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ぼく(わたし)を見つけることができますか。  作者: 咲磨 唯(さくま ゆい)
4/6

神薙 鳴(かんなぎ なる)編プロローグ

投稿が遅くなって申し訳ありません。

今回は予告通りに創詩ではなく別キャラで書かせてもらいました。ぜひ、読んでいってください!


 ――4月8日――


 「私の名前は神薙かんなぎ なる。中学2年生。霜富士北中学校に通うピッチピチの女子中学生で、ピッチピチの13歳!今年の7月で14になるぞい!少し茶髪のショートカットで、身長は今年で150cm。3サイズは上から70、58、69てところかな!てことでよろしく!」

「鳴。あんた、どこの誰に向かって言ってるの?」

「どこの誰って、私のこと知らない人たちに決まってんじゃん」

「あんたのこと知らない人たちは、このクラスにはいないと思うけど?」

「またまた。御冗談がきついですぜ、エミさん」

「いや、あんた1年の時に目立ち過ぎたんだってば・・・・」

 彼女の名前は冴島恵美さえじま えみ。エミとは去年の入学式で初めて出会い、それ以来からの親友である。エミにはいろいろと助けてもらっていて、ほんとエミがいなかったらどうなっていたのやら。エミの特徴は、肩まである黒髪に、普段おとなしい。だけど私といるときだけ素の彼女になる。

 例えば、「にしてもあんたは元気でいいわねー。その元気私にも分けてもらいたいわ・・・」とこのようにだるそうに言ったり、

「そう?なんなら元気分けてあげようか?」

「いらない。私、そのキャラ苦手だから」

「正確には目立つのが苦手なんでしょ?」

「よくわかってんじゃん」

「そりゃーあんたと1年間、しかもほぼ毎日一緒にいたらね」

「嫌でもわかるか」

 とこのように、実は意外としゃべるのである

 話が盛り上がっているところに教室の扉が開く

「はーい席について。出席とりまーす」

 初顔なので名前も性格もわからない女教師。どうやら新任?されたのかなと思いつつ自分の席に戻る。私の席はベランダから2列目の前から3番目である。ちなみに恵美は私の右隣だ。

「皆さん、初めまして。今日からこのクラスの担任になりました、柏宮かしみや 羽雁はがりと申します。教師になって初めて担任を受け持つので、至らない点もありますが、どうか、よろしくお願いしますね」

 クラスの皆が拍手を送る。

「(・・・本当に初めてなの!?初めてにしては、かなり慣れてるよね!?何!?軽音楽のどこかの音楽教師ですか!?)」

 そう思いながら、鳴は、先生の顔をじーっと見ている

「(てか、この先生若いなー。しかもめっちゃきれいだし、胸は・・・・!?な、なんなの!?あの若さであの大きさ!推定だとD・・・いやEてところか。しかも、周りの男子の目線が胸にしかいってないし)」

「それでは、今から皆さんに、自己紹介をしてもらいたいと思います。それと先生に質問などありましたらその場で聞いてくださいね」

 そんなこんな、心の中で叫んでいると、学校初日あるあるの自己紹介が行われることになった。出席番号1番から順に自己紹介、そして質問などをしていく。ちなみに私の出席番号は10番だ。

「それでは、出席番号10番の方」

「お!もう私の番か!・・・・・えー神薙かんなぎ なるです!好きな食べ物は、基本何でもいけます!先生に質問なんですけど、いつから先生のお胸は大きくなったんですか!それと、何を食べたらそんなに大きくなるんですか!」

「えぇ!?」と先生が驚き、クラスの特に男子が「いいぞ!神薙!俺らが言いにくいことを言ってくれる、そこにしびれるぜ!」と大声で歓喜を上げる。

「せ、先生の胸、ですか・・・・・」

「はい。ぜひとも聞かせてもらいたいです」

「せ、先生の胸は・・・」

「「「先生の胸は?」」」

「高校に入ってから、です」と顔を真っ赤にしながら言う

 それを聞いた男子は「おぉ!!まじかよ!!高校にはいってからだってよ!」とすぐに騒ぎ出す。

「(これじゃあ、先に進まない。ここでいったん黙らせるしかない)」

「待て、男子ども!大事なことはまだ終わってない!」

 鳴の声で男子たちが静まる。

「先生は、何を食べたらそうなったんですか」

「えっと、私唐揚げが大好きなので、週に5日ほど、唐揚げを食べていたぐらいです」

「(唐揚げ、まじ神かよ・・・・)」と鳴は心の中で感動する

「じゃあ、この辺で―」

「待って先生!最後に1ついいですか?」

「ま、またですか!?」

「最後に・・・・先生の年齢を教えてください!」

 その言葉を聞いた男子たちが「「「神薙!お前マジ神かよ!!」」」と全員がそろって言う

「え、えっと・・・言わないと、だめ、ですか?」と名簿用紙で口元を隠しながら言う

「「「言わないとだめです!」」」とクラス全員で返す

「はぅ!わ、分かりました。先生の年齢は・・・」

「「「先生の年齢は?」」」

「に、23です・・・」

「「「23!?」」」

「え!?先生めっちゃ若いのにそれは反則ですやん!」と鳴が叫ぶ

「うぅ、もういいですか?」と半泣き状態で聞いてくる。

「(あーさすがに、聞きすぎたか・・・)」

「ごめんね先生。もうないです。てことで1年間よろしくお願いします」

「えーゴホン。では次の方、お願いします」

 とまあ、こんな感じに私の自己紹介が終わった。

「(にしてもこの先生、本当にすごいな。色々なところが。どこがとは言わないけどさ。)」

 自己紹介が淡々と進んでいき、恵美の番となった。

「冴島恵美です。双子の姉がいますが、その姉と違って根暗なのでそこは気にしないでもらうと助かります。これから1年間よろしくお願いします。」と軽くお辞儀をして座る。

「あんたにしては、結構まともにやったじゃん」

「まあ、うちの担任に間違われても困るからね。それに」

「それに?」

「うぇ。慣れないことはするもんじゃないね・・・・」

「よく頑張ったよ、あんたわ」

「そりゃ、どうも。私ちょっと寝るから、終わったら起こして」と机に伏せた

「はいはい」

 自己紹介が最後まで終わり、恵美を起こそうと思ったが恵美の寝顔を見てしまった

「(この子、寝ているときは可愛いのになー。まあ、慣れないことしたからね、このまま寝かせておくか)」

 そんなこんなで、始業日が終わり、午前中で放課となった。

「(とりあえず、寝ている恵美を起こすとしよう)」

「おーい恵美さーん。起きてくださーい」

 恵美を揺する。だがなかなか起きない。

「ダメか。・・・こりゃ、あれを使うとするか」

 私は鞄の中から、とある物を出そうとした。その時だった

「神薙さん?何をやっているのですか?」

「うわぁ!ビックリした。なんだ先生か。驚かさんといてよ。」

「ご、ごめんなさい。ところで神薙さん、何やってるのですか?」

「先生、神薙さんはやめてよ。鳴でいいよ、鳴で。いや恵美を起こそうと思ってね」

「冴島さんをですか・・・仲がいいんですね二人わ」

「まあ、知り合ったのは入学式の時なんだけどね」

「へーそうなのですか」

 寝ている恵美を見る先生。その姿を見て、先生は不思議そうな顔をする

「・・・冴島さん、寝ている時と起きている時とで、だいぶ違いますね」

「そうなんですよ!起きている時は暗い感じで、寝ている時はこんな感じで、寝起きの時はテンション高めなんですよ!」

「ふふ。本当に仲がいいんですね。ちょっと写メ撮っちゃお」と上着のポケットからスマホを取り出すと恵美の寝顔を撮る

「それ、恵美にバレたら怒られますよ?きっと」

 その瞬間パシャと先生が私の顔を写メった

「じゃあ、これで鳴さんも共犯者ですね」

「先生て、以外に黒い部分あるんやね」

「そうですかね?」

「自覚無しはさすがにきついですわ・・・」

「さて、冴島さんを起こしましょうかね。冴島さーん、起きてください。もう放課後ですよー」

 先生が恵美の体を揺する

「んー。ふぁい?。自己紹介終わった・・・・て、あれ!?なんで誰もいないの!?」

「もう、放課後ですよー」

「放課後!?鳴!自己紹介終ったら起こしてって言ったじゃん!」

「いやー。あまりにも可愛かったもんで!テヘペロ」

「テヘペロ、じゃないよ!普通起こすだろ!」

「ほんとだ。鳴さんの言う通り、普段と寝起きとのテンションが違う!」

 先生は拍手しながら言う。やっと先生が居ることに気づいた恵美は、顔を真っ赤になる

「あ。・・・・・・しまったぁぁぁぁぁ!。鳴のペースに乗ってしまったぁぁぁぁぁぁ!しかも先生が居る中で素の私を見せてしまった!」

 恵美が机に肘をつき、頭を抱える

「まあまあ、いいじゃないの。私と先生しかいないんだからさ」

「そ、そうですよ。皆さんが帰った後なのですから、問題ないですよ」

「そうゆう問題じゃないんですよ!ああ、恵美と身内以外誰にも知られていなかったのに・・・」

「先生は嬉しですよ?初めてクラスを受け持つ生徒のことを知ることができて。それに生徒と仲良くなることは、いいことだと思うのですよ。あくまでも個人的にですけどね」

「おぉ!先生がとても眩しい!新任なのにベテラン以上の輝きを放っている!」

「わかるぞ鳴!先生からとてつもない輝きが、私にも見える!」

「そんな。大袈裟ですよ」

「いやいや、そんなことないよ!」

「そうそう!先生まじで教師の鏡だよ!」

「冴島さん、朝の時とのテンションが、かなり違いますね」

「あー。自分、朝はかなり弱いんで!」

 キリッとした顔で言う恵美。

「そうなんですか、鳴さん?」

「んーまあ、間違ってないですね。この子、普通の子と違ってテンション上がる子なんですよ」

「てことで、一年間よろしくお願いします!先生」と見事な敬礼をする

「はい、こちらこそお願いしますね」と先生も敬礼で返す

「じゃあ先生、私と恵美はこれで帰りますんで」

「はい、今日はお疲れさまでした。明日も午前中ですので給食は出ませんからね」

「わかってますよ。でわ、さようならー」「先生、またねー」

 と二人は教室から出た。

「神薙鳴さんに、冴島恵美さん。よし、覚えました。明日も頑張りますか!」

 鳴達の担任、羽雁はがりはこぶしを上に掲げた


こうして、もう一つの物語は動き始める。

 今回は創詩ではなく、鳴視点で書かせていただきました。この神薙鳴は後々重要キャラになるのでそこのところを楽しみに待っていてください。区切りとしては、鳴が夏休みに入ってからとなりますが、創詩と鳴視点をいつの話数に収めるか、それとも別々に書くかは今検討中です。とりあえず、今は鳴視点で書いていきますのでお楽しみに。

 最後にお決まりのあれですが、言わせてください。

 読んでくださりありがとうございます!感想、評価の方をどうかよろしくお願いします!

 次回の投稿は11月中旬ぐらいになると思います。最近忙しくて、こっちに手が回らない時もありまして、もしかしたら12月になると思いますので、そこのところはご了承ください。

では次回、また会いましょう!

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