エッセイもどきの愚痴
愚痴というかなんというか
先日、市の有力企業のお偉いさん達と意見交換会や飲み会をする機会があり、嫌々参加させられる羽目になってしまった。自分には関係のない業種の方々であったし、だいたいその内容が「なんでこの場所では大学生は遊ばないのか」という議論する必要もない、バカバカしい内容であった。
我ら大学生の意見というものは、「ここに遊ぶ場所も無ければ、服を買う場所もないんじゃい」というものだったが、結局お偉いさん達は「大学生は遊ばなくてもいいから、とにかく勉強しろよ馬鹿どもめが。だから最近の新入社員は使えないんじゃボケ。俺らは大学の時は勉強したっちゅうの」というなんだかかなり論点がずれてしまった主張をしてきた。結局は時間が足らず、大学生に反論する機会は与えられず、意見交換会は終わってしまった。
その後の懇親会という名の、お偉いさんが大学生の若くてキレイなお姉ちゃんにビールをお酌してもらう飲み会が始まった。たぶんお偉いさん方の真の狙いはそれだったのであろう。というかこの意見交換会に来た大学生の大半は女子であり、しかもそのレベルが高すぎるというか全員美しかったり可愛かったりなんかとりあえず死にたくなったのは確かだった。ていうか体重80キロオーバーのかわいそうな顔な男子がこの場にいていいのかコラ見たいな感じでイヤンこっち見ないで恥ずかしい!!!
・・・そんなことはおいといて、右前あたりにいる社長さんがとりあえず自己主張の塊だった。上記のお偉いさんの主張の発信源で、やたら目の前にいる背の高くてぱっちりオメメのきれいな短大生に語ってしまっていて、短大生頑張ってくれたまえよとか思っていたら、その短大生が社長さんの言葉にうっとりしながら耳を傾けてしまっていてなんだか残念だった。
「人間というものはプライドが無ければだめだ。プライドが人間性を高め、色んな事を頑張れる。そして人生成功して、立派な社会人になることができるのだ。そして金を稼げるんだよ」
みたいなことを言っていて、とりあえずそのオッサンは勝ち組であるということが分かった。
そこですかさず「自分、看護学生なんでとりあえずプライドを持って頑張ってみても看護師にしかなれないですし、そんなに給料上がらんですし・・・」といえればよかったのだが、話に加わっていないのでやめた。
プライド=誇り、自尊心、自負etc.
・誇り
→いばる
→大言を吐いていばる
→名誉
→自慢
・自尊
→たかぶること
→自ら尊大にかまえること
→うぬぼれること
→みずから自分を優秀なものと思い込むこと
・自負
→自分の才能を頼みほこること
→うぬぼれ
→自慢
・・・おっけーおっけー
このようなマイナスなものを胸に秘めて行動していけばいつかお金持ちになれるということですね
それは素晴らしい考えですね。まさに勝ち組思考。
プライドを持って生きるということは、人のプライドを傷つけながら生きるということ???そんな生き方はちょっと疲れるので、作者はプライドを持つことなしに、一生人に馬鹿にされる(そしてそんな人間を馬鹿にできるという)負け犬型逆転の発想の生き方を選んでいるわけなのですが、やっぱりオッサンからしたらその生き方というのは人生の落後者だそうです。
とりあえず美しい短大生は「参考になりました」的な本気かウソかわからんようなことを言ってたのですが、もし本気なら、頑張って勝ち組になってくださいね。
能力のない人がプライドを持ったら、醜いけどね。
とか思いながら意見交換会を後にしましたとさ。
参加したお礼に5000円分の商品券をくれたのが、せめてもの良心。
まったくもってノンフィクションでしたとさ