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3㌢位を示すエリーザ。

 上擦った声で噛み噛みなエリーザは、案の定これを渡された時全く違う解釈で受け取っていたのだ。


 彼女は()()()()()()リストバンドだと思っていたらしい。


 そもそも15㌢巾のリストバンドを収納って、どうたたもうが知れているだろうに。


 ってか、それ以前にそんなん意味無いやろ?


 話を振った際、彼女の反応がいまいっちょだったのは、そんな事を考えていた為だったらしい。


 ただ俺が渡した物だから"豆粒大ぐらいに成るのかも"とは思っていたようだが・・・


 そんなもんもったい付けて渡すかい!


 ともあれ、とりまえずは2人の防具強化と、収納力の増強は出来た訳で、これからの旅に、多少はプラスに成はず。


 しかしリストバンドの件であんなに驚かれるとは思いもしなんだ・・・この先どうなるやら。


 実際、こんな感じだったもんな・・・


(以下回想)


 俺は2人にリストバンドの使い方を教える事にした。


「まずはそれを利き腕の逆につけて」


「利き腕~?」


「ミーナ、さっきトランプを一杯触ってた方が利き腕ですよ。その反対の手首に着けるの」


「はあ~い」


 エリーザあーとーね。やっぱ説明苦手やはと思いつつ、俺はもう1つ説明に必要な物を用意させてなかった事に気付く。


「あ!ごめん、ごめん。さっきあげたクッションを持ってきて。それで説明するから」


 ミーナはパタパタと、エリーザは首を傾げつつも各々取りに行き、2人共が戻った処で話を進める。


「それをリストバンドに触れさせて、魔法を使うみたいに魔力を放出する。少しで良いからね」


 ミーナはともかく、エリーザは?と思ったが、彼女の龍化も魔力を使うものなので1種の魔法的なものらしく、難なくこなす。


 魔力を放出したと同時に、各々クッションは自分のリストバンドに吸い込まれる。


「!?お魚さんたちのがいなくなっちゃたんです。大変なんです」


「・・・消えた?」


 ミーナは自分の周りをぐるぐる見渡し、焦りまくるし目は決壊寸前、エリーザも心を放し掛けている。


「リストバンドに反対の手を当ててごらん」


 ミーナは俺の言葉に反応するや否や、即行動に移した。


「あ~有ったのです。ミーナのお魚さんたちのが有るの・・・です?」


「ははは、ミーナ?さっきみたく手を乗せて魔力を放出てごらん」


 リストバンドに反対の手をのせ、魔力を放出すると、乗せた手にクッションが押し出されて来る。


「あ!出てきました。有りましたのです」


 ミーナの声に慌ててエリーザが真似る。


 手をリストバンドの上に乗せ驚き、魔力を放出し自分のクッションがでてきた事に驚き、俺の顔を見て驚いていた。


「これはどういう事です?収納魔法ですよ?私はてっきり小さくなるリストバンドだとばかり・・・」


 指先で3㌢位を示すエリーザ。

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