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体調不良  作者: あああ
2/2

朝会

主人公→今井美香

友人→谷本玲奈 神原由紀 大宮詩織

担任→加賀知晴先生 3組担任→坂平柚先生 保健室の先生→中野沙希先生


6年2組の今井美香は朝起きると頭痛がした。

親はもう仕事に行ってるため、休むことはできなかった。


教室に入って黒板を見ると

「今日は朝会があるので早く準備をしてください」

と書いてあった。


チャイムが鳴った後、先生が入ってきて

「みんな廊下に並んでー」

と言った。


頭痛は酷くなって歩くのも精一杯。


「今井さん大丈夫?」

神原さんが声をかけてくれた。


「うん。大丈夫。」


朝会が始まり長ーい校長の話。

その間、頭痛は酷くなっていく。


「ゔぇ……おぇ……」


吐き気もしてきて吐きそうになった。


「美香、大丈夫?」

詩織が心配そうに言ってくれた。


「うん」

保健室に行きたいけど……でも……。


校歌を歌うときになった。

「全員起立」

その合図と同時に立てった。


倒れそうなくらいの頭痛と吐き気。


「うっ……」

美香はその場に座り込んでしまった。


「美香、大丈夫!?」

隣にいる玲奈の焦ってる声が聞こえる。


美香は倒れ込んで横になった。

気づいた3組の坂平先生が来た。


「大丈夫?立てれる?」

「大丈夫でオェーーーーゲホーーーヴェーーー」


美香はその場で大量に戻した。

坂平先生は背中をさすってくれた。


そのとき加賀先生は保健室の先生を呼びに言った。


校歌を歌い終わって朝会も終わり、みんな教室に帰る。

美香は倒れこんだままで吐き続けてる。


「大丈夫?」

保健室の中野先生が来た。


「立てれる?」

美香は必死に立ち上がった。


フラフラで何度も倒れそうになる美香を中野先生と加賀先生の2人がかりで支えて保健室に行った。


中野先生は美香をベッドに寝かした。

「吐くときはココに吐いてね」

中野先生はそう言って体育館のゲロの処理に行った。


加賀先生も教室に行って保健室はただ1人。

吐き気が治らない美香は何度も何度も吐き続けた。


容器はいっぱいになってとうとう溢れてしまった。

先生はまだ帰ってこない。


必死に吐き気を我慢した。

ドアが開いた音がして中野先生が帰ってきた。


中野先生が来た。

「こんなに吐いて大丈夫!?」


中野先生は慌ててもうひとつ容器を持ってきて背中をさすってくれた。


吐くものがなくなり吐きそうだけど吐かなくなった。


「熱測ろっか」

中野先生はそう言って体温計を脇に挟ませた、


「37,1度か……微熱だね。しんどそうだし帰る?」

美香は首を横に振った。


その日は1日保健室で過ごした。

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