咄嗟に叫んだ!
「基本的には前の皮の鎧と変わらないし、ただ強度が高くなったと考えて良い。強度の方は・・・まあ、さっきエリーザが試した通りだ。けど、ビックリしたぞ?いきなり切り付けるなんて」
「こういった件についてはタイチさんを信頼してますから」
「じゃあ、どういった事は信頼してないんだ?」
「もちろん性格に対してです」
「おいおい、やけにはっきり言うけど、疚しいことした覚えはないぞ」
「あら~。私が知らないとでも?」
エリーザは後ろで手を組、下から覗き込むように俺に近く。
錬成していた時迄は畳の上で座っていたし、今、ここに立っているのは2人に出来上がった物を渡す為。
その前だって、トランプの説明した位だし・・・うん。
どう思い出してみても、これと言って不自然な事や、おかしな行動はとってはいない。
フフフ、エリーザ?
君が何を根拠に、そんな事を言ってるのか、じっくりと聞こうではなか。
俺の性格関係を疑われる様な筋合い等、何も無いのだから。
さ、さあ!ど~んとこい!
安心しきっていた俺だったが、その僅か後には、いたたまれない気持ちを払拭出来ない処まで追い込まれた。
・・・辞めて、辞めてくんろうせ。
そ、それ以上に言われたりしたら、俺ちゃん2度と立ち直れないかもになりやすです。
お、お願げ~しますだ。
御堪忍をエリーザ・・・いやエリーザさん・・・いやいや、エリーザ大明神様~。
そもそも、もっと早くに気付くべきだった。
エリーザが何であんな行動を取りつつ近付いて来たのかという事に。
したらばもう少し・・・うん。
たぶん、もうチョビッとは今受けているダメージを緩和出来ていたかもしれないのだから。
僅か前にエリーザが放ったヘルカウントダウンはこうだ。
「タイチさんって変わった人ってだけでなく、解りやすいムッツリすけべさんですよね」
・・・そんなことはないよね?
「か、勝手にそう思ってるだけだろ!それ。しかも、その解りやすいムッツリってなんなんだ」
「そうですね。ムッツリと言うのは間違いですね。変わった人というのは訂正しませんけど」
「そうだろ?まあ、なんだ・・・変人扱いは嫌だが、それは能力面についてとかだろ?そこは多少は自覚があるから言われても納得できる」
「ええ、全くもって理不尽極まり無いです。変です。ですが、訂正する言葉を正させて戴きます。"タイチさんは隠し型オープンすけべさん"ですよね?」
「!?はあ~?何それ!何でそんなんに成るんだ?」
「では聞きます。私の下着の色は?」
「知るか!そんなんもん」
「そうですか・・・当てられたら今夜、これからの時間、ずーと下着姿のままでいようかな~って思ってましたのに・・・」
「白!青の横縞付き」
俺は咄嗟に叫んだ!




