連動させることが必要。
フウフウフ・・・間違いないだろ?
俺は知っているんだぜ?
ここに入る前、つまり外で話をしてた時、クッションに座るエリーザのスカートの中はバッチリメモリーしてある。
あれは正に偶然だった。
太ももどうしが僅かに離れ、短いスカートが影を作るその奥に、青い横縞模様が気になる白いショーツが俺の目に飛び込んでいた。
仮にもし、エリーザがお母さん座りで無かったら答える事は出来なかっただろう。
「どうだ?違うか?答えてもらおう・・・か?」
意気揚々と答え回答を促す俺に対し、天使が放つ悪魔の囁く声と、身を震わせ怒りの衝動を押さえながら放つ破壊女帝の声は、この場の空気を一気に凍らせていく。
いや、空気ではないな・・・
俺は凍りつかせた。
「ね~言った通りでしょ?エーザねえね」
「はあ~。まだ知っている程度迄なら私の不注意も有りますから目を瞑ろうと思っていましたが・・・よもや答えてしまうとは。しかもわざわざ、あの時に近い動きにして"私は知ってますよ"のサイン出してたのにも気付かなかったみたいですし、おまけにどや顔ですか・・・男として、いえ人として最低最悪なクズ・・・」
てな具合でして・・・
ガクガクガクガク・・・
ブルブルブルブル・・・
2つの声で気になってしまった事が有ります。
・・・俺っち死亡フラグ成立してません?
結論から言う。
生き延びた。
ミーナのお陰だが・・・
今の現状の発起も実はミーナのせいだったり、しなっかったり。
と、一瞬寿命が縮まる思いをした俺だが、錬成した防具については好評価を得ているようだ。
本当は自分の装備品に錬成を行いたい処だが、防具と呼べる物を物を身に付けていない。
俺に対する2人の変人扱いは、その辺の事も含まれているらしい。
ミーマから旅立つ時、長旅をするというのに、何1つとして防具を身に付けていなかったからだが、俺はこの世界に来たばかり、先立つ物を持っていないのだから、装備品を購入する事など出来ようはずが無かっただけだ。
勿論、購入資金さえ準備出来れば一式揃えるつもり。
武器に関しても師匠から戴いた物を含め、いくつか所持しているものの、そのどれもが特殊な物なので、常時携帯するのに躊躇いがあった為身に付けていない。
さて今回のメインへと話を進める。
特にこの世界の一般的な教養を有するエリーザが知れば驚愕必至であるダイヤによる防具強化の錬成など、実は微々たる内容でしかない。
確かにダイヤを錬金するには、それ相応の鉱物が必要ではあるが、この辺の鉱物さえ集めれば何回でも出来るんだ。
しかし俺の特別製リストバンドは、魔力が動力として使われていた、あの世界の、魔粒子豊富な大気と俺の空間ウインドウを連動させることが必要。




