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付け加えておく。

 更にブラドは続けて魔族が内需する魔核について触れた。


 魔核は魔元素を一定量蓄積させて使用可能状態にするのだが、魔素でしか魔力吸収出来ない。


 その為、個人属性に付随する魔素を大量に取り込み、そこから魔元素を抜き取り魔核へ送る。


 しかし魔素を取り込むにしても魔力の絶対値までしか吸収出来ないので、そうそう簡単に溜めれるものではない。


 したがって、魔力の最大値が大きい純粋な魔族や優合種のみが魔核を使いこなせるだけだと繋げた。


 ブラドの話を聞き、俺は前世では常識として認知していた魔粒子こそが、彼の言う魔元素の事だろうと理解した。


 そして俺はそんな世界を転生により純粋な“人“として生をうけている。従って、この世界においての俺は全く違う種族ということだ。


 っていたところでぇ~そんなこっちゃあ~最初から感じとってた事だしさ~。今さらゴタゴタ考えたってしょ~もなかんの。


 だげんブラドはん。ありがとーな、ちーとばか魔力のことわりやんしたし、ほんとあーと。


 ・・・頭では解っていても、現実を直接理論的に指摘されると、結構精神的なダメージがあるな。わりと堪えた。


 その後もなんやかんや魔力についての講義をブラドから受けていた気がするが、頭には入る余地が既に俺にはなかった。


「いた~だきます!!」


 元気いっぱいでミーナの食事の挨拶。


 魔力講義受講中の俺のところに、ミーナが真っ赤な顔をしたエリーザの手を引き連れてきた。


 これからの事を話し合う為だったが、皆お腹を空かせている状況だった事も有り、食事をしながら話し合う事になったのだ。


 とはいえ、集落は襲撃をうけていて、食料品なんかはあちらこちらに散乱し、とてもではないがまともな食事が作れるものではなかった。


 そこで再び我が異空間収納に蓄積されたる食料を取り出し、皆に振る舞うことになった。


 お湯を入れてしばし待つだけ、避難時の強い見方、携帯ご飯×35、お湯を入れて3分、最前世でも人気食、カップ麺×35、集落の人が用意してくれた、燻製肉スライス×35にての簡単な献立だ。


 食器類もまともに用意が間に合わなさそうだったので、割りばしと紙皿、紙コップも異空間収納からとだす。


 携帯ご飯やカップ麺の調理の簡単さは好評を得たが、それよりも、割りばしや紙皿、紙コップは皆の感心を一気に引き付けた。


 この世界には、それらは存在しないらしい。


 消耗品ではあるが、陶器や鉄製と違い持ち運びが軽いうえに、使い回しも出来なくはない。


 旅や狩りが頻繁なこの世界において、俺の見せたこれ等のモノは、需要性が極めて高いらし。


 ちなみに、集落の人達の用意してくれた燻製肉スライスは、俗にいう生ハム先生と同一だという事を付け加えておく。

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