次の瞬間・・・
ああ~そうですかそうですか・・・つまり魔法で俺っちは縛られてたのね・・・だから物理的な抵抗では外れなかったわけっか⤵️
って嘆いている場合では無かったんだ今は・・・
身をもって体験した極悪ロープが、ただのロープだとすれば、今縛っている物ではたいした効力を持たない!
と考えていた俺に"普通はそうそう簡単に外せるものではないです"と、エリーザが提言してきた。
う~ん?ん?
たしかに・・・
本来ならそうだろうか?
そんな気もするような・・・
しないような・・・・
一応悩んでみせた。
それでこの場をやり過ごそうとしたのだが、結局エリーザとミーナにお仕置きをいただき、俺がねんねさせた者達が目覚めるのを待つ事になったのさ。
ところが、いくら待とうがなかなか起きません。
仕方がないので俺とミーナちゃんで食事の準備を、エリーザ様はそのまま監視を続けることになったのです。
俺とミーナちゃんは、まず焚き火をするのに必要な小枝集めをすることにしたんだ。
そりはもう、セッセコせっと頑張りました。
近場に有った3㍍ぐらいの木を一本根元からぶった切って、それを引きずりエリーザ様の近くへとテクテクテク。
細かい枝を払い、積み重ねたのよ。
本当は生木じゃ火を起こすのには向かないの、でもこの世界では魔法が一般的に使われているんだよ。
しかもミーナちゃんはファイアーを使えるから、これでも問題が無いんだって。
ある程度小枝で山を作ると、種火に使えるそうな大きさにカットした薪も準備したよ。
切ったばかりの木が全て焚き火用の火種材に姿を変えたから、この作業は終了させる事にして、今度は魚を獲る為に貯め池へと再びテクテクテク。
ミーナちゃんは俺が貸したタモを目一杯フル活し頑張ってる。
だけど取れないだろうと俺は思っていたの。
でもね獣族の血を引くミーナちゃんは、狩りに関して尋常ではないぐらい能力が高くて、瞬く間に十分過ぎる量の魚を得ていたのにはビックししたんだ。
「もう良いよ」
「は~い!お兄~ちゃん」
本当は狩れるだけ狩った方が、もしもの時に助かるのだけど、いくら異空間収納が有るからといってもね、同じ魚ばかりじゃあ3人分目一杯使っても収納仕切れない数。
しかも、その1匹1匹が30㌢を越えるモノばかり、魚好きであっても、いずれ飽きちゃうよ・・・ミーナちゃん200匹を越える魚を捕ってたの。
池を背に向け、俺に答えていたミーナ、水面に現れた影に気付く事が出来る訳が無い。
危ない‼️
直感的に俺はそう思った。
2人のお仕置きをもらい思考が幼稚化し、すねていた俺だが、これは流石に我を取り戻すに過ぎた状況だった。
溜め池に映る黒い魚影が有に10㍍を越えていたからだ。
次の瞬間・・・




