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第2話 俺、本心聞きました。

彼女と勉強をしたその放課後、『俺』は考えた。そして後日彼女の本心を聞くと決意した。

 先日彼女に煽られ、挙句の果てには怒られて帰られた俺。正直言って気まずい空気でも流れると思ったが...

俺「お、おはよう」

彼女「おはよー、どうしたの変な顔して。あ!いつも変な顔か!」

 何故か唐突に罵声を浴びせられた。

 今になり、冷静になり、いろいろ考えてみたら。唐突に告白され付き合ったはいいが、正直言って相手はどう思っているのか、いつも顔を合わせては罵声を浴びせてきて、相談をすると言って煽ってくる。僕は自分の見る目のなさに我ながら悲しみを覚えた。

彼女「なにか考え事?顔がくらいよ?不安なら相談してね、きっと力になるから」

 その言葉も少し前なら信用したが今は信用できない。

俺「俺はだね、考えているのだよ。付き合ってから何もしていないということに違和感を感じ。」

彼女「はぁ...」

 そして進展どころか、俺の心は後退し彼女を否定してきている気がする。彼女はどう思っているかわからないが、少なくとも俺自身は正直つらい。これ本音。

俺「そして俺は思ったんだ、冷静になって考えた、なんで付き合い始めたのか。」

 今、相手の本心を聞き、その答えによってはわかれるだろう。しかし聞いておかないとなんか気になるから聞こう。とおもったら。

彼女「そんなの、私があなたを気になってて、あなたが私の告白を許可したことにより私たちは交際を始めたんじゃない。」

俺「それもそうだが色々と疑問に思う、これは今まで女子というものと関わったことがないからそう感じるのかもしれないが、お前は少し俺で遊びすぎじゃないか?」

 思ったことを言葉にし彼女に伝える

俺「出会いがしらに罵詈雑言を浴びせ、相談と言っては俺を煽り蔑み。俺には女子ってものがわからないしこれが普通なのかもわからない、でも俺はもうちょっと優しくして欲しいかな、っていう思いがある。」

彼女「そりゃ愛情表現だよ、うん。きっとそう。」

俺「...」

 その言葉に驚いた、出会いがしらが、相談相手を煽り蔑むことが愛情表現といった面前の少女に対して驚愕を覚えた。

彼女「じゃあ問い返す、あなたは私と学校で、多くの民衆の面前で、低脳のようにイチャつきたいのか。私は否だ。」

俺「...」

 もはや回答する権利すらないらしい。

彼女「私はイチャつくなど考えたくもない。確かに煽りもするし蔑みもする、でもそんな私でもいいと思ってくれると思ってやっている。」

俺「すまん。」

彼女「おう。」

 理解した、そして俺は思考を停止させ答えを割り出した。その答えが『彼女はツンデレである』だ。彼女の俺に対する否定的行為は俗に言うツンデレのツンのような、そんな行動なのだと勝手に自己解釈した。

 そして僕は謝った、俺が間違っていたことを、恋愛面ではボクと同等レベルに不器用だったことを忘れていたことを。

俺「そうだ、今度映画を見に行こうよ。」

彼女「べつにいいけど。」

俺「じゃあ今週の日曜日ね。」

彼女「わかった」

 そんな感じで心の不快感が謎の高鳴りに変わった俺は彼女を休日デートに誘い、見事に成功した。

読んでくれてありがとうございます、どうも作者です。第二話です、自分でもよくわかっていません。だれか助けてください。

 そんなこんなでこんな感じでグダグダしながら続いていくであろうこの作品、次回からはもうちょっとリア充っぽいことしていくのかな?わかりません、そんなのはだれにもわからない。だって作者である僕自身よくわかっていないから。

 不定期更新ですが次回もお楽しみに。

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