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13.休校期間中の我家はこんなんでした

 五年生の三学期もいろいろありました。クラスの子とのトラブル等、次から次へと問題が起こります。

 先生たちたいへんだなぁといつも頭が下がる思いです。

 特別支援教室には同じ区画に全学年がいます。一応低学年、高学年と別れてはいますが、いろんな子がいるわけで。

 当時は四年生が荒れていたのでたいへんだったようです。ちょうど落ち着くか落ち着かないかの境ではあったと思います。


 さて、一月の終りから不穏なニュースが流れ始め、二月の終りの首相からの要請を受けて三月から学校が全て休校になりました。

 皆様もご存知で、未だに続いている新型コロナウイルス(COVID-19)によってです。

「学校に行ってみんなに会えなくなるのは寂しい」

 小さい人はそう言っていましたが、同時にトラブルもなくなったので三月は比較的穏やかに過ごしていました。また、三月中は報道もそれほどひどくなかったせいか、実家に顔を出したり、主人の実家に預かってもらったりもしたので、春休みが伸びたような感覚ではありました。

 それでも全く勉強をしないわけにはいかなかったので、字の練習と漢字の書き取りのようなことは小さい人と姫にさせていました。

 終業式が終わり、そして四月になってようやく始業式を迎え、新しい学年が始まった頃、非常事態宣言が出されました。

 子どもたちはまた学校に行けなくなりました。

 小さい人と小さい姫は放課後等児童デイサービスに行っています。そちらも営業時間を短縮すると言われました。それでも、児童デイに行かないという選択肢はありませんでした。

 週に一日でも二日でも行かなければ日々やっていけなかったのは間違いありません。何よりも子どもたちには気分転換が必要でした。毎日きちんとマスクをつけていくこと、手洗いを徹底的にすることを条件に行かせていました。

 児童デイにはいろんな子がいます。精神的な問題や、身体的な問題でマスクをつけることができない子もいるそうです。うちの子たちはつけていられる子だったのでつけるよう口を酸っぱくして言っていました。

 休校中も開所していただき、本当にありがたかったです。

 四月の終りに教科書が配られ、課題が配布されました。

 五月も緊急事態宣言は延長され、GWは家の中で消えました。

 折紙の本がほしいと言われたから折紙の本を買い、CDを聞きたい、DVDを見たいと言われて買いました。

 三月からの食費は増え、気分転換もできず、子どもたちは本当にたいへんだったと思います。

 学校からの課題は膨大でした。幸い姫は勉強をすることを嫌がらなかったので毎日二時間宿題に付き合いました。

 小さい人は一部しかしていなかったので学校が全面的に開始される前日(6/21)に課題が溜まっていました。さすがに私も感情をコントロールすることができなかったので、小さい人の勉強は主人に見てもらいました。

 五月の終り、緊急事態宣言が解除されました。児童デイの時短営業は変わらず、学校は分散登校が始まりました。

 それにしても嫌がらせのように小さい人と姫の登校日は重ならなかったので、どちらかが必ず家にいてつらかったです。

 六月は小さい人と姫の誕生月です。よくがんばったー! とLEGOブロックをそれなりに買いました。お台場のレゴランドにも連れて行きました。

 まだコロナは収束していないので、マスクと水筒を持って二人とも登校しています。手洗いも言わないとすぐサボるので徹底してやるように言い続けています。

 小さい人は六年生になりました。修学旅行はどうなるのかなとか、宿泊研修はどうなるのかなとか不安はつきませんが、今年度は学校での行事がないので比較的穏やかに暮らしていけたらいいなと思っています。(小さい人は行事が苦手です)

 まだまだとんちんかんなことを言っていますが、根気よく話していきたいと思っています。

 嫌なことばかり覚えているのは自閉の特性の一つだと聞いています。(もちろんそうではない子もいます)そして基本考え方は自己中心的です。私も説明がうまくできないのでそこらへんはよく衝突しています。

 来年中学生って嘘でしょ?

 不安は尽きませんが、できるだけ穏やかに暮らしていけるようやっていきたいと思います。

まだ収束は遠いですが覚書です。思い出したら追加していきます。

みなさまはどうこの期間を過ごされていましたか? 教えてくださいねー

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