霜富士中学入学
投稿が遅れてしまい申し訳ないです。
ここ最近忙しくてこっちにてが周りませんでした
―4月5日月曜日―
僕は霜富士南中学校に入学した。体育館の入り口付近に受付の先生が居た。僕と母は受付を済ませるが、僕が声を出すまで受付の人は気づいていなかった。
「(まあ、やっぱりそうなるか・・・・)」
僕は体育館に入り、自分のクラスの空いている席に座る、がどうやら最後尾の方だった。
座って数分後に入学式が始まった。
約2時間、立ったり座ったりして疲れた俺は、教室に入り自分の席に着いた瞬間にぐったりと机に伏せた。
今日のところは先生が生徒の確認を取り、明日の内容を説明して解散となった。
後ろに居た母と合流して車まで歩いた。
車に乗り、グッタリとした僕を見た母は気を聞かせてくれたのか声をかけてくれた。
「お疲れさま、創詩。」
「あー、うん。てかめっちゃ疲れた・・・」
「今日はゆっくりとしなさい。明日はホームルームでしょ?」
「そうだよ。自己紹介やら係決めやらで忙しくなると思うよ。あ、あと明日昼までだから。」
「知ってる。明日小学校の入学式でお父さんとお母さんは忙しくなるから、昼ごはんは、適当によろしくね」
「了解よ」
「あ、ちょっと買い物に付き合ってくれる?」
「ん?何の買い物?」
「いろいろよ。」
「はいはい、わかったよ。」
うちのおかんは、買い物が大好きだ。週5で私物の買い物に行くほど大好きだ。だが時々思うのは「(この人、暇人なん?)」と思っているし、実際聞いても見た。
すると母はこう言った。
「買い物は一期一会。そこに行けば、自分が思ってもみない物があるかもしれないからね。」
この時の母の笑顔は、とても眩しかった。だがその裏には過去の悲劇を弱めるためのものだった。今こうして日常を過ごせているのは、妹のおかげだ。
事故があって1年後に妹が生まれた。それまでは空気も暗い、息するのが辛い、親同士が毎日喧嘩で家にいるのが辛かった。喧嘩の理由は基本、親父が毎日酒飲んでばっかで仕事もしない。母に関しては、毎日買い物してばっかで家のことは何もしない、料理は酷く適当なものしか作らない。その間、僕は学校には行かず、家のことをやり、親父が起きてくる時間には、どこかに出かける、そんな毎日を送っていた。だけど、母が妊娠して、妹が生まれるとなった時、両親は涙を流しながらお互い謝っていた。本当なら、離婚、俺はたぶん親父の下に置いて行かれただろう。そうなったら僕は確実に心が壊れ、今みたいな生活できていないだろう。そう考えると、妹は僕たち家族の心臓部と言ってもよい存在だ。
だけど、やっぱり僕の心の重みは取れない。ほぼ毎日、あの時の風景が夢でフラッシュバックする。あの子の本当の名前も聞かないまま、引っ越してしまった。ただ覚えているのは、うちの母親が写真でとってくれたツーショット写真。それと、なる子、というあだ名だけだ。性別は男だと思う。だけどあの子の母親は「なるちゃーん」と言っていた。だからもしかすると、女子かもしれない。そんなことをしているうちに母の買い物が終わり家に帰る。
時刻は15:00だった。
家につき、玄関のか鍵を開けると
「おにぃ!おかー!おかえりんしゃい!」と妹が飛び込んできた。
「おわっと!?なんだ詩歌か。ただいま」
「ただいま、シーちゃん。いい子にしてた?」
「うん!今日はね、おとーと 一緒にゲームをしたんだよ!」
「そうなの。よかったね」と母が詩歌の頭をなでる。
「二人ともお疲れ様!」とリビングから父が出てきた。
「ただいまーおとん」「ただいま、あなた」
「二人ともどうする?ごはんにする?それとも先にお風呂にするかい?」
「僕は先に風呂にするよ」と僕は脱衣所に向かって足を運ばせるのだった。
「・・・・・ふー。」
僕は湯につかり、風呂場の天井を見上げながらあることを考えていた。
「(明日の学校、楽くて助かる・・・・だけどあの隣の子、僕のこと全く気にしていなかったというよりか、自分の世界に入っていたな。まあ、正直助かる。)」
僕はだんだんと気を失っていき最後には、その場で眠ってしまった。
―――――またあの夢か。
そこはあの時の事故が起こる寸前の景色があった。
「(いつものように、楽しそうに笑っているな、俺。あの子も、あんないい笑顔で話してくれてたんだな。)」
目の前にいる二人が事故の起こった歩道まで来た。
「(だけど、もうその笑顔が見れなくなるんだな・・・・)」
そして、事故が起こった。倒れていたなるちゃんは救急車に乗せられる前になるは今の僕のいる方に向いてきた。
「こうなったのは全部君のせいなんだよ?このことは、永遠に忘れることはできないんだからね?」
「・・・・・・・言われなくも、わかっているよ。」
そういった瞬間僕は目を覚ました。
「・・・・・・またあの夢か。」
僕は湯船から出て、寝巻に着替え、リビングに向かう。
風呂から上がるとすでに食事は用意されており、みんな僕を待っていた。晩御飯を食べ終えるころにはもう時間は7時になっていた。僕は二階の自分の部屋に行き、布団の上でゲームをしていたが、そのまま寝落ちをしてしまった。
次の日。僕は電車で通学をする。駅から自宅までは徒歩でおよそ15分、電車時間は6駅で約10分、そして駅から学校まで徒歩5分だ。教室には8:30までに入っていれば遅刻にはならない。だから7:50に家を出れば問題ない。その時間に出ると教室に着くのが8:20分てところだ。それまで暇だったが、残念ながら暇つぶしの道具は持ってきていない。だから、寝るか周りを見るしかつぶすものがない。
部活動の勧誘やらでいろいろあるが、僕は過去の出来事があって以来、クラスで友達を作らず、部活にも入らないことにしている。じゃあ、何を頑張っているかと言うと「勉強は頑張っているふりだけ」をした。
そんな毎日を送っていると、さすがにやることがなくなってきた。家だとマンガやゲームがあるが流石に学校に持っていくわけにはいかない。そこで僕はいつものように寝ているふりをしつつ、周りの観察をしていた。すると、教卓の方から女子が盛り上がっている話が聞こえた。その盛り上がっていた内容は恋愛小説についてだ。僕は聞けば聞くほど気になってしまい、恋愛小説に手を出す。手を付けたのはいいが、何が面白いのかが全く理解できない。なので3日で恋愛小説は飽きてしまった。次に手を出したのは推理ものだが、これも長いこと続かない。僕はすぐに飽きてしまう性格に呆れていた。
そんなある日のこと。
僕の席から斜め右前の席のクラスで影の薄い生徒がいた。そんな彼が授業にもかかわらず本を読んでいた。
「?彼は何を読んでいるんだ・・・・」
僕は今日一日、彼を観察していると時々「クスッ」と笑うのだ。
「(絵がないのに何が面白いのかわからない。本を見る限り小説なのだが、何がそんなに面白いんだ?)」と彼の読んでいる本を「チラッチラッ」と見ている。彼が次のページをめくる。その時、僕はそのページの絵に目を奪われた。
「(小説なのに絵があるだと!?しかも僕が読んでいる少年〇〇みたいなのとは違う・・・)」
授業中にもかかわらず、僕は彼の読んでいる小説が気になってきになってしまい、授業どころではないかった。
午後の授業が終わり、放課後になる。僕は彼を尾行する。彼の行く方向は、僕の家の真逆で駅のところまで歩いた。さすがに電車までは無理だと判断し、尾行はここまでにする。
次の日、また次の日と尾行するが特に何も起こらなかった。
それを繰り返しているうちに、1週間が過ぎた時だった。
彼がいつもとは違うルートを通って下校をしている。
「(あれ?今日は駅の方でわないのか・・・。)」
彼を尾行していると、とある本屋に入っていった。僕もその本屋に入る。彼を追うと僕の知らない小説のコーナーにいた。
「(ライトノベル?全く聞いたことがない。)」
さらに彼を追いかけると、彼はすでに本を手にしていた。その本を見ると表紙には女の子のキャラクターが描かれているものだった。
彼がいなくなった瞬間彼のいた場所に行くとそこにはたくさんのキャラクターの描かれていた本が並んでいた。キャラや題名を見てもわからない。僕はとりあえず彼の手にしたいた本の一巻を探し、購入する。
家に帰ってその本を読む。すると驚く程に面白いてことに気づいた。
「なんだこれ!?すっごく面白い!!」彼が笑うのもわかるし、これは確かに授業中にも読みたくなるのもうなずける。気がつけば僕はライトノベルの虜になっていた。
僕はそのラノベを1日で読み切ってしまい、「(早く次の巻が読みたい!)」という状況になっていた。それを抑えるためにとりあえずライトノベルについてパソコンで調べてみた。
「えーとなになに?」
僕はウィキに書かれている文章を読んでいく。読み終わってころにはすでに0時を超えていた。
「もう寝ないと・・・」
僕は机の上で意識が飛んでしまい、そのまま眠りに着いた。
次の日はやけに眠く、授業だけでなく休み時間では寝たふりでわなく、ガチの眠りに担ってしまっていた。
そして放課後。家の近くにある本屋さんにより、その本の今出ている巻まで購入した。そこから四六時中読むことになった。
ちなみにその作品が読み終わるころには、すでに6月が過ぎていてもうすぐ前期期末試験が始まるとこまで来ていた。始まるのは7月の頭なので僕は急いで勉強をした。
―――7月10日―――
前期期末試験が終わり、ようやく背伸びができた。結果は平均60前後でクラスの中では中の下てところだった。
その日のHRで突然席替えを行うことになった。僕はくじを引き、その席に座る。
「(今回もベランダ側でマジ助かる・・・。だけどさすがにこの季節になると暑い・・・・)」
僕が外の景色を見ていると、隣の席の生徒が決まった。その生徒をみて、僕は息をのんだ。その生徒は僕がライトノベルを読むきっかけとなった生徒だった。彼が隣に来るのだった。とりあえず、「よろしく」と挨拶をするが彼は人見知りなんだろか、そっけない態度をとる。
「(やべこいつ。超が付くほど嫌いだ。)」
そんなこんなで僕たちは授業中にもかかわらず、ライトノベルを読む。そんな毎日を繰り返しているうちに夏休みに突入するのであった。
読んでくださり、とても感謝です。
いったん創詩編を変え、別のキャラの視点になりますのでご了承ください。
次の投稿はいつになるのか未定ですので、それまでお楽しみに。
でわでわ




