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シナモン。  作者: cinnamon
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名も無き子犬



私は行く宛もなくフラフラと夜の街を歩いていました。



もうあの素敵な人に会えない…



そう思うだけで涙が零れそうです。



あれから尻尾も振っていません。



たまに私を心配してか、街行く人に声をかけられたりもしました。



けれど私は返事も出来ず、ただひたすら歩くだけでした。






そんな時、私は別の人に拾われました。



最初こそ優しくしてくれたものの、途中から私に向かって罵声は当たり前になっていき、最終的には毛を掴まれ引きずり回されたり蹴られたりと、私は段々と心も体もボロボロになっていったのです。



ご主人様があの人だったら…



そんな事を思いながら暴力を受ける日々に耐えていた時の事、私の心に一つの希望が生まれました。






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