神薙 鳴編 1-1
最近ほんとに寒くなってきましたね。皆さん手洗いうがいを忘れずに(`・ω・´)ゞ
「さて、これからどうしますかね、恵美さん」
鳴は下駄箱から靴を取り出し、上履きを下駄箱に入れる
「そだね、とりあえずごはん食べたいかな」と恵美も靴箱に上履きと靴を入れ替える
「じゃあ、ファミレスにしますかね。その後、どっか行きたいとこある?」
「あーうん。ゲーセンに行きたいかな。クレーンゲームで取りたい景品が入荷したからさ。あと、ゲームもやりたい」
「じゃあ、いつもの駅前でいい?」
「いいよ」
「じゃあ、そこに行きますか」
二人は駅前のファミレスに向かった。
少女移動中・・・・・
「さて、何食べますかね・・・恵美は決まった?」
「私は、いつものセットを頼む」
「じゃあ、私もいつものでいいか」
「じゃあ、押すよ(ピッ)」
「恵美さん!?まだ返事してないのに押さないでくれます!?」
奥の方から店員が来た
「ご注文を伺います・・・て鳴と恵美じゃん。」
「やっほー来たよー」と手を挙げて言う鳴
彼の名前は鷹坂 逢翔。私とは小学校からの付き合い、恵美とは入学式の時からの付き合いである
「で、今回もいつもの奴?」
「そう、二人ともいつもの奴」
「あ、今回ドリンクバー抜きで」
「お。てことは、この後ご用事ですかい?」
「ゲーセンにちょっとね」
「なるほど、大方察したわ。かしこまりました。少々お待ちください」
逢翔はキッチンの方にオーダーを通しに行く
「そういえば今日、始業式なのに、凪紗学校に来てなかったね。風邪?」
「いや。あやつは仕事」
「あ、そう言えばそうだったね。今日は何の仕事なの?」
「んーなんだったかな・・・。確か今日は、オーディションとアフレコだったかな」
「オーディション!?」と鳴が飛びあがり、周囲に目線を集めてしまう
「し!声がでかい!」と恵美は周りを警戒する
「あ、ごめん。ちなみに何のオーディション?」
「それが、わかんない。いくら聞いても、教えてくれなかったんだよ」
「へー流石。子役からやっていただけのことはある。プロ意識がたかいねー」
「ほんと。まあ、その変わりに私がありがた迷惑だったんだけどね。中学に入ってから何にも言われなくなったから、マジ助かる・・・」
「あんたも、凪紗も大変だね。あ、あんたは過去系か」
「そうだよ。ほんと有名人の姉は疲れるわ・・・・」
「確かに、有名人が身内にいるとね。まあ、私のとこはそんな人いないからわからないけど」
「あんたのところが羨ましいよ」
「お待たせいたしました」と逢翔が注文したものを私たちの前に置いてゆく
「お、結構早かったね。やっぱ、ピークより後に来たからかねー」と鳴は机の端にある入れ物から、箸を出す。
「それもあるね。あ、あと今日のゲーセン、僕も同行させてもらうけど、いいかい?」
「いいけど、仕事わ?」とご飯を口に運ぶ
「おや・・・じゃなくって、店長が「今日はもう上がっていいぞ」だってさ」
「なるほど、じゃあ、あんたがこっちに来たらゲーセン行きますかね。お!今日のとんかつおいしい!」と鳴はモグモグとさせながら言う
「今日とんかつを揚げたのは、テツさんだからね、あとで言っとくよ」とキッチンの方に向かうのであった
「流石、テツさん・・・揚げ物なら神クラスの人ですわ・・・」
「ねー。ほんとおいしいよね」
―――――5分後――――
「おまたせー。・・・てまだ食べてたのか」
「ふぃふぁたない。(仕方ない。)ふぁんふぃとふぃがって、ふぉこまでふぁやく食べれないのよ(男子と違って、そこまで早くは食べれないものなのよ)」と恵美がモグモグさせながら言う
「じゃあ、空になったやつもらうから、そのままにしといてね」ともう一度キッチンの方に行く
「あんがと!あ、後ごちそうさまでした!」「ふぉーふぁい(りょーかい)」
「お粗末様でした」と、キッチンから顔を出す
「さーてと・・・」と鳴はスマホを手に取る。パスを7桁打ち込み、ホーム画面が開く。
手慣れた手つきでブラウザーを開き、ニュースを見ていく。
「なんふぁふぃーふぉうふぉうあっふぁ?(なんかいい情報あった?)」
とんかつをもぐもぐとさせながら聞いてくる
「あんた、食べるかしゃべるかどっちかにしなさいよ。て今に始まったわけでもないか・・・」
「ふぉめん(ごめん)」
「いいよ。で情報の方なんだけど、特にないね。」
「ゴクッ。ないかー。そろそろ話題になってもいいころだと思ったのになー。あ、ご馳走様」
「あーあんたが言ってた、なんだっけ?『ギルギル』?」
「『ギルキス』ね正式名称は、『ギルス・キルス』」
「あーそれそれ!んーちょっと調べてみるねー」と鳴は再び調べだす。
「んー・・・・お!これは!」
「なんかあったの?」とスマホでゲームしながら聞いてくる。画面を見る限り、「オトフェス」と言う音ゲーをやっている
「ギルス・キルス、アニメ制作決定だってさ」
「まじ!?」とゲーム最中なのに、中断して私の端末をのぞき込む
「あんた!ゲームゲーム!」
「そんなのどうでもいい!!とにかく、ギルキスの情報見せて!」と鳴の隣に移動する
「わかった!わかったから、少し離れて!」
「おーまたせーい!」と奥の方から逢翔がトレイをもってこちらに来る。今の私たちの状況を見た逢翔は「何やってんの!?」と言う
「あ!逢翔!丁度いいところに来た!お願いだから恵美を何とかして!」
「なんとかって・・・・・。あーもしかたない!」と逢翔は恵美を鳴から離そうとするが恵美は抵抗する。しかも、予想もしないことがそこで起こった
「嘘だろ!?なんでこいつこんなに張り付いてんだよ!?ホントに、女子か!?」と思わず言ってしまうほどの力が恵美にはあった
「正真正銘の女子だ!」
「くっそ!そっちがその気なら、こっちだって考えがある!」
「何をしようが無駄だ!私は、そんじゃそこらの攻撃ではビクともせんぞ!」
「ちっ!なら奥の手だ・・・」と逢翔はスマホを開き、「恵美!これを見ろ!」と恵美の顔の前にスマホの画面を見せる
「な、なんだと・・・・。なぜ貴様がそれを持っている」
「なぜ?もちろん、買ったからに決まってんだろ」
「いま、それあるのか・・・」
「家に神棚として飾ってある」
「そ、それを直で見せてくれ」
「いいだろ。ただしいくつか条件だすが?」
「な、何をさせる気だ・・・」
「まずは、鳴から離れることだ」
「そのぐらいなら余裕だ」と鳴から離れる。鳴は、ふーと息を吐き、落ち着きを取り戻した
「じゃあ、次だ。今から行くゲーセンで俺に協力してもらう」
「ちなみに、何を協力させる気だ?」
「あの店舗、女性限定と男性限定あるだろ?」
「ま、まさか!?」
「そう、そのまさかだ!」
「ど、どうしてもやらないといけないのか?」
「ああ、その換わりに、男性限定のやつを俺が引き受ける」
「くっ!確かに、今回の男性限定の商品はおいしいが・・・・」
「さあ、どうする?わが神を直に見たいのだろ?」とスマホ画面を見せる。恵美は「ぎぬぬぅ」
と唸っている
「さあ、どうする?」
逢翔は恵美に追い打ちをかける。数十秒悩んだ結果
「わかった、引き受けよう・・・」
観念したのか、恵美は逢翔の条件を呑んだ
「あーなに?終わった感じ?」と鳴は状況がよくわかってないかったのか聞く
「おう!交渉成立だ」
「約束は、守ってもらうからな。ゲーセンの後でお前の神を直で見せてもらうからな」
「わかっているって。約束はちゃんと守る」
「じゃあ、そろそろ―」
「お、どうやら揉め事は終わったぽいな」と奥の方からいかにもジムとかに行ってそうな体つきの男が来た。鳴と恵美は驚きを隠せず、「え!?テツさん!」、「なんでテツさんがここに!?」と言い、一方逢翔は「あ、わすれてた」と自分だけに聞こえるように言った
「いやー。進級したお前らの顔でも拝もうと思ってな」
「嘘だっ!」と逢翔は叫ぶ
「いやいや、逢翔、ある意味間違ってないだろ」
「間違って・・・・・ないのか?」と恵美たちの方に顔を向ける
「なんで、私らに聞くのよ」
「まあ、拝むってのは冗談だ。で、どうだったよ?俺が揚げたとんかつは?」
「やっぱ、最高だね!テツさんの揚げ物は天下一品だよ!」と鳴は親指を上に立てる
「ほんと。まじでうめぇ」と恵美も親指を上に立てる
「そいつわよかった。いやー転職したかいがあったあった。」
「そう言えば、テツさんは転職する前に何してたのさ?」
「俺か?一様自衛隊だな。しかも海外派遣の多い方な」
「まじ!?海外にはどれぐらい言ったのさ!」
「そうだな、ここに入ったのが、逢翔が3つの時だったからな・・・。今が35だから、軽く10カ国は行ったんじゃないか?」
「10もいったのかーマジすごい・・・・。」
「おっと、お前らと話すのもいいが、これからなんか用事あるんだろ?」
「あ、そうだった。じゃあテツさん、また来るね」
「おうよ!楽しんで来いよ逢翔!」
「あいよ!」
そのまま、店を出ようとしたところで鳴はあることに気づいた。
「あ、お勘定」と鳴が言うと、逢翔と恵美は続けて「あ」と言った。逢翔はそのままレジに立ち、会計を済ますのであった。
・・・・次回に続くよ
読んでくださりありがとうございます。お決まりですが、ご意見・感想を受け付けてますので気軽にお願いします。
次の投稿は1ヶ月後になると思いますが、文章の長さはあまりこだわっていないので、長くなるかもですし、今回みたいに3000文字とかになるかもですので、ご了承ください。
でわ「まて!次回!」




