閑話 リリの想い
(´罒`)و ヌルフフフ
私はカリンの側にいたい、でもどうやって?
それには学校に通わなくちゃいけない、でもここを離れるのは少し怖い。
「何やら困っているようだね」
「……先生」
エッダマーメ先生、私を拾ってくれた先生。
私の恩人、私を人間にしてくれた先生。
恩返しをしたい、でも今の私では無理。
どうする、どうすれば先生に……。
「私の事を悩んでいるなら、気にしないでおいてくれ、何せ私はエダマメだからね」
あまり意味が分からない、けれど先生がそこまで言うなら気にしない、気にしちゃダメ。
「それにカリンちゃんに会いたいなら、一ついいものがある。」
「本当ですか!?」
「あ、ああ、これだよ」
先生に渡されたのは1通の手紙だった、これは?
「これを、カリンちゃんのいる学校に届けておけば、自ずと転入出来るよ?」
これがあればカリンの所へ行ける!
「ありがとうございます!私、行きます!」
「気をつけてよ」
私は嬉しさを抑えきれず、荷物をまとめて出発した、これで一緒に学べる!
そして一緒にくら……、せるのかな?
「さてさて、焼きのソーば君はどのように、彼女達を出会わせてくれるのかね」
地図に存在しない一つの島が、忽然と消えた。
それは、何のために存在したのか、何故カリンやリリが普通に居れたのかは分からない。
しかし、一つの手紙によって運命が変わる。
2人がいずれどこかで出会うために。
ぐへへへ
終わる終わる詐欺や。
ふと、思いついただけや、反省はしとらん。