↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旅する先生と、世界の教室  作者: 最後に残った形


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
311/339

第63章 第2話:祖母から叔母へ返る古い座布団の声――押さずに手を置く理由を返す午後


 叔母の家の冷蔵庫横には、三枚の札が並んでいた。


『手で持って重い布・乾きにくい布の日は真ん中も見る』


『念のため毎回、にはしない』


『薄い布や軽い布まで毎回増やさない』


 その横に、翔太が前に書いた家族ノートが開かれている。


『祖母の家へ見せた手入れ』


『厚い玄関マットでは助かった』


『薄い布には広げなかった』


 午後の台所には、湯気の匂いが残っていた。流し台のそばでは洗った湯のみが伏せられ、窓から入る光が冷蔵庫横の札を白く照らしている。外では、干していた布を取り込む音が遠くに聞こえた。


 今日は、祖母から叔母へ電話が来る日だった。


 祖母が自分の家で受け取り直した声を、叔母へ返す日。


 厚い玄関マットでは、叔母の家から見せた手入れが助かった。


 けれど、古い座布団では、同じように真ん中を押すのではなく、手を置く形へ変えた。


 その声を、どう返すか。


 叔母は電話台の近くに椅子を置き、少し落ち着かない様子で座っていた。


 母は家族ノートを開いている。


 翔太は鉛筆を持っている。


 妹は、冷蔵庫横の札を見ながら、古いクッションを抱えていた。


 白瀬灯理は、台所の入口近くに立っていた。


 黒い上着に、使い込まれた革の鞄。


 灯理は、冷蔵庫横の札と、電話台の受話器を静かに見ていた。


 電話が鳴った。


 叔母が受話器を取る。


「もしもし」


 祖母の声が、受話器の向こうから届いた。


「もしもし。今、よろしいかしら」


「ええ。待っていたの」


 叔母の声は明るかった。


 けれど、少しだけ硬かった。


 祖母は、ゆっくり話し始めた。


「この前見せてもらった、厚い布の日の手入れね。祖母の家でも試しました」


 翔太が鉛筆を構える。


 母が家族ノートの上に手を置く。


 祖母は言った。


「厚い玄関マットでは、とても助かりました。端は乾いていたけれど、真ん中が少し冷たかったの。もう少し干せました」


 叔母の顔がほっと緩んだ。


「よかった」


 妹が小さく頷く。


 翔太が書く。


『厚い玄関マット:助かった。真ん中の冷たさに気づけた』


 祖母は続ける。


「薄い台所マットは、端だけで足りました。毎回真ん中を見ることにはしませんでした」


 母が言った。


「広げなかったのですね」


「ええ。薄い布まで増やすと、毎回の確認が重くなりますから」


 叔母は頷いた。


 ここまでは、叔母の家から見せた手入れが、そのまま働いているように聞こえた。


 厚い玄関マットでは助かった。


 薄い台所マットには広げなかった。


 けれど、祖母はそこで少し声を落とした。


「ただ、古い座布団では、触り方を変えました」


 叔母の指が、受話器のコードに触れたまま止まる。


「変えた?」


「ええ。真ん中を強く押すと、中綿が偏りそうだったの。だから、押さずに、手を置いて冷たさを見ることにしました」


 台所が少し静かになった。


 叔母は、冷蔵庫横の札を見た。


『手で持って重い布・乾きにくい布の日は真ん中も見る』


 自分たちの家で助かった手入れ。


 それを祖母の家へ見せた。


 でも、古い座布団では押す形をやめた。


 叔母の顔に、小さな不安が浮かんだ。


「押す形は、合わなかったのね」


 その声は、責めているのではなかった。


 けれど、自分の渡し方が足りなかったのか、と考えている響きがあった。


「私が、触り方までちゃんと伝えなかったからかしら」


 翔太が鉛筆を止めた。


 母も叔母を見る。


 妹は、抱えていた古いクッションをそっと膝に置いた。


 受話器の向こうで、祖母は少し黙った。


 もしここで、


「古い座布団では押す形をやめました」


 とだけ返せば、叔母には「叔母の手入れが合わなかった」と聞こえてしまうかもしれない。


 けれど、祖母が返したいのは、それだけではない。


 厚い玄関マットで助かったこと。


 薄い台所マットには広げなかったこと。


 古い座布団では素材が違ったこと。


 押すことではなく、湿りや冷たさを見ることが大切だったこと。


 暮らしの負担を増やしすぎない意味は守られたこと。


 座布団を傷めない触り方を探したこと。


 それを一緒に返さなければ、変えた声だけが前に出てしまう。


 祖母は、電話の向こうで灯理に声をかけた。


「先生」


 叔母の家の台所で、灯理は静かに受話器の方を見た。


 祖母は言った。


「叔母へ『古い座布団では押す形をやめました』とだけ返すと、叔母の手入れが合わなかったように聞こえそうでした。でも、厚い玄関マットで助かったことや、湿り・冷たさ・負担を見る意味が守られたことも一緒に返すと、変えたことが次の声になる気がしました」


 灯理は、祖母の言葉を静かに受け止めた。


 そして、問いを返した。


「うん。では、受け取り直した暮らしの声を見せた人へ返すことは、変えた触り方だけを伝えることなのでしょうか」


 変えた触り方だけを伝えることなのか。


 祖母は、電話台の前で自分の記録を見た。


 叔母は、冷蔵庫横の札を見た。


 押す形をやめた。


 それは大切な事実だった。


 でも、それだけでは足りない。


 なぜ変えたのか。


 何は助かったのか。


 何は守られたのか。


 まだ何を見るのか。


 それを添えて返すことで、叔母はその違いを次の手入れとして受け取れる。


 母が、家族ノートの新しいページを開いた。


 翔太が見出しを書く。


『暮らしの受け取り直した声を返す』


 灯理は、穏やかに言った。


「では、祖母さんが返したい声を、ひとつずつ分けてみましょう」


 祖母は受話器の向こうで頷いた。


 叔母も、冷蔵庫横の札の前に座り直す。


 まず、見せられた手入れ。


 翔太が読み上げる。


「手で持って重い布・乾きにくい布の日は真ん中も見る」


 母が続ける。


「念のため毎回、にはしない」


 妹が言った。


「薄い布や軽い布まで毎回増やさない」


 翔太が書く。


『見せられた手入れ:手で持って重い布・乾きにくい布の日は真ん中も見る。念のため毎回、にはしない。薄い布や軽い布まで毎回増やさない』


 次に、自分の家で助かったところ。


 祖母が言った。


「厚い玄関マットでは、端と真ん中を見ることが助かりました」


 翔太が書く。


 祖母は続ける。


「真ん中の冷たさに気づいて、もう少し干せました」


 母が言った。


「薄い台所マットは端だけで足りた、も助かったところですね。毎回増やさずにすみました」


 祖母が頷く。


「ええ」


 翔太が書く。


『自分の家で助かったところ:厚い玄関マットでは、端と真ん中を見ることが助かった。真ん中の冷たさに気づき、もう少し干せた。薄い台所マットは端だけで足りた』


 叔母は、その文字をじっと見た。


 古い座布団の前に、助かったところが書かれたことで、少し肩の力が抜ける。


 次に、自分の家で違ったところ。


 祖母が言った。


「古い座布団は、強く押すと形が崩れそうでした」


 妹が、膝の上の古いクッションをそっと押さずに撫でた。


「中綿が偏りそうだった」


 母が言った。


「厚い玄関マットと古い座布団では素材が違った」


 翔太が書く。


『自分の家で違ったところ:古い座布団は強く押すと形が崩れそうだった。中綿が偏りそうだった。厚い玄関マットと古い座布団では素材が違った』


 次に、変えた触り方。


 祖母は、電話台の横に置いた古い座布団に手を置いた。


「古い座布団は押さずに手を置く」


 翔太が書く。


「持ち上げた時の重さを聞く」


 母が続ける。


「座った時の冷たさを聞く」


 翔太が書く。


『変えた触り方:古い座布団は押さずに手を置く。持ち上げた時の重さを聞く。座った時の冷たさを聞く』


 次に、変えた理由。


 祖母は、ゆっくり言った。


「湿りや冷たさは見たいけれど、座布団を傷めたくありませんでした」


 叔母は、受話器を持つ手に少し力を込めた。


 祖母の声は、叔母の手入れを否定していなかった。


 座布団を守ろうとしていた。


 祖母は続ける。


「押すことではなく、湿り・冷たさ・負担を見ることが大切だったのだと思います」


 母が頷いた。


「暮らしの負担を増やしすぎないため、も入れましょう」


 翔太が書く。


『変えた理由:湿りや冷たさは見たいが、座布団を傷めたくない。押すことではなく、湿り・冷たさ・負担を見ることが大切だった。暮らしの負担を増やしすぎないため』


 次に、守られた感覚。


 灯理が静かに尋ねた。


「形は変わりました。では、守られた感覚は何でしょう」


 祖母は、少し考えてから言った。


「湿りを見る」


 叔母が続ける。


「冷たさを見る」


 母が言った。


「足元や座った時の負担を見る」


 妹が言った。


「毎回に増やさない」


 翔太が、古いクッションを見て続けた。


「布を傷めない」


 翔太が書く。


『守られた感覚:湿りを見る。冷たさを見る。足元や座った時の負担を見る。毎回に増やさない。布を傷めない』


 叔母は、その行を見ながら小さく呟いた。


「守られているのね」


 祖母が穏やかに答えた。


「ええ。押す形は変えました。でも、見せてもらった意味は残りました」


 次に、まだ見るところ。


 祖母が言った。


「冬の古い座布団」


 母が続ける。


「雨続きの日」


 妹が言った。


「中綿が偏らない触り方」


 翔太が書く。


『まだ見るところ:冬の古い座布団。雨続きの日。中綿が偏らない触り方』


 最後に、次に一緒に見ること。


 叔母が、冷蔵庫横の札を見ながら言った。


「叔母の家でも、古い布や傷みやすい布では、押さずに手を置く方がよいか見る」


 祖母が続ける。


「『重い布』の中にも、押す布と手を置く布があるか、ですね」


 翔太が書く。


『次に一緒に見ること:叔母の家でも、古い布や傷みやすい布では押さずに手を置く方がよいか。「重い布」の中にも、押す布と手を置く布があるか』


 母は、新しいカードの形を整えた。


### 暮らしの受け取り直した声を返すカード


#### 返す時


* 次の家で手入れを受け取り直した

* 同じように助かったところがある

* 触り方を変えたところがある

* 増やさなかったところがある

* 見せてくれた家へ声を返したい

* 違いを否定ではなく次の手入れにしたい


#### 一緒に返すこと


* 見せられた手入れ

* 自分の家で助かったところ

* 自分の家で違ったところ

* 変えた触り方

* 変えた理由

* 守られた感覚

* まだ見るところ

* 次に一緒に見ること


#### 暮らしの返す声の欄


* 見せられた手入れ:

* 自分の家で助かったところ:

* 自分の家で違ったところ:

* 変えた触り方:

* 変えた理由:

* 守られた感覚:

* まだ見るところ:

* 次に一緒に見ること:


 翔太は、今日の欄を清書した。


### 暮らしの返す声の欄


* 見せられた手入れ:手で持って重い布・乾きにくい布の日は真ん中も見る。念のため毎回、にはしない。薄い布や軽い布まで毎回増やさない


* 自分の家で助かったところ:厚い玄関マットでは、端と真ん中を見ることが助かった。真ん中の冷たさに気づき、もう少し干せた。薄い台所マットは端だけで足りた


* 自分の家で違ったところ:古い座布団は強く押すと形が崩れそうだった。中綿が偏りそうだった。厚い玄関マットと古い座布団では素材が違った


* 変えた触り方:古い座布団は押さずに手を置く。持ち上げた時の重さを聞く。座った時の冷たさを聞く


* 変えた理由:湿りや冷たさは見たいが、座布団を傷めたくない。押すことではなく、湿り・冷たさ・負担を見ることが大切だった。暮らしの負担を増やしすぎないため


* 守られた感覚:湿りを見る。冷たさを見る。足元や座った時の負担を見る。毎回に増やさない。布を傷めない


* まだ見るところ:冬の古い座布団。雨続きの日。中綿が偏らない触り方


* 次に一緒に見ること:叔母の家でも、古い布や傷みやすい布では押さずに手を置く方がよいか。「重い布」の中にも、押す布と手を置く布があるか


 叔母は、その欄をゆっくり読み返した。


 古い座布団では押す形をやめた。


 その一文だけではなかった。


 厚い玄関マットでは助かった。


 薄い台所マットには広げなかった。


 古い座布団では素材が違った。


 押すことではなく、湿り・冷たさ・負担を見る意味が守られた。


 まだ一緒に見る布がある。


 叔母は、受話器に向かって言った。


「お母さん」


「はい」


「最初、押す形が合わなかったのだと思って、少し心配になりました」


 祖母は静かに聞いている。


「でも、厚い玄関マットで助かったことも、意味が守られたことも聞けて、安心しました」


 叔母は冷蔵庫横の札を見た。


「私の家でも、古い布や傷みやすい布では、押さずに手を置く方がいいかもしれません」


 祖母が言った。


「ええ。今度、一緒に見ましょう」


 妹が、古いクッションを抱きしめながら言った。


「『重い布』にも、ぎゅっと押していいものと、そっと聞くものがあるんだね」


 灯理が微笑む。


 母は、その言葉をノートの端に書いた。


『重い布にも、押す布と、そっと聞く布がある』


 翔太は、最後に一文を書く準備をした。


 祖母が、受話器の向こうでゆっくり言った。


「受け取り直した暮らしの声を見せた人へ返すことは、祖母の家の古い座布団では押す形をやめたことだけを叔母へ伝えることではなく、厚い玄関マットで助かったこと・古い座布団では素材が違ったこと・湿りや冷たさを見る意味が守られたこと・まだ一緒に見る布があることを添えて返し、叔母が次の手入れとして受け取れる声にすることだった」


 翔太は、その一文を書き終えると、ゆっくり読み返した。


「次の手入れとして受け取れる声」


 その言葉が、家族ノートの中で静かに残った。


 電話を切ったあと、叔母は冷蔵庫横の札の前に立った。


 札は、今日すぐに貼り替えない。


 けれど、横に小さな付箋を足した。


『古い布・傷みやすい布は、押さずに手を置くことも見る』


 さらにもう一枚。


『重い布の中にも、押す布と、そっと聞く布がある』


 母が言った。


「次に厚い布を干す時、少し見てみましょう」


 叔母は頷いた。


「押す形をやめた声が、次の見る場所になりました」


 翔太は家族ノートを閉じながら言った。


「おばあちゃんは、変えたことだけじゃなく、助かったことも返してくれたね」


 妹が言った。


「だから、こっちも安心して受け取れた」


 灯理は、冷蔵庫横の札を見た。


 暮らしの手入れは、家を移ると、布に触れる手つきも変わる。


 でも、意味が返ってくれば、形の変化は否定ではなくなる。


 次の手入れになる。


 夕方、白瀬灯理は叔母の家を出た。


 台所には、まだ少しお茶の匂いが残っていた。冷蔵庫横の札の隣には、新しい付箋が二枚、静かに貼られている。


『古い布・傷みやすい布は、押さずに手を置くことも見る』


『重い布の中にも、押す布と、そっと聞く布がある』


 叔母、母、翔太、妹が玄関まで見送りに来た。


「白瀬先生、ありがとうございました」


 叔母が言った。


「こちらこそ、祖母さんから返ってきた古い座布団の声を、変えた触り方だけではなく、助かったところと守られた感覚ごと受け取る時間を見せていただきました」


 灯理は静かに答えた。


 叔母は、家族ノートを手に持っていた。


「先生、最初は、押す形が合わなかったのかと思いました」


「はい」


「でも、厚い玄関マットでは助かったことも聞けました。古い座布団は素材が違ったのだとわかりました」


 母が続ける。


「湿りや冷たさを見る意味は守られていました」


 翔太が言った。


「押すことではなく、見る感覚が大事でした」


 妹が古いクッションを抱いて言った。


「そっと聞く布もある」


 叔母は、小さく笑った。


「次は、私の家でも古い布を見てみます」


 灯理は、夕方の道を見た。


 受け取り直した暮らしの声を見せた人へ返すことは、変えた触り方だけを伝えることではない。


 変えた触り方は、大切である。


 古い座布団では、押さずに手を置く。


 持ち上げた時の重さを聞く。


 座った時の冷たさを聞く。


 でも、それだけでは、見せた人は不安になることがある。


 押す形が合わなかったのか。


 伝え方が足りなかったのか。


 そう感じることがある。


 だから、助かったところを添える。


 厚い玄関マットでは、端と真ん中を見ることが助かった。


 薄い台所マットは、端だけで足りた。


 違ったところを添える。


 古い座布団は、強く押すと形が崩れそうだった。


 変えた理由を添える。


 座布団を傷めず、湿りや冷たさを見たかった。


 守られた感覚を添える。


 湿りを見る。


 冷たさを見る。


 負担を見る。


 毎回に増やさない。


 布を傷めない。


 まだ見るところを添える。


 次に一緒に見ることを添える。


 そうして返された声は、合わなかった報告ではなくなる。


 見せた人が次の手入れとして受け取れる声になる。


 灯理は、叔母の家を一度振り返った。


 家族ノートには、一文が残っている。


 受け取り直した暮らしの声を見せた人へ返すことは、祖母の家の古い座布団では押す形をやめたことだけを叔母へ伝えることではなく、厚い玄関マットで助かったこと・古い座布団では素材が違ったこと・湿りや冷たさを見る意味が守られたこと・まだ一緒に見る布があることを添えて返し、叔母が次の手入れとして受け取れる声にすることだった。


 その言葉を胸に、灯理は静かな道をゆっくり歩いていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。