところ変わって一層隠し部屋、少し気になることがあって俺は戻ってきていた。セットしたスキルは『隠密』『偽装』『奇襲』『暗視』『剣術』『体術』『闇魔法』と、新しく作った『奇襲セット』だ。


それで現在は部屋に『闇魔法』の霧を満たし、『偽装』で姿を隠し、『隠密』で気配を断っている。

だけどまあ、まだ戦闘中というわけではない。


《アイテム『精霊騎士の兜』をドロップしました》

《アイテム『精霊騎士の胸鎧』をドロップしました》


…たった今、戦闘が終わったところなんだ。


「はぁ、はぁ、ふぅー…、さすがに疲れたな」


展開していた『闇魔法』を止め、『武者の黒刀』を鞘に納める。かなり疲れたが、これで分かった。

今の俺なら、隠し部屋のボスは『闇魔法』で部屋を満たし、全力で隠れながら『奇襲』を掛け続けることで安定した討伐が可能なようだ。


と、それはともかく、そろそろ本題だ。


俺は『武者の黒刀』をもう一度抜刀して振るい、残っていた気力の壁を切り捨てる。戦闘中にも思ったが、この刀、凄まじい切れ味だ。少なくとも俺が登った階層に合っているとは思えないくらいだ。


「あー、やっぱりあったんだな」


そうして部屋に入っていくと、思っていた通りそこには宝箱が置いてあった。その数は三つと『力の泉』と同じだ。

あるとは思ってたけど、本当にあったのか。

まあ、こんだけ広い場所に人が二人しか居ないってのも違和感があるもんな。


そう思いながら宝箱に近付き、それぞれを開いた。


ご感想、ご意見等お待ちしております。

それともし良ければポイント評価お願いします!


(投稿の予約中)あ、この日、〇ッキーの日やんけ。11時に投稿しよー。


P.S.

18時にも投稿しますのでよろしくお願いします!

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